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熊野本宮大社~大斎原

熊野本宮大社参拝後は産田社へ向かう。本宮大社から5-10分弱位の距離で案内もあるため迷うことなくたどり着いた。


ここの神様は伊邪那美大神の荒魂を祀る神社で子授け、安産にご利益があるとのことでここでは妹の初産が母子ともに健康で無事に済みますようにとお願いし後にする。

次は大斎原の大鳥居。

産田社から振り向くとすぐに目につく巨大な鳥居。遠方から見てもとてつもないなと思っていたが近づくにつれて鳥居全体を見渡すのに体をどんどん仰け反って行かねばならないくらいに大きな鳥居だった。2000年に建てられ高さ約34m、幅42mで日本一の高さを誇るらしい。

大鳥居を潜るとそこは大斎原。


熊野本宮大社旧社地で神が舞い降りたといわれる場所と言われている。もともと本宮大社はここにあったが明治22年の水害で社殿の多くが流出。水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座したそうな。ちなみにここも撮影禁止となっている。杉林を更に奥へ進むと右手の大きな広場が見えてきた。広場中央右手に石祠が二基ありそれぞれ右側の祠が摂末社、左側が大洪水で流出した熊野権現8柱。ここでも旅の安全祈願など行い後にする。帰りの道中、川の中州に建てられた神社だからそもそもよく流されずに紀元前33年から明治22年まで在ったもんだと感心しながら元来た道を戻る。

そろそろ昼食の時間であもありせっかくだからご当地物を食せねばと思い通りを歩くと「めはり寿司」の旗が目に留まりその店に入った。

めはり寿司とは和歌山県の郷土料理で浅漬けの高菜の葉で酢飯をで巻いて食べるものらしい。このお店にはめはり寿司のほか「熊野古道うどん」に「さんま寿司」がありどれにするか悩んだが、結局全部頼んで食べることにした。

めはり寿司は高菜の香りと寿司酢の酸味が特徴的で見た目の味を裏切ることはなく美味しく頂けた。熊野古道うどんは一般的なうどんで精進料理的なものを期待していたがこれは少し残念ではあった。そもそも熊野古道うどんのコンセプトがそうとは限らないので自分の一人よがりであるが。さんま寿司は脂が乗っていてとても美味しかったのだがさすがに3食頼むと満腹になり少し苦しい思いをしながら完食した。

昼食を摂った後は「世界遺産 熊野本宮館」で展示を見て回り13:00前に次のへ移動するため荷物の積込をしようとしたら突然土砂降りの大雨が。一時的に熊野本宮館の建屋に雨宿りしそこで雨具装備など身支度を整えつつ荷物をまとめ、13:20頃、雨も止みそうにない為土砂降りの中高野山金剛峰寺へ向け出発した。なんだか伊勢神宮出る時と同じパターンだが雨の降りだしが走行中でなくてよかったと思い直り国道を北西へ向けひた走る。

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