【小説】歓楽街のドラゴン③
色々あって、ドラゴンになった女性が歓楽街で楽しく暮らす話。
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※挿絵はDALL·Eを用いています。
黒は私を碧として"おつかい"に出す事が出てきた。
一言で言えば伝言のようなことだ。
彼女自身が登場しない方が良い場面だってあるし、黒のこの街での存在感は絶大だ。
その黒の新しい眷属と言う意味で、物珍しく感じる"人"もいるのだ。
龍の姿が見えるのは、人ならざる者に限らない。
だからそれなりの立場の、それなりの才能だとか技術のある人間にはその姿を値踏みされる。
勿論、低く評価される事はないのだけど。
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