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欠点も魅力なのね

ハワイ旅行の楽しみのひとつ、ショッピング。
今回もたくさん買った。
クッキー密輸で捕まるのではないかと思うくらいに買いまくった。
オーガニック系のスーパーではボディクリームをいくつかゲット。

お風呂上がりにマッサージを兼ねて全身にボディクリームを塗る習慣を、26歳から20年以上続けている。
そのおかげか、アラフィフにしてはそれなりにしっとり肌。体型は崩れつつも、なんとかまだ体裁を保てている。

そんな私にとって、ボディクリームはいくつあってもうれしい。
ちなみに、ハワイの物価はめちゃ高い。
コロナ禍でさらに高くなり、加えて円安というダブルパンチ。帰国して請求を見たらとんでもなかったけど、それは予想してたけど、敢えて値段は見ずに買ってきた。

その中のひとつが、これ。

いい感じでしょ?

パッケージが気に入ったし、いかにもしっとりしそうな雰囲気。
さあ使おう、とフタをパチっと開けて、ボディをギュッと押す。

ん?

出ない。

もう一度ギューッと押す。

やっぱり出ない。

なんで???

半透明の容器からクリームが満タンに入っているのはちゃんと見える。
おそらく、こっくりかためのクリームなのだ。
仕方なく、容器を体に押し当てながら右手でむぎゅーーーーっと押して、やっとこさ出てきたクリームを左手で受ける。

、、、使いにくっ!!!

こんなタイプ。美容オイルとかならいいけどね?

このクリームにこの容器はアカンやろ。
歯磨き粉よりもかたくて、逆さにしても落ちてこないクリームに、これはないわー。
さすがアメリカ、大ざっぱだなー(ごめんなさい)
作るとき誰も気にしなかったんかい!
まだたくさん入っていてこれだから、減ってきたときが思いやられる。
最後まで使いきれるかな。

でも、毎回使いにくいと思いつつ、そこから自然とハワイに思いを馳せている。
素敵だったなー心地よかったなー。
多分使いづらさとか気にならないくらい、ハワイではみんなハッピーだし、きっとこの商品のアンバランスすらチャーミングに思える気がする。

結局人と同じなのかも。

欠点と決めてしまえば欠点になるし、その人らしさだと思えば愛嬌となって魅力にすらなる。
この世界は鏡。自分の心をさまざまに映し出す鏡だ。

ボディクリームにそんなことを教えられるなんて、人生捨てたもんじゃないよねー。
マハロ〜

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