きみはましゅまろ

窓から通される天からの光。天国が僕を呼んでるようだ 人生なんか全部夢で 死んだら夢オチなんだろうな もしこれが夢なら君と過ごしていたい 君と一緒に暗闇から逃げて光がある方に行きたい こんな不幸で可哀想なんかいらないね でも不幸なのって気持ちいいね 僕の気持ちなんか君に分からないだろって怒鳴る時はすごく気持ちよくて 誰も僕のことなんか分からないんだって絶望した時から全て解放された気がして 人間なんか誰も僕のことを分かってくれないよ それが当たり前だって、今気づけて良かったな 分かったフリして慰めてくんな お前は僕の何を知ってるの?気持ち悪いな 君が最初からヤリモクなんて知ってたよ  知ってたから君のラブドールになってあげたの  あの夜は気持ち良かったね 一方的に君の感情をぶつけてきて対人間とは思えなかった 僕は君にとってラブドールだからしょうがないかな君はどんどん都会の味に染まっていく ファッションなんて興味無かったのに髪にパーマなんか掛けちゃってさ僕の知らない君なってくの見てらんないよ 君はマシュマロみたいだった マシュマロは口に入れるとすぐ溶けてなくなってしまう 夢は叶わないから憧れるように君に触れたかった 人間はいつか死ぬから尊いのかな ピンクのフィルターを掛けてみた君はすごく毒々しくて気持ち悪かった 世界が僕の敵だったとしても君が仲間ならそれでもいいと思った 忘れてほしいなんか思わないし死ぬまで僕という呪いに苦しんでほしい 僕という傷跡を垂れ流して生きてね 幸せになんないで

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