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ジョセフ・コンラッド曰く

『邪悪さとは超自然的なものから生まれるわけではない。

人間そのものに悪を行う力があるのだ」


久しぶりにと言っても、数日ぶりになりますが、
今日は哲学的思想からのジョセフ・コンラッドの
言葉を見ていきたいと思います。

善と悪についても言えることではありますが、
日本でも実際に悪が蔓延はびこっています。

しかし、仮にこの世界から悪が消えたら、どうなるか
を考えた事はあるでしょうか?

当然ながら、そんな事にはなりませんが、世界に平和を
訴える人たちは、平和とは何か? 平和になればどうなる
のか? 等は考えて発言している訳ではありません。

慈善団体等による行いに関しては、一種の仕事的な立ち位置
にあるので、それ以外の人々に対して考えてみてください。

世界では確かに酷い国は存在します。それらの行いの中でも
特に酷い事も、我々が生きて来た時代の中でも起きました。

それらは漫画やドラマを通して、描かれた事はありますが、
恐らく知らない人であれば、漫画の世界だからだと思った
はずです。

ある日、軍を使って市民に対して1から教育していくため
に、手に職を持つ人を一斉に襲って、皆殺しにしました。

これは漫画や映画、ドラマ等でその後、時間が経った後に、
たまに目にする事になりましたが、現実に起きた事です。

教育者、医者、建築家等のように何かしらの特殊な技術を
学んだ人々を一斉に殺しました。

1から国民を教育するにはそれしかないという考えから、
実行に移したものでしたが、当然、他国からは批難の声は
上がりましたが、実際に他国が関わる事は現実的に難しい
もので、例えアメリカであってもすぐには動けません。

色々な条約や規制があって、表向きには実行できない事は
今でも実際に行われています。アメリカ特殊部隊等による
暗殺や、CIA職員たちによる情報収集は現実に行われて
いるものであって、ドラマや映画のほうが後から真似をして
いるだけに過ぎません。

日本ではサリン事件が世界では注目を集めた事件でした。

しかし基本的には、世界的に注目する事件は日本では起きて
いません。

反対に、アメリカ等で起きた事件等も、ほとんど日本には
入ってきてはいませんが、毎日のように死人は出ています。
ギャング等の抗争では日々死人を出していて、縄張り争い
等は100を超えるギャングでの抗争で、日夜安全とは呼べない
地区も実在します。

日本ではそういった地区は存在しませんが、争いがある地区は
存在します。そこで死人なども出ていますが、あまり表沙汰に
ならないのが現状です。

ジョセフ・コンラッドは小説家でしたが、

『邪悪さとは超自然的なものから生まれるわけではない。

人間そのものに悪を行う力があるのだ」

といった体験からの言葉を残しています。

この言葉は実に的を得ていると言えます。
超自然的とはつまり、自然現象とは思えない、
現在の科学で知られている法則では説明が付かない、
自然の法則を超越していると言われています。

要するに、簡単に言えば、無から生まれるものでは
無いという意味になります。

確かに無からは何も生まれません。善も悪もどこから
生まれるものであるかは、後になってから、人生の分岐点や
人との出会いから等は、想像の範囲内で説明することは
できますが、絶対とは言えないものです。

人間という生き物は、実際、長年をかけて未だ成長を
続けている生物であるため、今でもまだ成長というか、
人間の考えが及ばない事は多々あります。

当然、日本での癒着問題もその一つと言えます。
本来はやってはいけないとされていると知りながらも、
確実に起こっているものです。

このように、人間とは非常に難しい生き物で、
コンラッドの言う通り、人間は確かに状況次第で
悪にも簡単に変わる生き物です。

例え、善を訴えていても、あくまでもそれは状況的に
言えるだけであって、状況が変われば真逆になる事も
あります。

私がよく書いていますが、約束を守る事や、限りなく
嘘を付かないといった誓いを立てたのは、絶対とは
言えないから、限りなくとつけました。

とは言え、私の場合は人間は油断すればすぐに信念が
崩れることを知っているから、自分で意識しているので、
限り無く100%に近い状態で生きてはいますが、
多くの人の場合、意識してない人が普通であるため、
1回くらいとか、バレなければと言ったような思想から
邪悪が生まれます。

この邪悪さは、まさに悪魔のささやきとも言える
もので、私は父母が酷い人間だったので、自覚症状を
持たなければ、状況がひとたび変わるだけで真逆の人間に
なるのを現実で体験したから、より重く捉えているだけ
です。

これまで人間が快楽のためや、お金のために絶滅させて
きた動植物の数は数え切れないほどいます。
2024年時点で、人間のせいで数十年内に絶滅すると
されている数は100万種ほどいます。

あくまでも、この100万種はこれまで、では無く、今後を
対象した数であって、この何倍も絶滅させてきました。
よく言われる言葉ではありますが、快楽で殺すのは人間
だけだと言われているように、そこにはお金も関わってきます。

油断すれば悪に染まり、そのうち善悪の区別もつかなくなり、
自分の思うがままに行動することになるのを私は見てきました。

父が何故、弟を殺す相談をしてきたのかは理解しかねますが、
本当に挨拶するようなくらい自然に、話して来た時には正直、
恐ろしいと思いました。まあ、邪魔者扱いされていたのは
事実ですが、私に実行犯にさせようとしてきた事から、
私がお金で動く人間であったならば、殺していたとは思います。

ですが、私はお金では動かないので、父としては理解できず、
私も排除しようとしてきた事から、私にとってはその事に
関して、それほど驚きはしませんでした。

昔から父母の好きなようにしてきていたので、特別な感情は
湧きませんでしたが、邪悪な意識の無さには驚きました。
人を殺す話を、平然と話すのは明らかに異常者だと自ら
言っているようなものなので、理解しかねる事ではありました。

ただ、最初に言ったように、仮に世界が平和になったとしても、
すぐに悪の芽は出てきます。自分の周りが誰もが平穏な人で
あれば利用するでしょうし、善と悪はどちらもが存在しなければ
人間の世界の均衡は崩れるものとなります。

均衡が崩れれば、政治家や公務員などの不正も増えるでしょうし、
平和過ぎれば、今の日本のように政治家は当選したからといって
特に何もできないのは分かり切っているので、当選するために公言
はしてましたが、親と子のような関係にある縦社会が、
政治家の世界であるので、上の命令には逆らいませんし、
批難されれば引き下がるだけで、国が良くなる事はありません。

ただ、小泉総理の時は、そういった関係が無かったのが強みに
なり、色々な事に関して実行に移せただけであって、
政治家として個人でも頑張る勇気が無ければ、出来ない仕事
なので、息子さんたちでは難しいと思います。

あの決断は英断に近いものでした。
国民からも責められ、政府内からも責められましたが、
失業率の上昇を食い止めるには、あの選択をするしか道が
無かった事を理解する国民はおらず、まさに英断でした。

身を切ってまで国のためにどうすべきかを実行できる
政治家は今の所いません。

後になって国民の理解はされましたが、世間から非難を
浴びると、大抵の人は引き下がります。
自己犠牲心も必要になる英断を下すには、自分は当然
捨て身で行くしかないので、理解者もいましたが、
今でもタクシー運転手には、分かっていない人は大勢
いるほどなので、日本人が政治に興味を持たない限り、
政治家はやりたい放題なので、そこもまた問題だと
言えます。

これらは全て、邪悪な心から生まれるものであるので、
コンラッドの発言の後文に、

「人間そのものに悪を行う力があるのだ」

と言っているように、つまりは人間そのものに善を行う
力があるとも言えるのですが、余りにも善の心を持つ人は
少なすぎるので、日本もこのような状況になってしまいました。

自分たちが引退する頃の事など、どうでもいいと言った
邪悪な考えがあったので、日本の未来を考えず、行動した
結果が今だと言えます。

私が一族と戦った理由もそこにあったので、人格も崩壊して、
世間からは立派だと言われている実の父の本性が、高齢に
なっても邪悪な心に満ちている事を知った時には、
生きる意味を失いました。

高齢でありながら、実に愚かな父親と母親を見て、一度は
世間に注目の目を浴びせて、一族を崩壊させようと動き
ましたが、私が自殺に失敗してしまい、実現できずに、
私の命の価値が最大限の時に、父が癌で死に、私の命の
価値は軽いものになったので、一度は人生を放棄して
毎日のように酒浸りになりました。

しかし、約束を守る事と、自殺はしないと約束をした
事により、カウンセラーさんからお酒をやめるよう
言われ、年齢的にもまだもう一回の人生はあったので、
お酒も完全に断ち、こうして今も嘘偽りなく真実を
書いています。

油断をすれば、あんな人間のフリをした化け物になる
事を私は恐れています。

こうして書けるのも、カウンセラーさんが私の話を
信じてくれた事は大きなものではありました。

私にも一応強い味方はいますし、一族の長であった
父の長である私なので、ある程度は無理はできるので、
こうして色々な事を白日の元に晒す事ができます。

基本的にはあまり考えないようにしているので、
今日はたまたま話の流れが、邪悪から始まったので
こうなりましたが、基本的には気楽に生きています。

こういうのは気分次第で書いてしまうので、
今度はもっと上を向いて歩けるような事を
書きたいと思います。

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