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【小説/コツ】今月は既に十七万字を超えている筈だけど

 いや、小説に限ってこの数字ですが……

※挿絵はDALL·Eを用いています。


まぁ、書いている訳だが

 なんかこう、noteのオススメ記事見ると、「○万字書いた」的な記事をやったら見かけるので。

 いやまぁ以前、文字沢山書くのも大切だよとは思ったけれど、なんかこう、それを人に誇ってどうなのかしら。
 って辺りがあるからなぁ。

 僕の場合は、逐一エクセルに記録しているけれど、管理上の問題から公開日で記録してるから、多少前後するのはご勘弁ください。

 それでもまぁ、去年十一月以降は十五万字超えるペースで書いているので、入院中ということも加味してこんだけ行くのかなと。

 まぁ、数量を誇ると、内容が悪いというようなことを言われるのが世の常なのでなんとも言えないが。


クソぼやき

 今、猛烈に鬱モードになっていて、どーせ自分が人と同じネタ書いたところで、いいねは伸びないだろうし、誰も読まねぇんだろうなぁ。みたいなのがあって心が死んでいる。

 いやぁ、なんで人が○万字書いて褒められてるのに、年間百三十五万字書いて誰も褒めねぇんだって拗ねてるだけなので、無視してください。


それでどうやって書くんだよ?

 月十五万字超えるにはどうすりゃいいんだって、そりゃぁ四六時中書けよと言うだけなのだが、それはあまりにも不親切なので、自分なりのことを思い出して書く。

クラウドサービスを使え、ATOKを入れろ

 寸暇を惜しんで書くなら、何処でも書けるクラウドサービスを使え。
 あとPCで書くならATOKを入れておけ。マジで執筆効率に関わる。

 ウチなんかはnote直書きだが。

 スマホでも書けるといいし、普段はPCで書いた方が早くなるだろう。

 スマホで書くペースなんて遅いが、しかしゼロではないのだ。
 そういう積み上げが大事である。

 また、スマホ用の折りたたみキーボードなんてのも売ってるので、そういうのを使って出先の暇な時間に書くのもオススメだぞ。
 と言うか、ウチなんて昼休みに会社のキーボード繋いで書いているが。

 ノートPCを持ち歩く人なら、ネットにつなげるようにしておけば、好きなタイミングで書ける。
 この辺の記事は病院で書いている。今はまだ入院中なので。

ネタを考えろ、瞬発力を上げろ

 一番時間食うのが、ネタ考えている時なので、妄想力を鍛えよう。
 寝る前にあれこれ何がぐっと来るシーンなのかな? って考えるようにする。

 同じネタを何度擦っても大丈夫だ。

 あと、いい感じの四コマ漫画とか、イラストとか見た時、その前後をどうやって描くか考える。

 もう一つ重要なのは、映像を見てそれを文章に起こすことを考える。
 映像じゃなくて、目の前で起こった事でもいい。
 何か頭の中にテキストを書いていく練習をする。

 別にその辺をメモ帳に書けとか、日記を付けろとか言わない。(と言うか、そんなのに時間食うなら、小説書けよ)
 ただただ、瞬間瞬間にこのシーンをこう書くなぁってことを考えるだけでいい。

 特にネタなんてメモしないと! って思うけど、忘れるようなネタは多分大したことはないので没ネタと思っていい。
 隙あらば妄想、隙あらばストーリーを考えるようにする。

 そうしておくと、文章の瞬発力が上がり、途中で詰まって書けない時間と言うのを削減できる。

思考時間を減らせ

 一番無駄な時間は、キーボードの前で唸っている時間なので、それを一秒でも減らすようにした方がいい。

 調べ物は効率よく出来るようにしておく。
 ささっとググる習慣を付けて、そしてゴミ記事を避ける嗅覚を身につける。
 これはまぁ小説に限らず色んな仕事の役に立つだろうな。

 あと、「○○の設定で××を意味する言葉を考えてくれ」とか「仮想の競走馬の名前を考えてくれ」と言う風に、AIに頼るのは有用だ。
 主人公の名前考えるのに三時間掛かったとか、どう考えても無意味な時間だ。
 勿論、主人公の名前がキーになっているとか言うのはあるだろうが、そう言うのって多分、ネタ考えるときに出てきているのだから、そういう伏線がない名称なら、無駄なこだわりは無意味だろう。(無駄じゃないこだわりなら、それほど時間も要さないと思うし)

虚無時間も減らせ。つーか、虚無時間こそ書け

 メンタルやべえって時は、そのメンタルの不調こそを文章にぶつけろ。
 むしろ、メンタル不調をぶつける用の小説を用意しておけ。
 俺は書くことでしか救われないんだ! って思えるようになったら勝ちだ。

結局だが小説を読め、漫画を読め、アニメを見ろ、映画を見ろ

 最後はフィーリングを鍛えるという感じだろうなぁと。
 言葉選びとかリズムとか、自分が出来ているかと言うと怪しいが、これは沢山本を読まないとなぁ。(なお、最近全然読めてない)

 ジャンルは自分が書いているジャンルじゃなくてもいい。
 と言うか、違うジャンルの方がいいまであるだろう。

 なんか作品を消費すると、「パクリになると嫌だから」とか思う人がいるが、全く同じテーマでも同じストーリーになるんだったら、それはも何というか自分の手持ちの道具が少ないってだけだ。

 イラストでも何でも、構図とか技法とかが同じと言うことはいくらでもある。
 逆に手持ちの構図が沢山あること、技法が沢山あることが、漫画やイラストを描く能力の高さまであるだろう。

 なので、「こうなったらこうする」のレパートリーを増やすために、作品は沢山吸収した方がいい。

完全無欠のオリジナル作品なんて存在しない

 相当に頭の構造が違うとか、薬やってるとかでもない限り、人間の書く話なんて、何処かしら一致するので、そんなの気にしてたら仕方がない。

 逆を言えば、「強力な一撃」の為に、ネタを節約するなんてのは、ネタを考える幅が狭くなるので止めた方がいい。
 今考えたアイデアは、全部一つの作品のために込めろ。

まさかキーボードが打てないって話はないよな?

 正しい指運びだけ覚えれば、あとは沢山打つしかないので、頑張ってキーボード覚えようね?

 そして、その辺のことは、多分、フリーソフトでいっぱいあるので、楽しそうなのを選んで練習するといいだろう。

凡作だと気付いても、途中で面白くないなと思っても最後まで書け

 完成しないならば、何万字打とうとそれはタダの文字列だ。

 途中で飽きるならば、途中で下りるポイントを作っておく。
 中途半端になろうと、伏線回収しなくてもいいから、取り敢えず話を一段落させておく。

 完成させたと言う成功体験が必要なのだ。

 だから小説は千五百字程度からで十分だ。

好きをぶつけろ

 未完の小説よりか完結したメアリースーだし、嫌々書いた一時間よりウキウキして書いた十時間の方が充実している。

 賞を取りたいとか、有名になりたいなら別だが、趣味としての小説は、それを書くことが楽しくなきゃいけないのだ。


ゆっくりしていていい

 いやまぁ、沢山書いたっつっても別に偉くないしな。
 そういうのは、自分が自分を褒めるために使うんだよ。

 なんで、人が何万字書いたなんて忘れて、自分の書いた文字数を記録しておこう。
 そうしていれば、少しずつ書ける文字数も増えていくよ。

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