自己紹介④【地球からのヒーリング編】


前回から続き


2011年当時、僕は大学に通いながら空いた時間に警備員のアルバイトをしていました。

警備員といっても施設や人の警備ではなく
道路や電線の工事で道路を塞がなくてはならない場合に
事故が起こらないようにするため、赤い誘導灯を持って車両を誘導する
交通誘導の警備です。

東日本大震災からちょうど1か月後の2011年4月11日

講義が無い日は警備のアルバイトをするのが通例だったため
その日も交通警備のために道路で誘導灯を振っていました。

その日の作業終了予定は18時。

車通りがほとんど無い道路だったため、抗うつ剤の離人感も相まって
ひたすらボーッとしながら作業の終わりを待っていました。

、、、

作業の終わりも近づいた17時ごろでしょうか
ある異変が訪れました。

突如、体が動かなくなったのです。

それと同時に
とてつもなく熱いエネルギーが足元から体の中に入ってきて
徐々に体の中をジリジリと上がってくるのを感じました。

それは
とてつもなく長い時間だったような気もしますし
もしくは一瞬だったような気もします。

目の前の全ての時間が止まり
自分だけが世界から切り離され、
世界の全てが僕とその熱いエネルギーだけになったような感覚でした。

ジリジリ
ジリジリ

その太陽のようなエネルギーは
ジリジリと足、腰、背中、首をつたって徐々に体の上の方へ登ってきました。

そのエネルギーがとうとう頭のてっぺんに到着した時

ゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴッ

ゴゴゴゴゴッ!

突如地面が大きく揺れ出しました。

地震です。

脇に止まっていた工事車両や電柱がグワングワンと揺れ動くさなか
僕はやっと体の自由を取り戻しました。

そして程なくして自分にある変化が起きた事に気づきました。

これまでのゲーム画面越しに見ていた世界が消え
世界の全てにリアリティが感じられます。

全てのものに色が戻り

電線から植木、車に至るまで
目に映る世界の全てが呼吸をしているようです。

それと同時に僕に様々な命令を下していた「なにか」が消えている事に気づきました。

「全ての行動を偶数に揃えろ」

という強迫観念がさっぱりと消えてしまっていたのです。

それから交通警備の仕事が終わり
家に帰るまで

今までであれば偶数回に揃えなければならなかったシチュエーションに出会っても
強迫観念が一切湧いてくる事はありませんでした。

見慣れた景色であるはずなのに

リアリティがある世界
強迫観念がない世界

まるで、違う世界を見ているような気分でした。

それからというもの
自分の中と外で沢山の変化が起こるようになっていきました。

まず、出会う人の質が変わりました。
大学内でも心の通じる友達ができ、大学生活を楽しめるようになっていきました。

偶数になるように食べ物や飲み物を買わなくて良くなったため
体重が半年ほどで30キロほど減りました。

そして、それまではスピリチュアルな事を内心少し馬鹿にしていたのですが
自分を癒してくれたきっかけが「エネルギー」という言葉以外に説明できなかったので
目に見えない力を信じるようになりました。

その説明ができないエネルギーのお陰で
それまで自分の生活の中心にあった強迫観念と離人感は綺麗に消えて無くなり
戻ってくる事はありませんでした。

・・・

これが僕の探求の始まりのきっかけとなった出来事です。

それでも悩みやコンプレックスはまだまだあったので、
この経験と自分を癒してくれた目に見えないパワーを足がかりに
自分の心をもっと軽くするための
目に見えない世界についての勉強が始まることになります。

、、、

ひとまずの自己紹介はここまでとなります。

ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。

また、気が向いた時に記事をお読み頂ければ幸いです。

シャーマン司

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