lemon soda

母、妻。時々女。 子どもとか仕事とかそんな事を綴ります。 大人の思春期真っ只中かも。 …

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母、妻。時々女。 子どもとか仕事とかそんな事を綴ります。 大人の思春期真っ只中かも。 そんな自分も嫌いじゃない。

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湯けむりを愛す女

「足が少しでも良くなるように日帰り温泉でも行かないか?」 と夫が言った。 「どうやって?家のお風呂もやっと入ってるのに」   夫はいつも唐突だ。そして無茶を平気で言う時があり、時々喧嘩になる。 「いつも健康で正しい貴方にはわからない」 …的な事を私は態度や言葉じりに皮肉を混ぜて言ってしまったりする。悪い性格だとは認識しているけど、どうしてもそうなってしまう。 こんな風に夫と歯車が合わなくなったのはいつからだろう…。 せっかくの提案にネガティブな反応を返してしまっ

    • 若葉

      すでに新緑の時期は終え、梅雨に向かおうとしている。 このタイトルにしたのは、思春期に観ていたドラマについて少し語りたいから。 キッカケはnoter、「スピカ」さんの記事だった。 その内容の素敵さに、私は感化されて色んな事を思い出させていただいた。 その記事に載せているyoutube動画もさらに良かったので、ご覧いただきたい。 「懐かしさと風情」とはまた素敵な表現ですよね。 いつもマイナスに悪い事ばかりを考えてしまいがちな私には、スピカさんのようなまっすぐな思考と柔ら

      • 「そのままの君でいて…」はきれいごとか。

        私から見たら、息子はなんでも頑張っている。 空手も 宿題も 縄跳びも 走る事も ドッチボールも そろばん教室も 漫画を読む事も アニメを深く見る事も 小学生はすべて全力。 靴紐が上手く結べない。 服を着る時もエリや袖や裾がなんだかちぐはぐになる。 ご飯はボロボロこぼす。 だけど、とにかく愛おしい。 息子は自信が持てない。 「僕はダメなんだ…」といつも落ち込んでいる。 周りといつも比べている。 そして、いつも身の丈に合わない高い目標を立て、達成できないとひどく落ち

        • 1年続けられた喜びを

          どうやら1周年になったらしい。 続けられたことがとても嬉しい。 一度逃げても、また戻りたくなった。 noteには不思議な魅力があって、「ああ、こんなこと書いてみたいな」とnoteを去った後も思ったものだった。 自分が子どもの頃に感じてきたこと、思春期の思い出、社会人としての葛藤、結婚、出産と子育ての歯痒さ… そんなことを振り返りながらツラツラ書いていくことで、そこに何を置いて、また違う場所に歩ける気がする。 「スキ」や「コメント」を多くもらいたい! に固執した時

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        マガジン

        • きみが好きだ
          16本
        • 素敵な記事をありがとう
          20本
        • 仕事あれこれ
          13本
        • My family
          13本
        • 女の私
          6本

        記事

          lemon soda ネイルサロンに行く。

          職場の同僚である、元ギャル看護師Bちゃんが行きつけのネイルサロンを紹介してくれた。 私はネイルをほとんどしない。ピアスも空けない。カラーリングも無難な色。 病院勤めをしていたためか、親が厳しかったためか、付き合う男性がいつも華やかさを好まないためか… キッカケを逃していたのもあるが、要は… かなりめんどくさがりで華やかさに抵抗感を持つ傾向がある。 しかし、Bちゃんの紹介に単純にも心が動かされてしまった。 いつも華やかで可愛いBちゃんを見ていると、 「綺麗でいること

          lemon soda ネイルサロンに行く。

          今、あついもの。

          熱しやすく冷めやすいのは悪い癖だが、私は今アニメにハマっている。 元々好きだったけど、アラフォーになってみるアニメは、子どもの頃とまた違って楽しい。 テレビを全く見なくなってしまった。 以前はドラマやバラエティを好んだが、最近は興味が沸かない。 ニュースやワイドショーは見ていて心が折れてしまう。 その代わり、小学生の息子と動画配信サービスとYouTubeでアニメをよく見るようになった。スマホは非常に便利だ。 夫に「貴方が好きになるものはあっと言うに変わるね。ワンオク

          今、あついもの。

          家族ぼっち

          夫の両親と同居を始めて5年目。 我ながらよくやっていると思う。 なかなか家族水入らずで過ごす事ができないから、「旅行」は私にとって貴重で大切なイベントである。 温泉旅館や素敵なホテルに泊まるのもいいが、夫と私と子ども達とのブームはキャンプだ。 「不便」である事は大事だと思う。 今は1人でどこでも生きていける世の中だ。 「不便」は誰かとともに生きなければ小さな困難を克服出来ない事を知る。 その不便さがどこか距離を縮めてくれる気がするのだ。 小さな事を気にしなくなる

          家族ぼっち

          どっちに向いても

          前向き、後ろ向き。思考や感情の表現には色んな言い方がある。 私は後ろ向き、つまりネガティブな方。 表向きはポジティブな印象を持たれやすいが、 それはかなり役者的で、体調が良い時は私の中の役者が爽やかさを演じてくれる。エネルギーを使い、明らかな疲労と息苦しさを感じる。それが滲み出ている。 場面変われば表情も変わり、死にたくなるような、消えたくなるような、逃げたくなるような、とにかく「自分なんていなくなっていいんだ」というわけのわからない独りよがりな感情に支配される。 「

          どっちに向いても

          noteの続け方

          noteが書けない…とは言い訳。 なんでもいいから書けばよいのだが…。 noteに遊びに行けない日々が続いている。 元々かなりズボラな性分。自覚あり。 最近、あまりスマホを見なくなってしまった。 依存的になりやすい私にとっては健康的なのかもしれない。 だが、なんとなく味気ない。 忙しい日常に浸ると、感性がカラカラに渇く事がはっきりとわかる。 育児、家事、仕事は生きていく上でどれも必要だとはわかっていてもしんどい。 家事なんて、ほぼしていないに等しいが洗濯物を箪笥

          noteの続け方

          「吉本ばなな」さんと話したい

          吉本ばななの「幸せへのセンサー」をAudibleで聴いている。 なぜ聴いているかというと、「三浦しをん」さんの「墨のゆらめき」を聴き終え、また三浦しをんさんが聴きたいなぁと思って検索していたら、なぜか「吉本ばなな」さんが現れたから。優しい絵のカバーに惹かれ、聴いてみる事にした。 私は最近「あっ、なんか聴きたいな」と思ったら聴く。それって当たり前じゃん?とも思うのだが、以前の私は基準が「私」ではなくてどこかの知らない人達が評価を出し、「売れてます!」とか「史上最高!」など書

          「吉本ばなな」さんと話したい

          ゆらめく節目

          ↑こちらの記事に詳細を描いたが、私は「右アキレス腱断裂」の診断を受け、手術をし、自宅療養の日々だった。 怪我をしてから3ヶ月が経過。 車の運転が可能となり、お陰様で現場に復帰している。 小さい事業所は相変わらず人間関係も業務も落ち着かずバタバタで、早めの復帰をせがまれていたからだ。 デスクワークから開始し、今は送迎の相乗り、利用児の身の回りの簡単なお世話が行えるくらいで申し訳無いが、どうやら役には立っているようだ…。 保育と福祉の現場は医療よりも過酷で人の出入りも激しい

          ゆらめく節目

          まぁるい、まぁるい、まんまるい

          「ねえ、おかあさん。りーちゃんプリキュアになれるかな…」 と鏡をみつめて呟く娘。 お風呂上がりにぽっこりしたまるいお腹を触っている。 「どうしたの、急に。」と尋ねてみる。 「だってね、こんなにね、お腹ぽっこりしててね、ぽっぺも太っててね、髪もサラサラじゃなくて、全然プリキュアみたいじゃないんだもん。」 サンタさんから届いた「某プリキュア変身スティック」を振りながら、「変身が出来ない」と悲しみに暮れていたのだが、娘なりに変身出来ない理由を考えていたらしい。 結論は「

          まぁるい、まぁるい、まんまるい

          トットちゃんと、祈る日に。

          1日1日に映画を観に行った。 「窓ぎわのトットちゃん」が観たい!と4歳の娘に催促された。理由は「絵が可愛い」からだそう。 松葉杖と装具歩行での移動は正直しんどい。 悩んでいた。 夫に「いや、ずっと家に引きこもっているのもなんだから行ってみないか?」と背中を押され、行ってみる事にした。 不自由になるとトイレや移動の際に所々にある段差やスロープ、扉などに苦戦した。 動き回る子どもにも追いつかず、冷や冷やしながら、あくせくしながらスクリーンまでとたどり着いた。 「窓ぎわのトッ

          トットちゃんと、祈る日に。

          勝手に震えておく

          怒りが湧き出すと体が震える事がある。 「ワナワナ」とか「メラメラ」とかそんな擬音語の表現が合うかもしれない。 私の沸点は割と低い。 今年のクリスマスイブは散々だった。 事の起こりはイブの夜。夕食時の義理の母一言からだった。 「あなた(夫)来年厄年でしょ?厄払いしなきゃね。神社とか決めたの? あと厄払いのための品を買っておいたの。あなた(私)も職場の方に配るわよね、もちろん。」 私は正直、「は?なんで?」 …と言いたかった。おそらく「狐につままれたような顔」をしてい

          勝手に震えておく

          ONE OK ROCK LUXURY DISEASE ASIA TOUR 2023 お疲れ様。

          ワンオクのアジアツアーが、先日12月18日にシンガポールで幕を閉じた。 「お疲れ様。9月のタイから走り抜けたあなた達…お疲れ様。とても最高でとても素敵だよ!」なんて…在宅療養中のアラフォーはひとり呟いている。 SNSを通し、ツアー中の様子をInstagramなどで追っかけていた私…。 一応、メンバー達をみんなフォローしているから、それぞれがアップしている内容を眺めているのも面白かった。 とくに、ドラムのTomoyaの動画のツアー中の「男気じゃんけん大会」の様子は笑いながら眺

          ONE OK ROCK LUXURY DISEASE ASIA TOUR 2023 お疲れ様。

          いたみが伝えるもの

          ギブス固定が外れて装具をはいて足先にほんの少し荷重して歩行練習を始めている。 職業柄、ある程度の知識があるものだから、注意しながら自己判断で動きすぎてしまう。 担当医から「lemon sodaさんの場合、少々踵骨に近い部分で切れていますから、慎重にお願いします。無理はされないように。」  なんて念を押されてしまった。 理学療法を受けるように言われ、20代の可愛らしい子が担当になった。言葉を選びながら、荷重量を調整するようにと指導してくれている。触れ方が優しく、緊張している

          いたみが伝えるもの