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エブエブ感想✨私たちは宇宙とともにある。

EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE
観てきました。
タイトルだけでも面白そう、予告をみてやっぱ面白そう!と思いながらなかなか行けず、やっとです。

いゃ〜面白かった。最高でした!
いい映画ってどちらかと言うとシリアスなもの多くない?
これね、全然シリアスじゃない。ずっとハチャメチャ。
いや、主人公エヴリン(この名前題名と掛かってる?)の現状は八方塞がりである意味シリアス、ひっ迫していたかな。

ストーリーはあまり覚えてません。(ちゃんと覚えてる人いたら天才だな。)
でもネタバレはしてるので、これから観る方はここでさよならしましょ。
ぜひまっさらな状態で楽しんできてください。

タイトル通り、エヴリンがいくつもの世界線を同時に生きるマルチバースを描いています。
宇宙の巨悪を倒す使命を与えられ、とにかく戦いまくるアクション、コメディ、アクション、そして最後に、愛。

エヴリンは倒産寸前のコインランドリーを経営し、頼りない夫、関係がこじれている娘、認知症の父を抱えながら、税金の申告も切羽詰まっている。
その世界で生きると同時に、別の世界では宇宙を救うべく次々と襲い来る敵と戦いまくる。
それ以外にも映画スターだったり、嫌味な国税局員となぜか愛し合う関係だったり、鉄板焼き屋で謎に働いていたり、はたまた岩だったりと様々な設定、世界線で展開し、とにかくカオス、そして自由でした。

ただ、全編を通して核となるものは家族。特に娘との関係。
わかり合えない、思い通りにならない娘は違う世界では宇宙の巨悪という存在でエヴリンに立ちはだかります。
ブラックホールをドーナツ(ベーグルだったかな??)と呼び、崇拝している。その力は強力で、何もかもを引き付け飲み込んでいく。

そう、ネガティブの力って強いよね。心に芽生えたポジティブを、いとも簡単になぎ倒す。
そんなセンスが光るジョークが随所に散りばめられてる映画でした。
ちなみに、娘のメイクや衣装がめちゃくちゃオシャレでした!
強くて個性的。しかもかわいい。

戦いながらエヴリンはチャクラが開き、愛が唯一の解決方法と気づき、愛で制します。

だって、宇宙の法は愛ですからね。
私たちは宇宙と共に生きてるのです。

この世は何もかもが私たちの意識次第。
時間や空間の概念はなく、すべてが同時。
私たちはどこまでも自由で、何もかもを持っている。
けれどどんな世界で生きていようと、背負ったカルマからは逃れられないのです。

飛躍しすぎかな?
でも私にとって、日々感じてることがこの映画には詰まっていて、大丈夫、間違ってないよと励まされた気がしています。

今気づいたけど、
主人公の名前はエヴリン・ワン。
EVERYONE
このストーリーは私たちのことかもね。

久々に映画から元気をもらえました。
ポジティブなパワーをありがとう!

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