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収穫→商品化~柚子まみれの1か月【23年11月】

こんにちは。
横瀬町のフードクリエイター、福田はるかです。
早いものでもう冬ですね。
3回目の冬を迎えますが、今年も秩父地域は寒暖差がすごいです。

さて、果物の「ゆず」はお好きですか?
実は、横瀬町でもたくさんとれるんです。


トゲとの戦い。柚子の収穫!

柚子の収穫は意外と過酷です。
枝には鋭いトゲが無数にあり、
地面に横たわった枝を踏んだものならば長靴の底も貫通します。

見てくださいこの鋭さ。



今季、現時点で2回収穫を行いました。

1軒目は宇根地区のお宅の庭木。

ご家庭で使いきらないとのことで、4本ある木のうち、3本から収穫させていただきました。
''そこらへんの庭木''とは思えないほど立派で大きく、きれいな黄色い果実。
ものすごく良い香り!これにはゆず収穫初体験のメンバーが「来てよかった!」「めっちゃ良い!」と喜んでいました。

他にも横瀬町内には柚子の木が生えているお庭は見かけますが、
トゲがあって危ないから、そんなに食べないから、と放置する家庭が多いようです。
しかし、2月頃になると熟したゆずをサルが食べにくることもあるとか。
引き続き、獣害対策のためにもできるだけたくさん柚子狩りができるように頑張ります!

ゆずを採る私とインターン生のこうや君



2軒目は芦ヶ久保地区の農園。

元々毎年柚子をたくさん栽培し、出荷している農園さん。
「今年は異常に豊作。たくさん採って!」とのことで
遠慮なく…と思っていましたが、たった1本の木からあっという間に
持ってきたカゴがいっぱいに。

芦ヶ久保地区は山あいのため、急斜面。
農園主さん自身、「この木から落ちたことがある」と言うから
恐るおそるはしごにのぼりました。
そんな環境で毎冬収穫し続けているなんて、すごすぎる…。

高いはしごにのぼる同僚・亮輔氏と後ろでほほえむ農園主さん
柚子の果実と山里の秋背景(ススキ)

ご協力いただいた2軒のお宅には大感謝です!
おかげさまで、合計60kgほどの柚子がENgaWAに到着しました。

山盛り柚子の下処理、加工

たくさんの果実は、鮮度が命。
最高の香りは、古くなればなるほど弱くなってしまいます。
地元のレディたちと一緒にひたすら洗い、拭き取り、冷凍。
時には皮をむいて細かく刻んだり…。

毎週ゆず下処理のゆず月間

商品化にむけて

下処理したゆずたちは、
昨年以前から商品化したいと思っていたものたちを形にすべく、
試作を経て本製造へ。

ゆず、ゴールデンキウイ、ローズマリーの発酵シロップ発酵中
(チャレンジキッチンENgaWAで『発酵ソーダ』として発売中)
毎年駅前食堂で人気の柚子胡椒、ついに商品サンプル化!
※駅前食堂の豚汁うどんを頼むと少し食べられます。
仕込み担当レディ(パートさん)が教えてくれた秘伝のレシピ、柚子ピール
1時間以上砂糖で煮込んだ後に砂糖まぶし。手間かかってます。


そして、発売へ!


12/1~新発売です!

つまみやすい甘さ・サイズ感です。
ぜひお試しください!


【買える場所】
・横瀬駅駅前食堂
・セブンイレブン秩父横瀬店
・道の駅果樹公園あしがくぼ
・チャレンジキッチンENgaWA

他にもいくつか商品準備を進めています。
町で余っているおいしい柚子たちがどう生まれ変わるかご期待ください。

おまけ

11月はイベント盛りだくさんの月でもありました。
(毎月言っている気もする…。)

・里山アートピック(Mahora稲穂山)
・チャレフェス(ウニクス秩父)
・よこぜde集マルシェ(チャレンジキッチンENgaWA)
・里山まるマルシェ(横瀬町内・西善寺出店)
・総合福祉センターいい風呂の日イベント

また、上記とは別に他ENgaWAメンバーが所沢や都内に横瀬PRに行ってくれることもありました。
関係者の皆様、会場で出会ってくれた皆様、ありがとうございました!

最後まで読んでくださりありがとうございました。
おわり


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