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余ったいちじくを生かした商品づくりと小さな夢、金木犀シロップ【23年10月】


こんにちは。
横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。
10月のうれしかった出来事について書いていきます。

横瀬産のいちじくを使った商品が2つできました!


ごろごろフルーツのグラノーラ(いちじく・ぶどう・黒豆)
よこぜフルーツのスパイスジャム(いちじく梅ブルーベリー)

この2商品に使用しているいちじくは、芦ヶ久保地区のしんや農園さんのものです。

例年は8〜10月頃3ヶ月ほどかけて収穫するのですが、
今年は猛暑によりほぼ1ヶ月くらいの短期間で急激に熟れてしまったそう。
(収穫、さぞ大変だったんだろうな、、)

その結果、販売や保管が追いつかずENgaWAでB級品や余りを買い取らせていただきました。

大量のいちじくは一つひとつ手作業で冷凍にしたり乾燥させてドライフルーツにしたりしました。
今回のグラノーラとスパイスジャムはそんないちじくの味や食感を楽しめるように仕立てています。

栄養価も高いいちじくは季節の変わり目の体調管理にもオススメ。ぜひご賞味ください!

【買える場所】
・横瀬駅駅前食堂
・チャレンジキッチンENgaWA
・道の駅果樹公園あしがくぼ
・セブンイレブン秩父横瀬店(ジャムのみ)

あしがくぼのイチジクはこんな風に実ってます。
スズメバチの対策が大変なんだそう。


小さな夢だった、金木犀シロップをつくりました。


町民会館の傍らで咲き誇るキンモクセイ
できたーーー!!
金木犀入りほうじ茶。
10/21よこぜde集マルシェ(あつまるしぇ)で販売しました。

横瀬に来る前、お菓子づくりにはまっていた頃に
旧ツイッターで人気者の方が金木犀シロップを作っていて、わたしも作ってみたい!とずっと思っていました。

だけど、最近良い香りがするな〜と思っていると意外とすぐに枯れ気味になってしまう。ハッとした頃には散っている…

金木犀シロップは香りを閉じ込めるため、咲き始めの時期でしか作ることができません。
5年越しくらい?今年、念願のシロップを作れてうれしかったです。

マルシェイベントでは横瀬産のほうじ茶に混ぜて販売。
飲んでくれた方にもわたしのワクワクが伝わったようでこれもまたうれしかった。

キンモクセイって食べられるの?!
食感がおもしろくておいしい!
可愛い!


ただ、作るのは結構地味に大変。
花をとって、軸やごみを取り除いて、何度も洗って…
人様に提供するには根気がいります。
今回は白ワインと砂糖で煮ました。
来年もまた作れるといいなあ。

花を提供いただいた方々、相談にのってくれた方々、手伝ってくれた同僚、ありがとうございました。

商品開発、楽しそう!と言われがちだけど
大量生産や保存、衛生面など考えるとめちゃくちゃ気を遣います。日頃自分が作りたいものを作れているかと聞かれると100%の気持ちで頷けません。

だから、たまにでもこういう自分もワクワクできて人にもワクワクしてもらえるのって大事ですね。
以上、余談でした。


11月の集マルシェは18日です。
次のテーマは焼き芋などの『おいも』。
お楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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