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機能不全家族(母のこと③)

そのポルシェおじさんとは、その後何回か遊びに行ったことがある。

相性を探られてるようで嫌だったし、
私は本当のお父さんとお出かけしたかった。
口止めを何度もしてくる母も嫌だった。

子供だからと思って記憶に残らないとも思ったか!とも思う。
子供を甘く見てはいけないのだ。

小学3年生のこころ、兄の暴力が怖くて、私たちの夜ご飯後に
飲みにでかけようとする母に行かないでと懇願した私は、
カッターでわざと足をきって流血させた。
血がでたら、怪我をしたら。行かないでくれると子供ながらに思ったから。

だけど、母は『お母さんにも自由な時間をちょうだい!』と怒鳴った。
ショックだった。

大人になった今、大人だって自由が欲しいのは理解できる。。
できるけど。。ショックだった。

兄には『妹にやさしくするように』といってその夜も飲みに出てしまう。
兄は私さえ口止めすればよいのだから、暴力はやめない。

私は口止めされてるし、言えば倍返しでもっと殴られるのも理解しているので、誰にも言わない、。
これほどの地獄や絶望はないんだよ、お母さん。


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