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【小説】特殊メイク百合撮影③

 特殊メイクのAVの撮影に参加する女優さん達の話。

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※挿絵はDALL·Eを用いています。


 次はベルゼブブで撮影しようという事になる。

 いつも次は何をやるかを考えるのが楽しい。
 そして、それはメンバーのみんなと色々と話合って決める事もあるし、突然浮かんだインスピレーションで「これがやりたい!」となる事もある。

 どっちが良かったのか? はあまりはっきりと決められない。
 どっちにしても楽しいし、売上面で言えばどっちもどっちだ。
 そしてそう言う事にあまり捕らわれていても良い結果にはならない。
 こっちはメガテックでも大手メーカーでも何でもない。売れるものを如何にして作るかなんて小賢しいことをしても底は知れる。
 こんな家内制手工業みたいな仕事は、自分がいいものを作ったと言う自負と、この仕事が楽しいと思わなければ続かない。否、続いたところでそんな人生は真っ平ご免だ。

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