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保育現場の変化の源となる愛とパワーのリーダーたち|所沢の保育士さん向け対話講座から

ファシリ養成講座出身で保育士のあきおさんが、地元所沢の保育園に「対話の文化を根付かせたい!」「保育園に、保育に、自分自身に、希望を感じてほしい!!」という熱い想いで、保育士さんたち向けの対話講座を企画してくれた。「ぜひきてほしい!」と自ら他園に出向き、一人ひとり丁寧に伝えていったあきおさん。

当日は、夏休みの平日。
忙しい合間をぬって、いろいろな園の園長先生をはじめ、各園のキーマン的なベテラン先生やミドルリーダーの先生たちが続々と集合。男性率の高さもまた、あきおさんが源ならでは。集まった最初から、すでに愛とパワーが溢れていた参加者の皆さんへ、この場を開いた願いを、あきおさんが魂込めて伝えていく。そんなスタート。

対人支援のプロフェショナルである皆さん向けに、少し難しい説明もあったけど、長い時間、集中力が途切れず、人間の本質とは何かを探究しようとする姿勢に胸が熱くなる。自分や他者、命への尊重と関心の深さ、意識を向け続けるエネルギーのパワフルさが、看護師長さん達の学びの場ととても似ている。どちらも、預かった命を大切に守り、育むことへ強いコミットがあるあり方が本当に素晴らしい。

だからこそ起こることは、他者への尊重や配慮を大切にするあまり、自分のパワーを抑えてしまうこと。パワフルな自己表現ができず、グッとのみ込んで、諦めてしまうこと。自分の願いは大切にしたい、でも、相手を傷つけたくないし、相手の大変さも手にとるようにわかる。そんな風に、相手への遠慮や配慮が、結果的に自分の命も相手の命も大切にされない関係性を招いてしまう。

その境界線を越えようと、勇気を持って自分から一歩踏み出す

相手が変わってくれて、相手が満たしてくれるのを待つのではない。かと言って、意図なく言いたいことを言ったり、自分のニーズを満たしてほしいと迫るのではなく、自分も相手も全ての命が満たされるように、自分が「変化の源」となって願いを体現していくあり方

自分の命も相手の命も大切にするPower withな関係性を体験するデモンストレーションに出てくださった園長先生。自分らしさを出せない相手に対して、いつもの関わりではなく、本物さから表現し、つながりを築いていく。園長先生が本来もっていた大きな愛が、自然な形でまっすぐと場に表現され、パワーをぐんぐん取り戻していく。

前のめりで興味深く見守っていた先生達。
若手の男性の先生は、目をキラキラ輝かせながら話してくれた。

「こういうことはよく日常で起こっている。子ども同士の仲裁には入れるけど、職場の大人同士は難しい。でも、大人たちでも、園長先生とでも、こんなに本物の会話ができるんだ!ということが見れてよかった!!」

揺るがない強い想いで、場を開いたあきおさんは力強くこう言ってくれた。

「自分の大切な仲間と一緒に場を共有し、私もパワーを出して自分ができることをしっかりやっていくんだ!という思いがわきあがっています!ここから所沢の保育が変容し、そこにある命が大切にされ、子どもも大人も保育園に関わる全ての存在の命がますます輝いていく様子を一緒に見ていけたら、とても嬉しいです。」

リーダーとは、役職や役割ではない。その場で最も強い想いを持ち、自分を含む全ての命や世界に「願い」が満たされることを信じ、諦めずに体現し続けるとき、その人のあり方がその場をリードする。

リーダーとは、たとえ周りが真っ暗闇であっても、自分が最初の光となり「変化の源」であり続けるあり方。この場に集まった「保育現場の変化の源となる愛とパワーのリーダーたち」。ここから始まる未来は希望しかない。

最初は静かに様子を伺っていた園長先生の本物さが湧き出た美しさよ!最高!!😭
あきおさんとサンドイッチハグ! 自分の園の園長先生の本物さを信じ続けたあきおさんも最高!









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