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【雪と家】 あれこれ

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雪と生活するうえで覚えておきたい家の基本情報です
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【住育つぶやき56】 家の床・壁は、なぜ傾くの?

床、歩いたけど…何か「かたむいて」ない?その要因はなんでしょう? ●どんな影響から、床や壁は傾くでしょう? 実際に様々な知見や理論を踏まえ、インスペクションした経験から、その影響を洗い出します! まずは自然災害の影響、 ☑ 強い地震を経験したとき ☑ 地盤が緩んだとき ☑ 豪雪で想定以上に重みがかかったとき などが挙げられます。 次に… ☑ 雨漏りや漏水で傷んだとき ☑ シロアリで傷んだとき ☑ 床下の湿気で傷んだとき ☑ 壁内結露で傷んだとき ☑ メンテナンス不足で

【 リフォーム前に! 】屋根や外壁をはがさず新しくする「カバー工法」…知っておくと検討しやすい2つの大切なこと。

屋根や外壁を「メンテナンスするより、新しい屋根や外壁にリフォームしたい!」とお考えになる方もいらっしゃると思います。 リフォーム方法は一つではなく ①屋根や外壁をはがして、張り替える ②屋根や外壁をはがさず、上から重ねて張る のように、まずこの2つの方向のどちらで検討するかを考えることになるでしょう。 ②のほうは、いわゆる「カバー工法」とよく呼ばれます。ではこのカバー工法のやり方について一般の方にも知ってほしいポイントをいくつかご紹介させていただきます。 まず押さえたい

住育つぶやき24 氷柱(つらら)はなぜできる?

家の屋根、軒先になぜ「氷柱=つらら」か出来るのでしょうか?  ① 屋根に積もった雪が ② 日光や気温でとけて ③ 軒先から垂れ落ちる前に凍るから ですね。北国は特に、朝晩は水が凍る気温になる日が多く、日中氷点下の日もあります.気温がランダムに高くなったり低くなったりを毎日繰り返しているからできちゃいますね…。 ●なるべく…つららの下で遊ばない 気温や天気の影響で…つららは突然落ちたりします。気が付かずに夢中で遊んでいたら落ちてきて頭に当たり怪我するかもしれないので、軒

【雪と家】 外壁が傷みやすなる環境

雪が積もる地域では 家の維持管理で覚えておいたほうがよい 事があります 積雪や落雪などが 外壁に触れた状態が続くと 触れている辺りの外壁が 傷みやすくなります。 一年で変化する訳ではありませんが 毎年この状況が続いた場合、 だんだんと変色や汚れが 目立つようになります。 ヒビや剥がれに繋がる事もあります。 雪がとけたり凍ったりを日々繰り返し ながら春を迎えるなかで 雪に接する外壁が濡れたり凍ったり 直接影響を受け続け、 ダメージを受けるからです。 敷地の境界に設置する

【雪と家】屋根に出来る雪庇

●雪庇は自然現象 雪庇とは「せっぴ」と読み、 ①降雪が続くことで ②屋根の軒先や端に ③雪がはみだして ④ひさしのように出来る 現象の事です. 冬になり、まとまった雪が降る 地域で見られます. あまり降らない、めったに降らない 地域では見られません. 雪か多ければ多いほど比例して、 雪庇も大きくなる傾向があります. ●雪庇が出来やすい屋根の特徴 降った雪がすぐ滑り落ちてしまうような 急角度の屋根ではほとんど見られません. 屋根から雪が落ちずにたまっていく場合 におい

【雪道運転】ヒヤリハットして学んだこと

ここでは ・雪道を運転してきたなかで体験したヒヤリハットなこと ・雪道慣れしている方々が多く実践されていること の一部を挙げてみました. たまにしか雪が降らない地域皆様の運転が 少しでも安全でありますように. 濡れ雪でも、滑るものは滑る 路面凍結していれば当然、車は滑りやすくなります. 濡れ雪が積もった道でも、滑ります. 凍結していなくてもです. 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなどは控えましょう. 滑ったら無理にアクセルは踏まない 発進時、 アクセルを踏んでタイヤが

【雪と家】屋根の雪下ろし

屋根の雪下ろしをする際、 危険回避の鉄則があります. 人間が屋根の上で雪をおろしますから どうなると滑りやすくなるか、 どんなタイミングで雪下ろしすればよいか などを知っておきましょう. 積雪地では多いトタン屋根の場合でご紹介します. 角度の緩い屋根に限りましょう 角度の急な屋根をプロでない人が雪下ろしするのは そもそも止めましょう! 雪の下層は氷やシャーベット状が多い 積もった雪は、 ・晴れの日があった ・気温が高い日があった ・朝晩は冷え込む日があった ・暖房して

【暖房と家】便利だからこそ、気にして使いたい石油暖房機と結露のお話

冬は住むうえで必須の暖房. 温暖地ではエアコンで暖房をまかなえるのが一般的ですが 寒冷地では暖房性能を高めた高機能エアコンであっても 建物自体の断熱性・間取り・暖房計画をじゅうぶん 練らない限り、エアコンだけで暖房をまかなうのは 厳しいのが現実です. 寒冷地で暖房と言えば手法は多様ですが その中で気軽に使え、灯油を燃料にするストーブは ・置き位置を固定して使うタイプ ・どこでも持ち運んで使えるタイプ の二つに分かれます. 今回話題にするのは どこでも持ち運んで使える灯油

【屋根雪トラブルまず把握!】雪止め金具を付けてはいけないところ

雪止め金具は、 屋根の上の雪が落ちないようにするため つける金具です. 後付けも可能です. 付ける家とはどういう環境の方でしょうか? 隣地や隣家へ落ちてしまう 玄関など敷地内歩行範囲に落ちてしまう ですね. 生活するために支障がある場合に付けることが 圧倒的に多いです. 付ける位置や個数のめやすは 一般の方が判断するのは奨められず、 屋根を扱う工事業者(板金業者)に 相談し決定するのが望まれます. 専門的に、この金具を付けてはいけないところがあります. それは

住育つぶやき11 住む家をえらぶとき

ほしいなあという家が見つかったとき、できれば何回か違う場面で見に行く余裕があればなあ… ほしい家を探した結果、この物件いいかもと 思ったとき。時間に余裕があれば 4回は見たいなあ。 晴れの日、雨の日、日中、夜間 屋根からの雨垂れ状況、 日当たりの状況、夜の状況など、場面によって いろいろ気付くことが違うかもしれません。 家ばかりに目が向いてしまうことを 避ける効果があります。 不動産会社さんへの返事はのんびり してられませんが、 どうしても無理な場面で判断する場合は、

住育つぶやき12 生活に使うもくざい ほかん方法

日常生活で使う木材(窓の雪囲いや植木の冬囲いなど)をふだんどうやって保管していますか? 庭木を冬囲いしたり、窓の雪囲いなどに使う木材の置き場所の話しです。車庫や物置に雑多に放置しているとか、あるいは家の周りにただ置いてシート等で覆っているなど、ご家庭によって様々かと思います。 面倒だからと、地面や床に無造作に直に置いて放置は、できるだけ控えるようにしましょう😊 そして、濡れないように保管しましょう❗ 濡れた木材はアリが好みます。 木材を地面に放置していた方で、家の浴室直下

住育つぶやき17 てんまど

家の外壁には「窓」が付いています。屋根にも窓がついている家があります。屋根の窓を「天窓(てんまど)」とか「トップライト」と言っています。 天窓のメリットは? 屋根にガラス窓が付きますので、室内の明るさがアップします。また、室内の天井も屋根の勾配に合わせた斜めの天井にでき、空間に面白みと変化が生まれます。また、開閉できる天窓にした場合は室内の快適な通風効果も見込めます。 私が経験した限りでは、家を建てる多くの方があこがれを抱いておられましたよ。 天窓のデメリットは? あ

住育つぶやき19 ストーブが故障したとき…

ストーブにエラー表示が出て、使えない時…。 困りますよね。そんな時、 業者さんに電話する際にあらかじめ、 ストーブ情報を伝えられれば ●業者さんも身動きがしやすい ●復旧修理や対応がより早くなる ので、参考にしてくださいね。 FFストーブとは? ストーブ背面に配管があり、かつ、配管が外壁を貫通していて「移動できない」ストーブのことです。 電話する際に伝えられる情報をメモしましょう ① ストーブのメーカー名  ストーブ正面を見ればありますね! ② 製造年と製造番号  

【無落雪の屋根】トタンハガレを放置したら下地はどうなったか?

屋根のトタンが経年ではがれる…寒冷地でもそう多くはないが、稀なことでもない。 無落雪屋根は、冬季に雪が乗りっぱなしの屋根。 トタンは雪に触れている頻度が長いほど…経年劣化も早く感じる。経験上からだ。 無落雪屋根の外周はパラペットと言い、屋根より少し立ち上がっている。その側面トタンがはがれた事例だ。 Aの部分(屋根側面)のトタンが浮いているのが分かる…経年劣化で釘も浮いてくる。 釘浮き現象は、インスペクションしていてしばしば見られる経年劣化だ。釘やビスで補強メンテナンス