見出し画像

戸締まり 用心 火の用心 人類皆兄弟 CM覚えてますか

トップ写真 鹿児島知覧特攻平和会館入口に飾られる絵 天女に召される英霊


古代日本と世界の繋がり

旬のネタは熱いうちに。
そんな意図からここ最近。
北海道やニューヨークの旅のネタ。
書いて来ました。

元々は、企画している徳島の宿。
周辺で見つけた発見。
実は日本の始まり。
つまり、古事記に書かれたストーリー。
展開された場所は阿波徳島ではないのか。

そんな仮説を裏付ける遺跡や伝承。
他、神社と神社に祀られる御祀神。
等を紹介させていただいてます。

天皇陛下即位の大嘗祭で献上される麁服(あらたえ)の原料の麻 今もこの地で栽培されている不思議
麁服献上できるのは忌部の末裔のみ(現三木家)にあった説明書き 古代倭国である阿波と書いてます

そんな趣旨から考えると、
本筋を大きく外れているように思われる最近のブログ。

なのですが、
どこかしら、古代日本の文化と世界の文化。
繋がっているように思えてしまうのです。

日本代表をかけての戦い

今では同じ日本国にある北海道。
アイヌ民族について少し書きました。
すると、読者の方がコメントをくださり、

元々、東北地方に居た蝦夷人。
古くは、ヤマトタケル命の蝦夷討伐にて。

奈良時代から平安時代。
坂上田村麻呂によって蝦夷は平定。

その後、奥州藤原氏。
源頼朝に滅ぼされるまで勢力を持っていました。
国宝中尊寺金色堂は、
奥州藤原氏によって上棟されたものです。

ヤマトタケルに至っては、
西国の熊襲征伐を終え、休む暇なく蝦夷討伐へ。
出かけたことになりますね。

東京浅草 鷲神社
鷲神社祀神は忌部の祖 天日鷲命と日本武尊命

戦いに敗れた蝦夷人は北へ北へと逃げ落ち。
北海道で独自の文化を育んでいた。

ということに気づかせていただきました。

阿寒湖の雪で作られた装飾 アイヌ文化
阿寒湖に沸き立つボッケ(アイヌ語)

今でこそ日本人という共通の認識。
持っている訳ですが、
古代、日本列島の中、
いくつもの勢力が戦い。
勝った者がその地を統治して行き、
日本国が出来上がって行った。

ヤマトタケルの武勇伝の裏にあるもの

多くの人にとっては、
気にも留めないストーリー。
かもしれませんが、
敗れた側の無念は忘れられ、
勝った側の武勇伝が語り継がれている。

多くの史実はそんなふうに伝承されている。
そこに気づくことこそ重要で、
今に伝わる歴史の背景を考えること。
それが大切なことなんだろうな~。

師匠曰く、
正しいと思った瞬間思考が止まる。
正にそういうことで、

教科書に書いてあるから。
偉い先生が言ってるから。
そんな話は現実的ではないから。

を間にうけず、
常に、間違っているかもしれない。
そう考えることで、
新しい発見が見えて来る。

私たちの多くは、
ヤマトタケルの武勇伝を知っています。
しかし、簡単に討伐できなかった勢力。
無念にも敗れてしまった側の話。
誰も知らないですよね。

これが、私たちの知っている歴史なのです。

人類は西から東へは本当か

青森県に残る三内丸山遺跡。
等も大和政権が統治する前の文化圏。
それでも現代では日本の財産。
ということになる不思議。

三内丸山遺跡

邪馬台国はどこにあった?
大和王権の本拠地は?

どこなのでしょうね~。

人類はアフリカで誕生。
その後、各地へ広がって行った。
先進文化も西から東へ伝わった。
これが通説。

エジプトルクソール ナイル川
王家の谷
ピラミッド内壁画 見事です

と、いう事は、
極東に位置する日本列島。
文化の伝来は一番最後。
と、いう解釈ができます。

一方、こんな説を読んだことがあります。

元々、日本列島に住んでいた古代人。
先進的な文化を持っていた。

その文化は、陸と海から西に伝わり、
西で更に発展成熟。
逆輸入的に日本へもたらされた。

イエスキリスト生誕の際、
東から三賢者がお祝いに駆けつけた。
聖書の話から推測したのか。

そんな異説も存在します。

イエスキリスト生誕の地 ベツレヘムの教会外観


イエスキリスト生誕の地 ベツレヘムの教会内部

なにが真実かなんて、
私には分かるわけないですが、
いろいろな情報を持っていることで、
世界中の博物館が面白くなる。

世界の古代遺跡共通点から考える繋がり

先日、
訪れたニューヨークのインディアン博物館。

展示されている祭祀道具等。
日本の古代出土品とも似ているような。
そんな気がするから不思議。

ニューヨークインディアン博物館展示物
ニューヨークインディアン博物館展示物

日本の土偶や土器。勾玉等。
世界の古代文明はとても似ています。

上野にある国立博物館 土偶
上野にある国立博物館 勾玉

阿波徳島に残る独特の石積み技術。
世界各地に残る石積みを見るだけでも、
共通性を感じてしまうのです。

そして、阿波徳島にある剣山には、
古代イスラエルにあったとされ、
今も所在が分からないアーク。
隠されていたとの伝承が残っているのです。

剣山山頂

本当ならスゴイ浪漫があるお話です。

今でこそ、
文明の進化により、
大陸間を移動する時間は短縮され、

その気になれば、
世界中どこへでも行ける。

しかし遥か昔の世界。
エンジンもない。
鉄の船もない。
鉄道も自動車も無かった時代。

現代を生きる私たちからすれば不便な時代。

そんな時代でありながら、
木の船を漕ぎ、大海原を渡った先祖がいる。
陸路を歩き、日本列島に辿りついた先祖がいる。

その過程において、
いろいろな民族の血は混じり合い。
現代へ続いている。
世界中に存在するあらゆる民族。
どの民族も、古代より純血が続く民族など、
存在するはずがない。

戸締り用心 火の用心 人類皆兄弟

私たち日本人もまた、
歴史的には、比較的近世。
日本各地で異民族同士が混じり合い、
教科書で習った渡来人も日本に帰化。
当然、そのDNAも入っている。

そんなふうに考えると、

子どもの頃、テレビで流れてたCM。
戸締り用心、火の用心~
人類皆兄弟!
というセリフ。

まんざらでもない気がすると同時に、
世界で起きている紛争戦争。
なんとも言えない気になります。

昔は部族同士の争い。
現代は国同士の戦争。
武器は強力になり、より多くの人の命を奪う。

変わっているのはそんな所で、
戦争を起こす人の頭の中。
進化していないのか。
何千年も同じことの繰り返し。

知覧特攻平和会館 日本人なら一度は行くべき場所
知覧特攻平和会館にある碑
映画にもなりました

戦いが無くなる世界は実現するのか。

笹川良一さんではないですが、
人類皆兄弟といきたいものです。

タイ アユタヤの旧日本人村にて

気に入っていただけましたら、
💛フォローいただけると励みになります。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?