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家のトラブル、セカンドオピニオン経験を通して感じること①

いつのまにか
新築した家にトラブルを抱えている方のために
第三者として相談を聞くようになった私.

インスペクションの仕事を始めた際には
トラブル相談は望んでいたことではない.
できれば避けようと正直思っていた.
余計なトラブルごとに誰だってかかわりたくない.


私の性分なのだろう・・・


問い合わせされれば、話をきちんと聞かずに
断ってはと感じ、伺って概要を聞くようにしていた.


話を聞いていると
自らの経験やキャリアから伝えられることを
自然に話せることが多く、かつ、
ご相談者が耳を傾けてくれる機会が多かった.



第三者として調査やアドバイスの出来る内容を
約束し、調査し、その結果を伝えるなかで
ときには余計に落胆させることもあった.
ある程度の悩み払拭できた方も居た.
第三者は分かり得る事実を伝える役目だからだ.
結果は必ず住む人の気持ちに添えるものとは限らない.



第三者として物言う場合、私はオブラートに包まない.
これが中立公平として、事実を報告するのが仕事だ.
ご相談者が傷つくと思っての事実隠しはしない.
言い方や表現については、悩みながら言葉は選んでまとめる.
事実のいきさつを分析し、どう表現するのかも
私の経験上、ご相談者に対する誠意だからだ.


私が建築畑に入門(就職)したのが23歳.
申し訳ないが建築の「け」の字も知らず.
10年位経って高尚な理由もなく、
事情と生きるために自営になり、
全て自分の責任のもとで生き抜いてきた経験と
授かった数多くの経験は、
異端の道を歩んでいることを自覚していると共に、
文字に起こすに難しい経験の数々だった.
それが、お悩みを抱える方にとって
参考になるようだった.


課題の難しさとは無関係に
自分がここに居るという
励みだった.


2023年初のことだった.
・昨年より引き続いて相談いただいている方
・年初にご相談いただいた方
打合せしているなかで、今まで味わったことがない
ご反応をご相談者がされた.
新たな気づきがあった.

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