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私のための、世界で私しか知らない性癖本

少し、先月のイベントで出した新刊漫画について語らせていただきますね。

超マイナーカプ同士の年齢指定本で、修正の甘さでひっかかったりで(修正したりでなんとか頒布出来ましたが)色々ありましたが、無事、イベントを終えることが出来ました!

結果は、はい!
一冊も手に取ってもらえませんでした!
見向きもされなかったです!

魂込めても、時間かけても、私の新刊は誰にも読まなかったし、見向きもされなかったし、手にも取ってもらえなかったです。

でも、この新刊を読み直す度私は幸せな気持ちになるのです。
もちろん、もう少し背景を描きこめばよかったとか、骨折しているようにしか見えないデッサンなんとかしたいとか、読み返してみても「お話の展開に無理があったかもしれない」とか、線が薄すぎてところどころ飛んでしまった部分もあったので、次はもう少し強く描こうとか、反省点はめちゃあります。
それでも、私が大好きなカプの年齢指定本を、心置きなく描くことが出来て本にして頒布出来た。これがすごく嬉しかったです。
何カ月も前に自分と約束した「どんなに自信がなくても描き上げて、印刷所に頼んで、本にして即売会で頒布する!」という願いを果たすことが出来たからです。
それに、デッサンは狂っているかもしれないけれど、描きたくてたまらないで描いた描写は、私のお気に入りです。読み返しては「巧く書けた!たまらん!」って自画自賛いておりますw

前に自分で書いた記事でも述べた基準だと、私の新刊は「売れない」部類なのでしょう。自分でもわかります。
私のツボにはまるものを描いた全ページ私の性癖の塊!ですから、売れなくても悲しくはないです。困ったことと言えば、在庫くらいですかね。

でもまぁ、今は、私の作品が売れるとか売れないとか、そういうのはささっ、ひとまず脇に置いて……。

最高すぎるんですけど!嬉しいんですけど!控えめに言って性癖です!私の描いた作品だから当たり前ですね!!好きです!!!


売れるであろう話を書いて沢山売れても、今のこの気持ちには勝てない!!
だって、これは私が好きな話をふんだんに盛り込んだ、一冊も買ってもらえなかったのならなおさら、この本は私のために生まれたんだ!私のためのオンリーワンなんだ!世界でこの本を持っているのは、私ただ一人だけ!!!
え、すごくないですか?!
嬉しくないですか?!
私の性癖詰め込んだ本が、私のためだけにあるんですよ!
昂奮しすぎて打った文字がバグったので、少し落ち着きますね。


マイナーでも、売れ筋じゃなくても、私の好きな作品を勇気を出して描き上げて本にして出すって、こんなに幸せなことなんですね。
本が売れなくても、自分の好きな本がこんなに面白いって感じられるって、すごく幸せで、こんな気持ちになったことないので、嬉しいです。

次回も売れないかもしれないから、私のど性癖詰め込んだ本また作って即売会に持っていきたいなぁ。
もちろん、今回私が「ここはもっと描きこんでいれば……」(あと修正完璧にして)と感じた反省点は改善しつつ。

えひぇひぇひぇ(笑)。
以上、私の自分の作品の萌え語りでした。
ご清聴いただき、ありがとうございました!


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