南海フェリーで行く徳島線の旅⭐︎2024.5(南海フェリー編)
久しぶりに『南海フェリー』に乗りたくなったので、GWなのに朝から南海難波駅に来てしまった。
今日も明日も、天気は良いらしい。
フェリー乗りにはもってこいやん!
和歌山港行きの南海特急サザンと、南海フェリーのセット切符を、窓口で購入。
特急サザン出発までけっこう時間あるので、久しぶりの南海難波駅を、うろうろ散歩しよう。
南海電車は、学生時代にお世話になった、我が青春の電車。
懐かしい思いで、いっぱいになる。
南海電車は、独特の雰囲気があんねんなー。
朝ごはんとして、駅構内立食い『南海そば』で、きつねうどん食う。
これまた懐かしい青春の味。
あの時、新今宮駅の階段からにおってきた、恐ろしいくらいのお出汁のかほり!
思い出補正もかかって、より食欲をそそられまんなー。
いただきますっ!(ずるずる)
9時10分発の和歌山港行き・南海特急サザン、きたる!
フェリーと直結してる便だ。
窓際の指定座席を見つけて、いそいそと座る。進行方向右側の席だ。
ウヒョー、テンション上がるう!
おや、1番向こうの泉北ライナーのホームに、『鉄道むすめコラボラッピング』車輌が。いいですねー。
いつもなら、ガラガラの特急サザン指定席車輌だが、さすがGW連休中とあって、今日はほぼ満席だ。
みな、旅行前とあって、ザワザワおしゃべりして、みんな楽しそう!
今日の旅行はアレコレと長くなるので、和歌山港駅まで寝ておこうかと思ったが、流れゆく車窓の景色を見てたら、美しくも懐かしくもあり、一睡もできなかった。
南海電車から見る泉南の景色は、不思議と懐かしさと情緒を醸し出す。
南海本線でも、高野線でも。
本当に不思議だ。私だけなのでしょうか?
もう、岬公園だ。
あと少しで、和歌山市駅、そして終点・和歌山港駅。
和歌山市駅、到着。
一時期、狂ったように和歌山市に通っていた時期があった。
別に、和歌山に親戚がいたり、友人が住んでるわけでもないのに。
海辺をうろうろしたり、和歌山城をぐるぐる巡ったり、市内国道沿いをフラフラ歩いたりして、満足して帰ってた。
あの情熱はなんだったのだろう・・・?
まあ、今は狂ったようにうどん県行ってるけど。
今日も行くけど。
和歌山港駅、到着。
特急サザン乗り、楽しかったあー。
すごい数の乗客が、そのまま直結してるフェリー乗り場にぞろぞろと向かっている。
な、なにこの人数!?GWとはいえ、こんな大勢の乗客、見た事ないでえ?
係員の方に乗船きっぷを提示し、スタンプを押してもらう。
いよいよ、南海フェリー『あい』号に乗船だ。
家族連れのみなさんは、荷物と子供をつかんで、われ先に場所取りに走っている。
これは負けてられん!
急いで船内に突入し、お座敷席の一角をなんとか占領した。
エコバッグを展開し、ペットボトルで領有権の旗立てとこ。
よーし。これでひと安心だ。
荷物を置いて、船内の探索に出ましょう!
上部展望デッキは、そんなに広くはないな・・・。
おー、和歌山港!
カーフェリーでもあるので、ドライバーさん、ライダーさんも続々と乗船してくる。
船内の座席、テーブル席、窓際カウンター、お座敷席は乗船客であふれかえっとる。
ついには、廊下や甲板の陰に座り込んだり、寝っ転がってる家族もちらほら。
吹きさらしの甲板ベンチも満員だ。
こんなとこ、海風で寒いくらいなのに。
フェリーに乗って、船内で収まってるのは私のポリシーに反するので、甲板ベンチに移動することにした。
ここを拠点に、航行中は外に出て、上部甲板やら側面通路側から、航行景色を眺めるのだからね。
家族だらけのお座敷に寝転がってても、落ち着かないし。
乗船客の多さゆえか、定刻の10時35分を少し過ぎていたが、いよいよ和歌山港を出港だ!
行ってきます!!わー!(大興奮)
南海フェリーは、西へと航行し、四国・徳島港へ。紀淡海峡の南を航行する。
あれに見ゆるは、加太か友ヶ島か。
あっこも、何回も行ったよなー。
向こうに見えてきたのは、淡路島。
だんだん、海上の風は冷たくなってきた。
まだ、5月初旬やもんね。
高くそびえるマスト、かっこいいぜ。
海上の空は、流れ行く。
良い風吹いてるなあー。
上空には飛行機も行き交う。
関空に向かってんのかな。
徳島から和歌山港へ向かう、南海フェリーと、海上ですれ違う。
あれは『かつらぎ』号かな。
甲板に座り込むグループ。
今日は、乗客多すぎ。
遥か向こうに、大鳴門橋が見えてきた!
12時50分定刻に、徳島港到着。
2時間ちょっとの船旅でした。
楽しかったー。
ずうっと甲板にいてたので、潮風浴びまくりだったが。
フェリーターミナルからの、JR徳島駅行きのバスに乗り損ねてはならんので、下船口に並んどく。
到着下船してすぐ、バス乗り場まで早足で向かう。
そんなせわしないのはイヤなんだけど、この後の予定が時間的に融通きかんので、仕方なし。
案の定、フェリー乗り場からのバス(2台)は、ぱんぱん。
あまりに乗客が多すぎ、最後の4人は乗車できず、前の降り口から無理から乗せられてた。
ひえー。
20分ほどで、徳島駅前に到着。
やれやれ、通勤時の満員電車のごときバスだった。
この後、1時間に1本しか出てないローカル線に乗って行くので、そんなに時間に余裕はない。
まずは、急いで昼メシ食おう。
駅前の『麺王』本店で、徳島ラーメンを食べましょう。
私の前には、4人ほど並んでいた。
『信長出陣』の拠点戦闘処理しながら、10分ほど待ってようやく入店。
徳島ラーメン餃子セットを注文。
生卵を注文すんの忘れてたが、まあいいや。
久しぶりの徳島ラーメンに、舌鼓をぽんぽこ打ちながら、ライスと餃子もパクつく。
うまーーーい!
辛もやしも投入して、食感を楽しむ。
あー、美味しい!
麺王さんで徳島ラーメンを堪能した後は、慌ただしく徳島城跡の徳島中央公園へ。
・・・どこや?
地図でみたら、線路の向こう側ってなっとんねんけど・・・(うろうろ)。
変な陸橋を渡ったら、石垣の残った公園発見。
これっぽいな。
サッサと城跡行って、ウォーキングアプリ『信長出陣』の名城訪問、名城登録しとかなくちゃね!
天守閣が無いらしいので、どこまで行ったら登録できるのかな・・・と。
信長出陣アプリを起動させ、スマホを持って公園内をウロウロする。
それにしても、良い公園やなー。
散歩してるだけで、清々しい気分になるなあ。
と、ルンルン歩いてたら、無事に『徳島城』名城登録ゲット!
ゆっくり公園を散歩してたかったが、電車の時間もあるので、駅に戻る。
初代藩主、蜂須賀家政公の銅像!
武将銅像大好き野郎の血が騒ぐぜ。
ハイル、ハチスカー!
ハイル、ハイル!!
また、いずれゆっくり来ようっと。
徳島城公園よ、さらばです!
また変な陸橋渡って、駅の方へ歩いてく。
線路があんねんから、駅に戻るにゃ、こっちに行きゃいいんやな。
いよいよ、この後は徳島線に乗って行くぜ。
楽しみだ!
【つづく】
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