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勝率8割のエース

5段環境も煮詰まってきました。

自己紹介としてはフラッグシップで2/3でベスト8、チャンピオンシップ一次予選優勝など
所謂中堅プレイヤーです。

各対面解説の記事はこちらです。
紫ルフィやサカズキにも勝てるのでぜひご購読ください!
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早速なのですが今の環境って不安定要素が大きすぎるという話がしたいです。

今の環境トップは紫ルフィで同意が得られるかと思います。
それを狩る筆頭としてゾロ、赤緑ロー、ペロペティが挙げられると思います。
その背後にエネルがおり、紫ルフィをメタったデッキを駆逐しています。
サカズキについては諸説がありますので有利不利の話ではないと思っています。
ただ、立ち位置は良いという考えです。

これを踏まえて、最も勝率の上がるデッキ選択とはと考えたときに、私は手が止まりました。

ただ明確だったのは、紫ルフィ、ゾロ、エネルは使用しないということでした。
捲れない不利の付くデッキは握らないのがモットーだったので視野に入りませんでした。

したがってまずは現状把握をしました。

ゾロ


未だ最前線なのがすごい

かつて握っていたデッキです。
ひげ型からサーチ16枚体制まで様々試しました。言えることは、マルコが引けないと詰むことでした。
また、手札の事故やサーチのミスが目立ちました。加えて、今の環境では除去デッキが増えてきている印象です。
特にサカズキに関してはマルコですら場から消えてしまうので、ゾロの効果の発揮できる環境ではなくなりつつあると思いました。
つまり現状不利対面が捲れず、かなりマッチアップに依存していると思いました。

紫ルフィ

個人的にはパワーゴリ押しは好きではない

原作通り問題児、噂のルーキーです。
うるぺー採用か否か、マゼラン採用か否かなどまだ正解まで辿り着けないデッキですが、
それでも大型連打を凌げないデッキを問答無用で倒せることが最大の魅力と言えます。
ただ大型を積まなければいけないが、2000カウンターも無いと6000連打で負けるのでカウンターレスを減らしたいと言うある種矛盾だと思っています。
マゼランがない構築が出てきたのも、この理由の延長線上でした。
手札のカウンターレスは出してこそ真価を発揮します。場に出たときのパフォーマンスが手札で嵩張るリスクを超えなければなりません。だから採用理由で「場に出れば強いから」は回答になっていません。
紫ルフィでのカウンターレスのカードを
カイドウ、キッド、バウリー、マゼラン等で
12枚は含まれているとわかります。
紫ルフィのドローの数は初期の5枚、その後の7ターン、ライフの5枚で変わるとすればクイーンで2〜4枚ほど引くので 20枚前後と分かります。サーチもなくほぼ毎試合変わりません。
したがって1ゲームに引くカウンターレスのカードは3〜5枚です。
カウンターレスのカードは基本1ターンに1枚までしか出せないので、消化にもこのターンが必要なわけです。
しかし最初の1ターンはパスですし、先攻であれば2ターン目もカウンターレスは出せません。したがってカウンターレスを3枚出すので精一杯でこれ以上は基本出せないです。
そのときに嵩張るカウンターレスをクイーンで捨てる分けですが、紫ルフィにはドンを付与して攻撃するターンもありこの理想ほどカウンターレスを消化できません。
つまり未だにこの問題は解決しきれてないと思う分けです。実際紫ルフィに勝つ時の手札はカウンターレスの嵩張りが目立ちます。
話が逸れましたが、つまり防御が少々脆いと言うことが私の主張です。

エネル


ロングゲームすぎて公式のミスだと思ってる

ロングゲームの天才、エネルです。
これまでもライフが増える系の効果はありましたが、エネルが他と比較して異様なまでに採用されているのは決定的な理由があります。

発動が「相手のターン中」な点、これに尽きます。
かつての黒黄リンリン、青黄クイーンは自分のターン中の発動だったので、ライフに割けるコストと攻撃に割けるコストの分割が求められ、更には相手の攻撃次第でライフを増やせないターンが往々にしてあったわけです。
一方エネルは違います。勝つためにライフを削るのにライフが削られれば発動するので、ライフが1なら3発の攻撃が「必ず」求められる点に強さがあります。
3発の攻撃にあたり戦線維持が必要であり、対面プレイヤーは攻撃、防御の両方にコストを割かなければいけないのです。
ただし私の予想ではエネルはエリア大会以降、即ち上級者を対象とした試合では大幅に数を減らすと考えています。

理由は単純です。
ロングゲームすぎてエクストラターンで敗北するのが目に見えているからです。
エネルの性質上、時間がかかり、かつライフが1から2を停滞します。エリア大会で長考が必至の中でエクストラターンで相手よりライフを多くできる確証がありません。
要するに不向きなのです、エリア大会に。
運営に恵まれずエネルはエリア大会を境に消息を断つのではないでしょうか。

とか言いながら前回のエリア大会決勝にクイーンがいたのも事実です。まったく難しいものです。

サカズキ


ちゃんとエースに有利なのが原作再現

※下記で追記しております。現在の環境1位だと思います。

環境2位とも考えられるダークホースです。
構築次第でほぼ全てのデッキに対応できます。
アグロ系統には命がもっだいない!を、
その他のデッキには持ち前の除去性能を用い、
マンシェリーレベッカ採用型、4ドローカイドウ採用型、主流の犬噛紅蓮型など多種多様な構築にでき、応用力も高いと思います。

環境1位とまでならないのはおそらく
カタクリに基本的に勝てない点、紫ルフィと五分で露骨にメタを張らなければ安定しないが、紫ルフィとアグロ系統を両方対応させることが困難である点だと思います。

少しサカズキが曖昧なのは自身がサカズキを握っていないからです。戦った所感をもとに検討しています。ただし握っていないのは決して弱いからではなく、もっと握りたいと感じたデッキがあったからです。

追記です。
全体的にコストの下がったサカズキが環境に台頭するようになりました。11月〜
かつての課題であったウタのような5000ラインの並ぶデッキやアグロに対し、かつてミホークなど高コストのバウンスキャラが不用でしたが、ヒナの採用やコビーの採用により低コストを手軽に取れ、大型キャラもコストを下げて対応できるようになりました。
以前のリーダー効果でのドローに依存していた形から、組み合わせでどうにでもなる形への変化により、応用力が高くなったことで、すべてのデッキにある程度5分以上を取るという非常に理に適ったもので、かつての有利対面では確実にとるというデッキではなくなったのです。
したがって相手はレベッカなど大量のブロッカーと後半の大型への対応が求められ、紫ルフィで押せ押せ、なんて時代が幕を閉じかけています。

以上を踏まえてデッキ選択の説明をします。
ちなみに赤緑ローと迷いました。ただ赤緑ローの練度と事故の怖さに日和り断念しました。

エースです。

パラレルからの救世主の絵柄


ゾロの下位互換などと言われたりしますが当人はゾロにあまり負けません。

私のコミュニティが弱いだけだというゾロ使いの方がいましたら反省します。ごめんなさい。
ただ前述の通り、今の環境でさほどキャラも並ばないのであれば、ゾロの効果を最大限発揮できる環境はひとまず「今」ではないのではないでしょうか?

以下エース対ゾロを50戦以上した感想です。

ストライカーでのロングゲームにすれば大抵リソース勝負で勝てる。
アグロ特化であればニューゲートを不意に出すと盤面で圧倒的に優位に立てる。
ライフが0であれラディカルビームと十字架でディアブルジャンプも凌げる。
マルコいじめが思うほどゾロはできない。
バギー、イゾウを出して放置でエースをプレイしたときに処理班になる。マルコにKOされてもこちら目線は攻撃手ではなく痛くはない
こちらの方が白ひげ海賊団、イゾウの枚数が多く、5マルコを安定して出せるのでかなり安定した手札になる。
イベントをカウンターに変えられるのでゾロのようにカウンターレスでの事故はない。

こう考えるとエースがゾロに勝てるのも納得ではないでしょうか。

ゾロに有利なだけだと思われるかもしれません。ではゾロはエネルに勝てますか?無理ですよね?というのも自身は元々ゾロを握っていましたがエネルに駆逐されました。しかしエースは勝ち目があります。それだけでも現状の大きな利点です。紫ルフィにも割と有利というほどではなく、お互い練度がそこそこあれば微有利という所感です。

となると今優先してゾロを使う理由がわからなくなってきました。私のエースはそこから始まりました。

以下ではデッキの紹介に移ります。

デッキ

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