言 ト 葉 /madoka

心に移りゆくよしなしごとを綴る。古きもの、暮すこと。お料理をつくり、みんなでおいしいね…

言 ト 葉 /madoka

心に移りゆくよしなしごとを綴る。古きもの、暮すこと。お料理をつくり、みんなでおいしいね、と食べるひと時が好き。 看護師と保健師。今は´ 言ト葉´ として「いのちのおはなし」と「いのちの教室」をしています。 今後はお食事会やお料理教室、心包み(お弁当)もできたらなと計画しています。

マガジン

  • わたしのいのちを大事に想うトキ

    私が行っているいのちのお話(講座)と、いのちのきょうしつ(こどもむけワークショップ)にまつわるお話をまとめました。

最近の記事

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私 、と。 言 と 葉 。

わたしについて、綴ります。 はじめまして。 まどか といいます 5歳の息子と主人と暮らしています 。 7年ほど前に大阪に引っ越し、 初めは馴染めるかな、、と不安もありましたが、 みんながおおきに〜またね〜と 優しく声をかけてくれて 心配りが素敵な方がたくさんで。 元気いっぱいだけどとってもあたたか。 今ではこの街と人が 大好きです。 そんな私は産まれたとき、 生死をさまよい 多くの人に助けていただいたそう。 管だらけの小さなわたしを上からのぞきながら 、 「誰より

    • kototoha bird

      「コトバ」の成り立ちはとっても古く、 また、様々な考え方から文字が当てられてきました。 奈良時代には、「言羽」という字が当てられたそうで、 私は{コトバに羽が生えて、ゆらゆら飛んでいるような姿}を想像します。 コトトハ(言葉)を通して 私の想いが 軽やかに、自由に、繋がる人の心に届くように願って 鳥さんのモチーフも作ってもらいました。 いのちのきょうしつや、ちびっこお料理教室など、 こどもたち と関わる活動の際には ちいさな子の目にも楽しく映るよう、 カラフルなこのモチ

      • 言ト葉 の ロゴができました

        ~こころを包むように まあるい心で感じて 言葉を大切にする 。 そんなヒトトキを みんなと一緒に過ごしていきたい~ 言葉、空間、ひととき。 「言葉」と「モノごと」に紐づいたコトトハの在り方から、「ロゴ」を作れたらいいなあ。と以前から考えていました。 そんな時、力を貸してくれたのは私の大切なお友達。 いつも、わたしの大事な節目には、 デザインという形で大きな力と優しさを届けてくれます。 気持ちを沢山伝え合って、大事に大事に時間を紡いできました。 そうした中で、同じように物

        • 今までで一番やさしい声で「おかあさん、産んでくれてありがとう」と言えました

          いいこってどんな子? 息子にそんな本を先日読んで、 自分自身にも問いかけた。 いい子ってどんな子? 置かれた環境の中で 大丈夫じゃなくても大丈夫、と言い、 辛くても逃げずに頑張ることを続ける子… わたしはそんな子だったかもしれない 逃げちゃいけない どうにか乗り越えなければいけない 他の選択肢はないなんて 思って、 苦しいのに力を抜けず、 休みたいのに、 一度休んだらもう次はないなんて思って、 泣きたいのに思いっきり泣けず 少し泣いてまたすぐ切り替えては 前を向いてい

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        私 、と。 言 と 葉 。

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        • わたしのいのちを大事に想うトキ
          12本

        記事

          ゆるし ゆるむ ヒトトキ -お花と喫茶とお話と-in愛知

          我が子の一生懸命なお誘いに いつも  ちょっと待っててね、これ終わったらね。 そんな言葉を繰り返して… 家事を終えてリビングへ戻ると ブロックを片手に息子は眠ってしまっていて… はぁ。のため息とともに涙を流す日があります。 なんにも難しいお願いじゃないのになあ。 ただお話し聞いて欲しかっただけ、 ただ一緒に遊びたかっただけ。 なあに? とゆっくり耳を傾けたのなら どんなお話が聞けたのだろう … どうして、、わたし一生懸命やってるのに ごめんね、大好きなのに。。 今を大切に大

          ゆるし ゆるむ ヒトトキ -お花と喫茶とお話と-in愛知

          いのちのおはなしときょうしつin大阪〜卯月🐇〜

          この日は3歳から4歳のおとこの子と そのママたちへ、いのちのおはなしをしました。 ママに甘えながらも 体のこと、言葉のこと じぶんの気持ちを話してくれる姿が 一生懸命でかわいかったです。  あるママは、 息子が初めて自分で体を洗えるようになった時、 一つ一つ体の部位にありがとう。って伝えて丁寧に洗ってたのに、いつの間にかチャチャっと洗お!って声かけになってたことに気がつきました。 今日は、おちち大事、足さんありがとう。と言いながら洗おうと思うし、わたし自身も自分の体に感謝

          いのちのおはなしときょうしつin大阪〜卯月🐇〜

          こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

          こどもたちの成長とともに 性のお話を親子ですることは 抵抗が出てきますよね。 この日は中学1年生の女の子が きてくれました。 妹さんや、小さいこどもたちに 優しく声をかけて一緒になって遊んであげられる やさしいやさしいお姉さん。 お母さんから、 『お付き合いをする子ができてもおかしくない年齢になってきて、性的な心配がどうしても、よぎって。小学生までは、水着で隠れる部分は、自分のだいじなだいじなプライベートな場所やから、人に見せたり、触らせたり、することはだめ。嫌なことがあ

          こんなことを感じられるまでにいつの間に成長したのだろう〜いのちのおはなし(中学生の女の子へ)〜

          であえたこと。毎日奇跡は溢れている(いのちのきょうしつ in大阪)

          この日は 小学2年生、小学1年生、年長さんへ きもち、ことば、いのちはどこから? のお話しをしました。 小学2年生のおんなのこは 最近自分がどこから来たのか、 生理ってなんなのか 体のことがとっても不思議で気になっていたそうで、自分で本を借りたりして調べていたそう。 そんな時に、わたしからもお話しできたことで 不思議に思っていたことが解決されたような、、 たくさんの光が入り込んだような。。 キラキラしたお顔をしていたのが印象的でした。 その女の子はお家に帰ってから 体の不

          であえたこと。毎日奇跡は溢れている(いのちのきょうしつ in大阪)

          手の届く世界を、やさしい世界に(いのちのおはなし in大阪)

          凍える寒さから一変 この日はやさしい空気を纏っていた。 やわらかい色のワンピースが似合う。 そんな春の訪れを感じる陽気でした。 そんな穏やかな日。 県外からお話を聞きに来てくれた二組のご家族に わたしの言葉でわたしの思う命のお話を一生懸命に伝えました。 お話を終えたとき、 一人のママが以前にあった 心も体もすり減らされるような 苦しく辛いお話をひとつひとつ話してくれました。 その最中は本当にどうしていいのかパニックになり 沢山もがいたと思う。 生きることが怖かったとおも

          手の届く世界を、やさしい世界に(いのちのおはなし in大阪)

          春。

          ___________________ 息子が保育園に通い始めた。 お友達と遊ぶのが大好きで 人見知りもなく初めての場所でもいつも楽しく遊べる息子。 きっと保育園も すっと私から離れて教室に行ってしまうんだろうな、と思っていました。 でも予想とは違ってバイバイで毎日泣いています。 お家での泣き方、今までの泣き方とは違う。 保育園に行くんだ、行きたいんだ。 でもごめん、耐えきれないよと我慢して我慢して涙が溢れている。 新しい環境に馴染みたくて頑張ろうと思ってる。でも寂し

          ぼくがうまれた日。父ちゃんと母ちゃんわらってたでしょ?(いのちのきょうしつ in 北海道)

          北海道でもいのちのおはなしをさせていただく 機会をいただきました。 雪道をママと手を繋いで 歩いてきてくれて、ありがとう。 この日は全員男の子。 お名前が、同じの子がいたり、 他の子も一文字違い。 ママのお名前も一文字違いで。 これも何かのご縁だなあと あたたかい気持ちになりました。 参加してくれた4歳の男の子は、 妹が産まれてお兄ちゃんになったとき、 妹がどうやってやってきたのか、 ママに聞いたことがあったそう。 でも、うまく答えられなかったんです。 とママが教えてく

          ぼくがうまれた日。父ちゃんと母ちゃんわらってたでしょ?(いのちのきょうしつ in 北海道)

          凍える寒さに涙した後に、じんわりあたたかい涙に出会った。私が見た、やさしい世界の話。

          冬の北海道。 息子は積もる雪も、ふわふわ舞う雪も さらさらの雪も、シャリシャリの雪も 全てが初めてで、 すごいねぇ〜 たのしいねぇ〜 きれいだね〜 つめたいね〜 また降ってきたねぇ〜と、 来る日も来る日も雪のことを考えて過ごしました。 楽しくてたまらないけれど、、 積もる雪にブーツを取られて靴下が濡れたり、 足が冷えてかゆくなったり、 ツルツルの氷の道で滑って転んだり。 旭山動物園に行った日は、とてもとても寒い日で、 凍えながら少し泣いていた息子。。 雪の降る街で暮らすこ

          凍える寒さに涙した後に、じんわりあたたかい涙に出会った。私が見た、やさしい世界の話。

          違う を楽しんでみたいと、お豆を見ていたら思った

          ちょっと落ち着きたい日には わたしはお豆を炊く。 火をつけたらお水の中でお豆が踊り出す ちょっと落ち着いて〜!と お水を足すと はっ と したかのように  お豆たちが急に静かになるのは ちょっと面白い。 パタパタパタ しゅっ シーーーン ポコポコポコ しゅっ シーーーン おマメに集中して 変化していく香りや音を感じる。 そうしていると、 少しだけ形が歪んでいたり 少しだけ大きかったり、 少しだけみんなと色の違う子が居ることに 気がつく。 お豆さんたちの世界にも

          違う を楽しんでみたいと、お豆を見ていたら思った

          忘れるべく記憶。きみの一歳のおたんじょうび

          息子が初めてのお誕生日を迎えた日、 横で眠った息子のお顔を撫でながら、 私はボロボロ泣きながらこの文を書いた。 込み上げる不思議な寂しさ 苦しい思いと、やさしい気持ち もう1年 と やっと1年 なんとか一年育てられた というほっとした気持ちと、、 まだ一年、、の漠然とした不安 なのに、大きすぎる「幸」。 たくさんの感情に溺れながら わたしはこの文を書いた。 一生懸命に生きた産後一年。 一生懸命に生きた一歳の息子。 一歳のお誕生日は ものすごく深いものだった。 もう

          忘れるべく記憶。きみの一歳のおたんじょうび

          だからぼくは走るのが得意なんだね。  (いのちのきょうしつ in 愛知)

          「だからぼくは走るのが得意なんだね」 みんなは、 パパとママの一等賞なんだよ。 そう伝えたとき。 ある5歳の男の子がキラキラ笑顔でそう言った。 すごいなあ。 パパとママの素敵なところを知っている。 そして、 だから僕はパパとママの素敵なところを持っているんだ、とちゃんとつながっていた。 いのちのつながり いのちは巡ること。 わかるとみんなに優しくできる 感謝を伝えたくなる。 ありがとう。生まれてきてくれて。 パパもママも じいじもばあばもだ。 みんなこうしてパパとマ

          だからぼくは走るのが得意なんだね。  (いのちのきょうしつ in 愛知)

          おかあさん、めっちゃ痛かったってゆうてた!(いのちのきょうしつ in 大阪)

          あかちゃんが生まれてくるとき。 ママも赤ちゃんも顔を真っ赤にして とってもとっても頑張るんだよ。 この日は4歳児さんばかりでしたが、 みんな自分がどうやって生まれてきたのか。 恐竜さんみたいにたまごからは生まれてきていないこと。 ちゃんと知っていました。 帝王切開で産まれてきた子が二人居ましたが、 ママのおなかの傷のことも  ちゃんと理解していました。 4歳さんでもこんなに理解できるだなあ そして、ママたちが日ごろから生まれてきたときのお話をしているんだなあ… と感動し

          おかあさん、めっちゃ痛かったってゆうてた!(いのちのきょうしつ in 大阪)