「人の上に立つ」ために本当に大切なこと

を読んだ。ジョン・C・マクスウェル著、弓場隆訳のビジネス書。私は人の上に立つような立場ではなく、ピチピチの若手と呼ばれるような年齢ではあるが、それでも参考になる点が多々あった。
「他人を10点満点と思う」は特に印象に残った考え方だ。自分が話したい事だけを話すのではなく、どうすれば相手が気持ち良く話すことができるかに焦点を当てるといった考え方で、リーダーと呼ばれる立場でなくともコミュニケーションにおいては重要なのではないだろうか。
また本書は21の大項目から構成されており、それぞれ別の能力や心構えについて書かれているので、自身が実践できていること、逆に普段苦手としていることについて意識しながら読み進めることができるようになっていた。
何事に対しても前向きな姿勢や情熱について書かれた章が多く見られた。やはりそういった心構えは重要だし、自身も至らない点があるな、などどいった具合だ。これは数年後に再読して、どれだけ成長できたかを感じながら読むこともできると思う。今から再読が楽しみだ。

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