へー、なるほどねって思った出来事

ベランダの黄色いバラがまた３つ蕾をつけています。綺麗な黄色。明日明後日には開花するでしょうね。以前のようにあれこれ植えていないので、薔薇たちが咲いてくれるとベランダがとても華やぎます。

今日エレベータに一人で乗っていたら、後から若い男の子が乗り込んできました。高校生くらいかな。それで、操作板の前あたりにいた私に「４階で」と言ってきて、ちょっとびっくりしたけど「あ、４階ね」といって「４」を押しました。

「何階ですか？」とこちらから聞くのがマナーだと思う人もいるかもしれませんが、私は自分からは特に聞くことはないです。相手が荷物を持っているとかの状況であれば聞きますけどね。逆に私も後から乗り込んだときに自分で手が届くなら自分で行き先ボタンを押しますから、自分で手が届くのに押さずに唐突に「押して」という行為を求めたりしません。

だからちょっとびっくりしたんだけど、私が降りる階に着いてドアが開いたら、目の前にドンっとおじいさんが立っていました。降りる人優先の空気がそのおじいさんにはなくてそれもまたちょっとびっくりしたんだけど、おじいさんは杖をついていました。

私はエレベータから降りながら、そっと振り向きました。するとその男の子がさっと操作板の前に移動し「何階ですか？」とすかさずおじいさんに尋ねていたんです。

へー、なるほど。

私に対しては、「すみません、４階をお願いします」とかではなく「４階で」と言った彼だけど、おじいさんには見事な対応をしていて素敵だなって思った瞬間でした。

さて、今日は忙しかったのでとっても眠いです。在宅のほうの仕事も終わったので早めに就寝します。

おやすみなさい。

いい夢見てね。

あ、いい夢といえば、思い出した。数日前に以前の家の近くの友人から電話があって離婚の話を聞かれたので初めて離婚について話しました。元夫とも繋がりのある友人なので「もうやり直せないの？」って聞かれました。「きっと彼は後悔していて反省していて、もしまた一緒になったら彼はあなたにすごく優しくなるよ」って言うんです。でも私は即座に「ううん、人間は変わらないよ」って答えました。

さらに「彼が変わったとしてもしばらくだけ。すぐに元に戻る。人は変われない。でも彼は彼のままでいいと思う。その彼と合う人が見つかればいいだけ。私も私が幸せだと思える相手と一緒になればいいだけ。ただそれだけだよ」って言いました。とても残念そうにしてくれていましたが、もう戻ることはありません。

でもその夜は元夫の夢を見ました。笑っていました。離婚してから彼の夢を見たのは何度かありますが、前にもnoteに書きましたが彼は「笑っていました」。良い笑顔でした。私が当時、優しそうな笑顔だと感じていたあの頃の笑顔でしたね。

では今度こそ、おやすみなさい。