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東京すみっこランチ その1

 今日は、よく行くお店でランチ。毎日メニューが変わるのと、サラダに煮物に漬物にと、いろいろに調理された野菜をたっぷり食べられるので、大のお気に入りだ。

 メインは、手作りシューマイ。以前食べたときの、肉汁が溢れ出てくるジューシーさが忘れられずに駆けつけた。最近値上げしたけれど、たくさんの副菜にご飯とみそ汁がついて千円だから、お財布にも優しい。

 しかも、ご飯は白米と玄米から選べる。私は玄米を食べるとお腹をこわすのだが、このお店の玄米は大丈夫だ。聞くと、長時間水に浸けているそうで、だからこそ私みたいな腸の弱い人間でも、消化できるのだろう。

 私はそもそも料理が苦手だし、得意だとしても、こんなに品数を作るのは大変だから、しないだろう。以前、お店の方に、こんなにたくさん野菜を切って、手が痛くなりませんか、と尋ねたら、慣れました、とのことだった。
 つい最近まで女性二人で営業していたが、今はひとりでやっておられる。

 このお店に行くと、お店の方が、お客さんの健康を気遣い、手間ひまかけて料理してくださっていることに感謝の気持ちがわく。そして、翌日は便通がよくなる。野菜に、昆布だったりひじきだったりの海藻類もプラスされて、食物繊維たっぷりたがらだろう。

 誰かが自分のために食事を作ってくれるということ、しかも、健康を気遣ったメニューにしてくれるということ、それは金銭を介していても、ありがたいことだと思う。

 交際範囲が狭いせいか、金銭を介さずに誰かが自分のために食事を作ってくれることはめったにない。数年前、職場の同僚の方が、自家焙煎したコーヒーを淹れてくれたお礼に、とサプライズでお弁当を作って来てくださったことがある。私のために早起きして弁当をこしらえてくださったことが心から嬉しかった。三宅島出身の方で、お弁当にはアシタバも入っていた気がする。

 だんだん話が今日のランチからずれてきたようだ。

 それでは、ご自分で食事をお作りになっている方も、どなたかが食事を作ってくださるという方も、よい週末をお過ごしください。

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