見出し画像

書けるモノ書けないモノ

 突然の話だが、僕はカメラが大好きなオタクなのだけど、最近いろいろあって、写真を撮れていない。
 まぁその話は脇に置くとして、ハマった時は……否、今でもだけど、スナップで撮影するときは単焦点一本ということが多い。
 所謂標準レンズの辺りで……と言いつつ、28mm、35mm、40mm、50mm辺りのレンズがお気に入りだ。

 で、単焦点レンズって一言で言えばズームが出来ないレンズだ。
 というか、単焦点ってズームの真逆の存在だしな。
 だから、単焦点一本って時は、撮れないもんは撮れないもんだと諦める必要がある。
 否、諦めるというか眼中に入らない。

 Rollei35Sをアホほど使ってた時期があるのだけど、40mmF2.8のレンズで、そしてISO100とか200とかのフィルムで撮影すれば、暗いところは絶対に撮影できないし、目視で距離が決まらないものは撮影できないし、無駄に広いもの、無駄に遠いものは絶対に撮影が出来ない。

 その中で、自分の構図を見つけて撮影するのだ。
 これがまぁ面白いのなんの。
 今やフィルムも現像代も考えると貴族の趣味だけど、単焦点の高級コンデジの中古品とかどうでしょうかね? (といいつつ、近年この辺のいい感じのコンデジがむっちゃ値上がりしててもうだめだー! ってなってる)

 今、一番アリなのは中古か投げ売りのエントリー機種のミラーレスに、怪しい中国メーカーのマニュアル単焦点じゃないかとか思ってる。(適当な意見でごめん)

 で、こうやって延々カメラの話をしてきた訳だけど、僕が言いたいのは「撮れねぇもんに構うな!」ってことで、これは創作についてもそうなんだよなと。

 ウィットな言い回しでガンガン話回していくような話とか、美しい言語表現で紡いでいくとか、濃厚な群像劇とか、人を感動させるような綿密なプロットとか、あっと驚く伏線とか。

 僕には無理なんだ……無理なんで、無理なもんは無理して書かないことにしてます。
 そんだけです。

 いや、挑戦しなかったらいつまでも出来ねぇぞってのはそうだけど、魂的に無理なんだと悟る時が来るんだよ……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?