きのこ、うなぎと戦う
【きのこの冒険】
(1) うなぎに会いに行く
🍄は友人との会話の中で、メルボルンでみつけたうなぎを捌いてみることにしました。買い物ついでもあって、生簀で泳いでいたうなぎの様子も見てこようと今日はそれだけのつもりで出かけました。
(2) うなぎとの対面
捌くのは心の準備、調味料の準備が出来てからの話で、、とりあえず魚屋さんに鰻の下見に行っただけなんです。
なのに、、、
あれだけうじゃうじゃと生簀で泳いでいたうなぎが見当たらない。目を凝らして探したらようやく2尾いました。
(3)さてどうするか、、
お店の店員さんに聞いたところ、
もうしばらく入荷しないわねとのこと。
それは困った‼️
腹くくるしかないのかと悩んでいるうちに店員さんはうなぎを網で捕まえてしまいました。
買わざるを得ず。オワッタな買うしかないと思う。
(4) 鰻に触れる気がしない。。
不安いっぱいで、連れて帰りましたよ。。
このうなぎ、とにかく元気いっぱい。キッチンのシンクで暴れまわるうなぎをみて呆然としてしまいました。
そしてネット検索ワード
「鰻を気絶させる」
何も引っかかってきませんでした。。🍄😱
(5)とりあえずぬめりをとる
お店の人に言われたように熱湯をかけたら、ウナギは暴れる暴れる。
もう無理ですよ。拷問にかけてる訳じゃないですか。
いやこっちも辛くて怖くて悲鳴あげました。
本当にごめんよ。
そして布でゴシゴシ、包丁の裏でもこすったら
簡単にぬめりは取れました。
(6)さばく。
さばくためには、触らなくちゃならない、触るためにはウナギが落ち着いてくれなきゃどうにもしようがない。
こりゃーお酒、、お酒しかないと。
顔にドバッとかけて静まらせましたが。うなぎが泣くんです。😱
泣きたいのはこっちなのにと思いながらさばきはじめました。
うなぎの鳴き声聞いたことありますか?
きゅーんきゅーんと鳴くんです。😭
ほんとムリです。
(7)嫌な予感
捌きながら感じたのは
皮が厚いんです。骨も太いんです。
あと私の包丁も悪い。。安い包丁使いました。
おばあちゃんの土佐包丁使うべきでした。
兎に角準備ができていなかった。
これはきっと日本の種類とは違う。
とにかく皮がこれだけ厚いのは不安になりました。
小骨も硬いので、仕方なくハモみたいに骨切りするのかと、、作り方には無かった手順を加え。。
なんとか。
(8)タレ作り&蒸して、炙る関東風
骨と頭を炙って、ネットで検索したタレの分量の中に投入。少し旨味が加わるのを期待。
タレは多分うまく行った模様。
関東風に作ってみました。
なんか見た目悪いですね。
(9) お味のほうは。。
まっ、、まずい、、、絶句するくらいまずかった。
身は固いし、皮は身の1/3の厚みで笑っちゃう程うなぎの良さが残ってない。
私の調理方法なんですかね~。
まぁ良い経験させて貰ったと思えば良いかな。
いやぁ、あちこちの筋肉が痛いです。
(おしまい)
読んでくださってありがとうございます。
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