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人生にちょっとの歓喜と感謝を

2024.5.3.
#33

先日読んだ本の中に「この2つさえあれば幸福な人生」とあった。
仏教の教えらしい。
それは「歓喜」と「感謝」だ。
「らしい」と書くくらい仏教の教えに疎いのだが、日本語には仏教由来の言葉がたくさんある。


歓喜(かんぎ)

一般的には、
「非常に喜ぶこと。心からの喜び。」
とある。
「かんぎ」と読むことがあり、そちらでは、
「仏法を聞いて満足し、喜びを感じること。」
とある。
人間、欲深く、人のことを羨んだり、物欲が深かったりする。
ゴールデンウィーク真っ最中だが、私は海外旅行に行く人が羨ましい。
でも、よくよく考えてみると、健康な生活ができたり、たまに飲むビールがおいしかったり、外で食べるご飯がおいしかったりする。
それだけで十分満足できる。

感謝(かんしゃ)

「ありがとう」って一日何回言っているだろう。
私はことあるごとに言っている気がする。
子どもたちにも言う。
店員さんにも言う。
同僚にも言う。
家族にも言う。
これも語源は仏教にあるという。すごいなあ、仏様は。
「有り難し」…有ることが難しい。めったにないこと。
めったにないことが日常にあふれている。

今月は「母の日」があるが、「母の日」だけが特別なわけではない。
毎日ありがとうを伝えたい。

まとめ

罰当たりかもしれないが、私は信心深い仏教徒ではない。
ただお寺の雰囲気は好き。線香の香りも好き。
そして調べてみると、日本語には、いや、日本人の生活と仏教は密接につながっている。

人生にちょっとの歓喜と感謝を。
自分の生活の中にあるちょっとした満足や喜びを見つけること。
周りの人に感謝すること。
意識はしていなかったが、改めて自分の生活を見つめ直すと「幸福な人生」を生きているんだよなあ。
「吾唯足知」

2024年も1/3が過ぎた。
明日はこの4か月を振り返って、一年の計を見直してみようと思う。

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