君の呪いはとっても可愛かった

2人ひとつのシルエットってえろい、僕たちもそのようになりたいね。なんて共依存なんかに憧れるなんてまだまだお子ちゃまだね。共依存なんて苦しいだけなのに。手を出したら壊れてしまうってわかっても好奇心に負けて触れてしまうんだね。
でも君と苦しむのも悪くないかもね、チョコレートは中毒性が高くて食べてしまったら離れられない、正に君みたい。君のバックにはいつもキティちゃんのキーホルダーを付けていて 不自然な垂れ目ラインと地雷ラインと元の涙袋の線を無視するかのように描いたナメクジかのような涙袋。みんなは君のメイクを気持ち悪いと否定するけど僕は君の価値観をわかってあげられるよ。なりたいものになろうとする姿は美しい。君とのLINEの通知は鳴り止まない。もー、うるさいなうるさい。君が死にたいって言うと僕も死にたくなるよ、本当は構って欲しいだけなくせに。心の底から死にたいって思ってないくせに。イラつくイラつく。そんな死にたいなら僕が食べてしまいたいよ。どうせ燃やされて灰になるなら僕が余すことなく食べてやる。
生きるのが辛いから死にたいなんてベタな理由で僕たちの孤独はいつまで続くのだろうね。僕は本当はわかっているよ、僕は君と離れたら幸せになれることぐらいさ。僕は君にそう言うと君の声が震えあっ…あっ…と嗚咽する、微かに涙がポタポタと落ちる音も聞こえた。僕たちさ、不幸せを共有する気持ちよさなんて知らなきゃよかったね。僕たちの関係に答えなんか要らなかったね。と君に放った後に君のLINEをブロックした。君はいつも空虚な目をしていて好きだったよ。君も可愛く生きててね。

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