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ウィンターカップ予選

8月26日からウィンターカップ大阪予選が開催されました。3年生としては集大成のこの大会。なんとしても「いい顔」で終わって欲しいと願い、その日を迎えました。

1回戦 vs清水谷高校
序盤から今シーズン重点的に取り組んできた3Pが確率良く決まり、リードを広げました。
清水谷高校は進学校という事もあり、3年生はインターハイ予選で引退。まだまだチーム作りがスタートしたばかりでした。そのため、本校のオフェンス・ディフェンスの両方に面を食っていた印象でした。
2Qまでで20〜30点差を広げ、全員出場で危なげなく勝利をしました。

続く2回戦は9月3日に行われました。
vs賢明学院
賢明学院はスポーツ推薦も取っている勢いのある私学です。しかし、チームも私も目標は「公立で私学に下克上をする」です。スカウティングを密にして1週間練習してきました。

1Q 14 - 28
序盤、想定よりも相手の3Pが確率良く決まりリードを広げられます。本校もシュートまで持ち込みますが決定力に欠けていました。14点取れているので御の字ですが失点を抑える事ができませんでした。

2Q 29 - 41
クォーター間で
「もう一度今シーズンやってきたことをしよう」
「うちのディフェンスは絶対に私学に通用するよ」
「自分を信じてシュートを打とう」
そういった声かけをして選手を送り出しました。
ディフェンスが機能して相手のターンオーバーを誘うと怒涛の連続3Pシュートで追加点を奪います。火蓋となったのは3年生。打った瞬間入った事がわかる最高のシュートでした。
このクォーターを見れば15 - 13の2点リードでした。都島工業高校がやりたいバスケットボールです。

3Q 43 - 64
賢明学院がハーフタイムで修正。ビックマンがインサイドで仕事をしてきました。これにはサイズで劣る都島工業は大ダメージ。選手はバンプ・ボックスアウト等できることを全力で行いましたが高さと強さでやられてしまいました。

4Q 66 - 90
都島工業高校には3Pを高確率で決める事ができる選手が3名います。特にこのクォーターは3年生が気を吐き、超絶怒涛の3P。残り5分で7点差まで詰め寄りました。会場のボルテージは最高潮。まさにアリーナが揺れていました。
しかし、さすがは賢明学院。次のオフェンスで落ち着いて3Pを決められ流れを断ち切るとインサイドで加点。最後は力尽き敗戦をしました。

終わった選手達の目には涙が溢れていました。
その涙は悔しさとともに。寂しさ・後悔・達成感等様々な想いの詰まった涙でした。

高校スポーツは最高ですね。

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