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年金と高齢者

連休中に母のところは行けるだけ行ってきました。

といっても毎日ではないのですが。

少し慣れてきて、ごはんも食べるようになってきましたし、お風呂もなんとか入れたようです。

よかったと安堵しています。

このままお風呂に入らない、ごはんも食べないとなると、どうしたらいいだろうと思っていました。

その心配はなくなったようです。

できるだけ自宅と同じように過ごすために、家にあった写真をもってきたら?と言われ、写真をもっていくことにしました。

少し壁に貼ってみると、気分も変わるのかもしれません。

ここにも慣れたころの半年後にはまた別の施設に移ることになるはずです。

それもまたおそらく大変でしょう。

制度はそういう制度で、自費で入る高齢者施設に移るまでは致し方ありません。

今は、介護保険と医療保険を使いながらなので一定の制限もあるし、その期間もあるのです。

無限にはどうしても使えません。

次に入るところは、自分の私費になりますので問題なくいつまでも入れることになります。

母は、年金も多いとは言えない金額ではありますが、高齢者が一人で住んでいくことには何とかなる金額でしょうし、子供も僕がいますので、なんとか支払っていける金額です。

でも、今後年金はどんどん減ります。

今の40歳代や50歳代は年金額だけでは高齢者になった時には住むことはおそらくは不可能です。

日本の国はどうするのでしょう?

年金制度、社会保障制度は実質このままでは破綻します。

遅かれ早かれ、その時期はやってきます。

高齢者が多く、それを支える人口がとても少なくなる時代がどうしてもやってきます。

政府はどう考えているのでしょう?

まったく見えないまま、時だけが過ぎていくわけです。

少子高齢化は事実ですので、少子をなんとかしようとするのはわかります。

子供をたくさん産める世の中にというのはわかりますが、それだけではダメでしょう。

高齢者を支える方策を考えないと、将来はきっとありません。

年金だけしか収入の当てがない人は施設には入れないという事になるのでしゃないでしょうか?


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