ハイテク技術を支えているのは日本人!

世界は今、AI全盛期に突入しようとしています。

Windowsが登場した1990年代からインターネットが徐々に普及し始めた世界。
情報の伝達速度は飛躍的に向上し、インターネットを通じて様々な交流が可能になりました。

かつてのGAFAM。
Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字です。
世界を牛耳るビックテック企業です。

2024年現在、MATANAに変わりました。
Googleの親会社であるAlphabet、Tesla、NVIDIAが加わり、6つの企業体の頭文字をとって名付けられたようです。

GAFAMにしろMATANAにしろ共通するのはインターネットと半導体です。
これがなければ彼らは成長しません。

PCのOSプラットフォームの世界では、AppleとMicrosoftが世界シェアを独占しています。
スマホの世界ではAppleとGoogleが独占しています。

今回、パソコン博士TAIKIさんのお話を紹介します。
そんなOSの世界ですが、実は日本が脱落したわけではないというお話です。

そして、半導体の世界では、日本企業の素材がシェア100%という脅威の技術力を提供している。

今回は、そんな日本人のお話をご紹介します。




純国産OS「TRON」


「Windowsに勝利!」天才日本人が作った純国産OS【TRON】が世界標準規格に認定!世界中の電子機器に搭載され世界No1シェアに!【快挙】

OSはパソコンだけじゃない


WindowsはPCに限ったOSです。
しかし、OSはパソコンだけではありません。

エアコンのリモコン、洗濯機、テレビや自動車などキリがないほどの電化製品がある。
それはIOTとしてネットワークでつながる時代。
それらの機器には応答速度の速い組み込み型OSが搭載されている。

組み込み型OSは、年間100億台以上が生産されている。
その大半のOSに使用されているのが日本人が作った純国産OSのTRONです。
シェアで言うとPCやスマホは5%程度のシェアですが、OSだけで考えれば世界NO1シェアを誇るのがTRON。

PCのWindowsOSになる前、TRONが世界一になる可能性が非常に高かったと言われている。
政治的な圧力でパソコン業界から撤退せざるを得なかった。
横やりがなければパソコンOSシェアも日本が獲得し、経済的にも立場的にも大きく変わっていたかもしれない。

天才科学者の日本人


坂村健。

現在、東京大学名誉教授。
40年前は東京大学の助手だった。
あらゆる電子機器がネットワークでつながる時代がやってくると考えていた。
今現在は当たり前でも40年前にはインターネットすら無かった時代。
パソコンはマイコンが出回りだした頃で、携帯電話すら普及していなかった。
コンピューター同士がつながるとは思われていなかった。
家電にコンピューターが組み込まれるとは理解されない世界だった。

大企業の参入


しかし、大企業はプロジェクトに参加し始めた。
富士通、三菱電気、日立製作所、日本電気(NEC)、松下電器(Panasonic)などの大企業が参加。
日本の最高技術が集う巨大プロジェクトとなった。

当時、パソコンではなく家電組み込まれるOSの開発をしていた。
ついでにパソコンのOSも開発することになる。(Bトロン)

文部省がコンピューター開発教育センターを作った。
当時のマイクロソフトですらマウスという概念が存在していなかったが、Bトロンはすでにペン型のマウスで操作するという段階にあった。

TRONプロジェクト

バブル全盛期


1980年代、日本の技術はかなり進んでいた。
何を作っても高品質で世界にどんどん売れていく。
焦ったアメリカは大赤字が続いていた。

日本のパソコンが普及するとMicrosoftが日本に進出できなくなる。
世界シェアを日本に取られるかもしれない。

制裁


不公正貿易障壁、包括通商法スーパー301条にTRONを指定した。

スーパー301条

日本のハードウェアメーカーは、アメリカを敵に回したくないということでBトロンの搭載を断念していく。
これにより、PCへのBトロン開発は終焉を迎える。

本命は組み込み型OS


元々、IOT時代に備えた組み込み型OSが本命だったので、その後凄まじい勢いでシェアを伸ばしていく。

宇宙探査機のはやぶさ、その他のロケットのコントロールするシステムに使われているシステムこそTRONです。
アクションカメラ、自動車のエンジン制御、カーナビ、デジタルカメラ、テレビ、冷蔵庫など、ありとあらゆるものに搭載されている。

スマホもメインOSではないが、カメラやバッテリー、ディスプレイなどの細かなパーツの組み込み型OSとしてTRONが使われている。
世界の大半の機器にTRONが使われている。
OS-FX業界では圧倒的にNO1の力を持っている。

天才日本人は超お人好し

世界的シェアを誇っている理由は、開発者の坂村氏がお金儲けに一切走らなかったからです。
何とこのTRONの設計や仕様が全て無料で公開されているので自由にダウンロード可能。
入手した人はどのように使っても構わないし改造だって構わない。
しかも改造したことを報告すら必要ない。
改造した人は、そのシステムを自分の知的財産として持つことが出来る。

坂村氏は金儲けせずに、利用者が自分の会社を成長させてハッピーになれば良いと考えた。
それが一気に世界的に広まった。

TRONの無償提供が世界のIOTを加速させたのです。

国際電気通信連合(ITU)150 周年記念賞の受賞者

https://www.soumu.go.jp/main_content/000358045.pdf

2015年、通信系の国連組織であるITUは世界で最もITに貢献した6人を表彰しました。
これほどの快挙にもかかわらず、日本ではあまり知られていない。
個人的にはノーベル賞以上の価値があるはずです。

国際電気通信連合

世界標準規格


TRONは米国電子学会により、世界標準規格と認定された。

IEEEマイルストーン受賞。(2023/10/14)

IEEE Milestone受賞一覧 

IEEE会長が坂村氏に「TRONをください」とお願いした。
つまり、権利を譲ってくれと言ってきた。
(坂村氏は無償提供しているのに金儲けを考える外国人)

資産価値は天文学的な数字となるはず。
何と坂村氏は著作権を無償で譲渡した。
厳密には共同で著作権を持つようです。

IoT対応「トロン」OS、IEEEの世界標準に トロンフォーラムが著作権譲渡

新技術で遅れる日本


現在、AI、Web3、メタバースで後れを取っている。
しかし、日本の技術も捨てたものではないと動画にしました。

まとめ


すご過ぎです。
世界に対して無償提供する精神。
まさに日本人の誇り。

しかし、その日本人が知らないうちに利用されている。
グローバリストによって・・・

昨今、この無償提供という手法でシェアを伸ばしたのはどこでしょうか。
AppleやGoogleのような無料アカウントを提供する企業たちです。

メールから入り、検索エンジン、YouTubeなど、LINEもそうですね。

無償提供することでシェアを伸ばす。
シェアを独占した後に、サブスクに移行させる。
依存度を高めておいて、結局は金儲けをする。
それがグローバリストの考える金儲けの手段なのです。

ただほど怖いものはない。
外国企業に関しては、そう考えておいて損はありません。


半導体を支えるのは味の素


味の素の凄さが際立つお話!

これを聞いてますます自民党という政党は傀儡政権だということが身にしみます。
日本の強みを全く活かせず、傀儡政治しか出来ない日本の政治家たち!

何と、パソコンに使用される精密部品である半導体の製造に味の素が生み出す素材が必要不可欠なモノで、そのシェアは何と100%だという話です。

味の素の副産物


料理に欠かせない味の素。
とにかく味の素をかけていればそれなりのおいしさになる。

あのMicrosoftですら味の素の存在がないとパソコンを作れない。

味の素の副産物を使わないとパソコンのパーツは作れない。

半導体


ありとあらゆる電子機器に搭載される半導体。
半導体は層間絶縁体という無数のパーツがショートしないように電子経路を制御するフィルムがないと作れません。

層間絶縁材料

パソコンのCPU。
処理能力の直結する大事なパーツ。
ここで使用するフィルムは、味の素がシェア100%なのです。

つまり、味の素がフィルムの提供を止めると世界中のパソコンは作れなくなる。
MicrosoftやDELL、レノボなんかは味の素に頭が上がらない。

歴史


1990年、パソコンはMS-DOSからWindowsへ移行。
より高い性能を求めて高集積化。

初期のCPUは端子が40本だったが、今は1000本以上になっている。
初期の絶縁体はインキ方式。
直接塗って乾かすというもの。
手間がかかる割に表面はボコボコで品質は悪かった。

味の素は、「うちで作れないか?」と考えた。

グルタミン酸ナトリウム

サトウキビを発酵させて作るアミノ酸で出来ている。
昔から同じ方法で作られたわけではない。

味の素は100年以上の歴史があり、初めは1908年に作られた。
試行錯誤の末に現在の形にたどり着く。

1960年には合成法の化学反応で作るアミノ酸を使用していた時期がある。
その製造過程で様々な副産物が出来た。
調味料以外の分野で作れないかと考え、味の素ファインテクノを設立。

開発者は、絶縁体はインキタイプだから駄目なのでは?フィルムにすれば良いのでは?と気づいた。

エポキシ樹脂という修繕用の素材を固めるための硬化剤を作っていた。

1999年、さらに試行錯誤をした結果、ABF(味の素ビルドアップフィルム)が出来た。
これが半導体用の層間絶縁体。

半導体メーカーはもっと小型化で高性能なものを作れると世界は絶賛し、シェア100%となった。

少数で世界を支える


味の素ファインテクノは300名の少数精鋭。

海外大手も次々と研究に乗り出す。
韓国のサムスン電子などもフィルム式の絶縁体を作ろうとした。
しかし、味の素の技術は超えられない。
ただの1社も味の素に肩を並べる技術は持てなかったということ。

PC以外の半導体


ゲーム機、自動車などにも使われる半導体。
それらの半導体にもシェア100%とまではいかないが、かなりの確率で味の素の絶縁体が使われている。

コロナ禍の半導体


世界中が半導体不足に陥った。
物流が止まり、新車が全く納車されず中古車市場が高騰。
PS5やXboxは手に入らない。

パンデミックにより半導体需要が減った。
1年後には経済回復とテレワークの普及でパソコンが飛ぶように売れた。

海外メディアは、味の素が提供する絶縁体の生産量が追いつかないので半導体不足になったと報じた。
味の素はこれを否定。

台湾の半導体製造企業TSMCは、ゲーム機や車よりパソコンやスマホを優先した。
それが原因だと考えられる。

現に、車の半導体に使われる絶縁体は味の素以外のものも使われている。
したがって、絶縁体が足りないというのは考えにくい。

半導体に困らなかった企業がある。
それがApple。

日本は半導体をTSMCだけに頼っているが、AppleはTSMCとSamsungからバランス良く調達してリスク管理していた。


まとめ


味の素の素材がパソコンの製造に欠かせないというお話でした。
ご存じでしたか?

私は全く知りませんでした・・・

それにしても技術力の高さがすごい。
しかし、味の素という庶民の味を作り出している馴染みの会社が欧米のハイテク企業の運命を左右することを考えると、何も利用できない自民党という拝米主義者はよほどの恐怖を感じているのだろう。
普通であれば、アメリカから自立できる絶好のチャンスでもあるので仕掛けて当然の話です。

それだけグローバルな展開をするというのは資源国でないかぎりは勝算は薄い話なのでしょう。
日本において普通の庶民だけが経済的に犠牲になり、富裕層や政治家だけが生き残る。
いずれは日本文化は無くなり、どこかの民族に支配される時代がやってくるでしょう。

バブル時代の自動車産業、ハイテク時代の日本企業の役割、偉人たちの功績は「日本人」だからなのです。
日本人が衰退するということは、世界が衰退すると言っても過言ではありません。

中東は今後発展すると言われています。
今の日本が沈むなら一過性です。
純粋な日本人魂を持つ人が居なくなれば、このような良心的な開発者は生まれない。

中国がなぜ安定的な発展が出来ないのか。
金儲けしか考えないからです。
儲からなければ途中で投げ出す。
異常なくらいの高層マンションが宙ぶらりんなのは、全く先を考えなかった証拠です。

しかし日本人は世界的に貢献してきた。金儲けをせずに。
政治家はそれを分かっていない。

生活環境レベルの低い民族がどんどん入ってくれば、治安悪化で外国人のやりたい放題。
少子化、高齢化、他民族流入による日本人の希薄化を考えれば、日本文化や日本人らしさを失うのは時間の問題だからです。
純血の日本人が居なくなれば、神社、お寺、神輿、屋台、祭り、花火、和食文化、日本古来のものは全て引き継がれなくなります。
昭和の良き時代を引き継がない世代はどんどん増えてくるからです。

日本の生活環境の高さを保っているのは、日本人の集団だからです。
日本の公衆トイレがなぜ世界で絶賛されるのか。日本人が管理しているからです。

このグローバルな時代に、未だに中国の公衆トイレが精神衛生的に拒絶されるのは、中国人が使っているからです。誰も綺麗に使おうなどと思わない。

日本人と中国人のハーフがそれを引き継ぐか?無理です。
日本人とクルド人のハーフが引き継ぐか?無理です。
増え続ける在日中国人は日本人を潰します。
クルド人も同じ。
交わることはない。共生することもない。
考え方が違うのだから・・・

欧米の目先のことしか考えないイデオロギーを持った日本人は、人口統計学的観点、政治哲学からして間違った方向にしか行かない。
気づいたときには取り返しのつかない問題となっています。
今のアメリカや欧州のように・・・

AIやハイテクが日本文化を守るのか?
あるわけない。愚かな政治家が考えることです。

日本人が気づき立ち上がらなければ、15年か20年後はそうなります・・・
その時、今の責任ある高齢政治家たちはいない。

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