集客の前にすること
こんにちは。大辻彰誉です。
今回は集客の前にすること!というテーマでお話ししていきます。
集客を課題に挙げている店舗は多く、InstagramなどのSNSの運用や、ホームページに力を入れているところは多いと思います。
しかし、集客に力を入れる前に重要な事があります。
顧客満足度
それは顧客満足度を上げるということです。
現在、私はエステサロンのコンサルを担当させていただいております。
エステサロンの場合、この顧客満足度を上げることは、リピート率を上げるということにあたります。
リピート率(初回来店から2回目、3回目に繋がる)は、サロン業界全体でも課題とされています。
その中でも、私が担当しているリラクゼーションサロンの平均リピート率は30%と言われており、多くのサロンが初回来店からどう2回目に繋げるかを課題としている店舗がほとんどであることが分かります。
他のサロンとは異なり、見た目の変化でなく、感覚的な変化である為リピートの動機づけが弱いことが原因であるとされています。
「ちょっと肩が痛いな」
「よしマッサージでも行こう!」
こんな感じで予約するお客様が多く、予約の80%は当日予約というデータも出ています。
リラックスしたい時に、リラクゼーションサロンに行く。
常連の方だと、オーナーさんと話しが合うなど施術以外での目的で通われる方がいるかもしれません。
これは1つのサロンの価値ですよね!
しかし新規の方が1時間ほどの施術の間に、自分の話しをしたいほど打ち解けるというのは難しいのかもしれません。
では、どうしたら新規のお客様をリピートに繋げることができるのでしょうか?
リピートに繋げる為には?
エステサロンの中でも顧客満足度を高め、しっかりと新規のお客様をリピートに繋げている店舗もあります。
私が調べたところ、リピートにうまく繋げている店舗は以下2つの事を意識していることが分かりました。
①コミュニケーション不足にならないこと
リラックスをしてほしいから、あまり声をかけずにうまくコミュニケーションが取れていないケースはよくあるようです。
コミュニケーションはお客様の情報を引き出す為に、必要不可欠なものです。
これがないと、お客様の悩みや課題に合わせた施術やご提案をすることができずお客様の
「リラックスをしにきた」
に対してにしか提供できるサービスがありません。
このサロンに来る意味というのは、薄れてしまうかもしれませんね。
②無難な接客をしないこと
普通の接客ではなく、特別な接客を心がけている。
リラクゼーションサロンの場合、何か嫌な態度を取られた。不快な接客をされた。
ではなく、可もなく不可もない無難な接客をしているケースが多いようです。
しかしマッサージを受けるだけであれば、他の価格の安いサロンを利用したり、いくらでも他のサロンを選ぶことができます。
数あるサロンの中で「このサロンに通いたい」と思ってもらうためには、無難な接客ではなく特別な接客に変える必要があります。
特別な接客については、次回の記事でさらに深掘りして書いていこうと思います。
集客の前にしなくてはいけないこと。
それは顧客満足度を上げることです。
顧客満足度が上がれば、お客様はリピートするだけでなく、「あの店いいよ!」という口コミに繋がります。
もしかしたら沢山の経費が必要になる宣伝、広告費は、必要なくなる日が来るかもしれませんね。
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