外資系に転職して、幾度となく上司に言われたのが、ビジョンにマッチした提案かどうか。 会社では、ビジョンとミッションをベースに事業部門毎に 事業部ビジョンを定義している。何か社内調整や役割分担で揉めたときは常にこのビジョンに立ち返り、どの選択が最適化を説明し、おとしどころを探るようにしている。 そのため、入社して3ヶ月くらいはこのビジョンに関するトレーニングが思った以上にあり、グローバルな拠点同士で認識を合わせるための灯台みたいな役割をしている。 ビジョンを立てる重要性を学
採用面接官として、一次面接担当になったお話。 すでに三回面接官を担当しており、色々な人が応募してきて、採用見込みの高そうな人と面接を行う。 うちの会社でまず確認する面接観点は以下の3点。 ①即戦力になりそうか? ②長期的に働けそうか ③英語でしっかりコミュニケーション出来るか、英語アレルギーないか それ以外にも技術観点での15項目ほどあるが社外秘で公開できない情報もあるのでここでは割愛。 面接官になって思ったことは、日本人で技術と英語両方出来る人は、本当に少ない。 今
●担当部署 私が属しているテクニカルサポート部隊は 日本のお客様からの製品問い合わせやこんなことが出来るなどの問い合わせを受けるのがメインの業務です。 ●開発拠点先 開発部隊は日本にはなく、機能や製品により海外拠点(中国、シンガポール、インド、ベルギーなど)に問い合わせながらお客様の答えを探すような流れとなる。 日本のブランチにも過去経験が累積してあるが、情報が古かったり仕様変更したりするので、開発拠点に英語で問い合わせる。 ●英語頻度 普段の社内メールの英語比率は100
外資系に転職して良かったことを書いてみようと思います。 🔶業界トップの人と同僚になれるという点 🔶そのスーパー凄い人から、ノウハウを参考にして成長できる 野球のメジャーリーグで例えると大谷翔平みたいな同僚がおり、世界最前線で活躍するエース社員と間近に接することが出来ることは貴重な経験だと思います。 この会社に入るまでは、グローバルで活躍する人と、自分との距離感がとれくらい離れているか分からなかった。しかし、実際にエキスパートの人と同じ会社で同じような立場(職位は違うが)
外資系に勤務する同僚たちの転職事情について、話したいと思います。 同僚の多くが転職経験を持っており、三社、四社と経験していることが多く色んな会社の社風を聞くことが出来る。また、残念なリストラの生々しい話も聞くことが出来る。 外からみて良い会社も実は風通しが悪かったりと、色々ですね。 その同僚の話のなかで、自分の転職候補先だった会社もあり内情を聞いてみたところ、物凄く実力主義で他人を蹴落としても這い上がる社風と生々しい話を聞き、選択しなくて良かったと改めて思う。また、現職場の
リベラルアーツの学びを深めるうえで、同僚のオックスフォード大の同僚からこの本を薦められました。 この本ではリベラルアーツの必要性、今後の取るべきアクションについて提言されており、非常に分かりやすく読みやすかったです。 ここに日本の失われた30年の原因の一因が含まれているように感じました。 ●リベラルアーツとは 自然、社会、人文科学、思想、批判、ノンフィクション、芸術のこと。 ●リベラルアーツを何故学ぶか? 一言でいうと、自分の頭で考える力がつく。 サブゴールとして物事
以前に所属した日系大企業においても多様性やD &Iの重要性を普及させようとしていたが、外資系は既に普及させずともその環境が整っている。特に日本ブランチにおいては、100人未満の日本人に対して本社は何万人規模という数では敵わない状況。つまり、日本にいながら、会社の門をくぐるとマイノリティ(少数派)の立ち位置になる。 マイノリティになるとわかるけど、日系企業では、常識的にこう対応すべきだと思うことを同僚にも共有すると共感を得られることが多いが、外資系だとそうはいかない。 日本人
ホリエモンの書いた多動力の本の姉妹本に当たる英語の多動力を読んだので、感じた点をメモします。 なお、多動力というのは、聞き慣れない言葉とは思いますが、越境する力のことです。 自分が携わっている業界や分野から越境して他分野との融合する力を意味するようです。 さて、英語の多動力では、英語力に魔法の粉はない。 ●ホリエモンは英語を実践で身につけてきたそうで、多少間違った英語でもよいと考えている。要するに伝えたい思いや行動力があれば、相手には伝わる。そこからブラッシュアップしてい
入社当初は英語環境に慣れるので精一杯だったが、入社して一年半が迫ろうとしている 今の英語力を自己分析してみた。 マネジャーレベルがIELTS 7.0(TOEIC950)レベルとしたら、入社時が6.0(TOEIC800)で約一年半で6.5(TOEIC850)に到達したかどうかというレベル。 7.0(TOEIC950)にはまだまだ三年は掛かりそう。今日もインド人との電話会議だったが聞き漏らしが何度かあった。 メインホストでないから、聞き流したが メインホストなら何度も繰り返し
本社指示とお客様要望との板挟みは、以前にお伝えしましたが、いまいちピンと来てない人がおりましたので、以下で例えてみます。 嫁姑が仲悪いときの旦那さんの立ち位置です。 どちらも自分にとっては重要ですが、どちらかを立てると、一方が不味くなるので うまい塩梅で進める必要があります。 実際の嫁姑の問題のときは、必殺技 「聞き流す」作戦が使えますが、外資系の仕事の場合は、この技を多用出来ません。 そのため、自分で(日本ブランチの上司や同僚に相談しつつ)、うまくやり過ごす必要がありま
自分への備忘録としてざっくり年収推移を書いてみます。 24歳 年収330万円 新卒二年目 26歳 年収450万円 大手企業転職 30歳 年収600万円 残業60時間 33歳 年収700万円 係長昇進 残業多め 36歳 年収850万円 グループリーダー 残業多め 38歳 年収1000万円 残業加算効果 そこから1000万円をいったり来たり。 働き方改革の残業抑制により900万円~950万円前後になる。 46歳 1200万円~1300万円 外資系転職
業務にAI導入が進んでおり、もうAI無しでは業務遂行が困難な時代が来ている。 当社もAI関連製品を提案したりしており、AIによる業務効率化、リソース再配置による人事異動が行われている。 大手テック関連のAIを見越したリストラの波が当社にも来ている。 AIに代替えされない技術とは、 本社と日本のカスタマー企業との認識ギャップを埋める作業、日本のお客様の課題を因数分解分解して本社に伝える課題分解能力などかなぁと思ってます。
外資系企業の良さについて感じたことを話します。 一番はグローバル視点で自分の仕事を見れることだと思います。 今の担当業務は日本法人のお客様相対ですが、他のリージョンでもお客様は違えど同じ業務をしている同僚がいます。各リージョンで特性は違い、各リージョンの個性が出ておりますが、普段の自分の業務にとても参考になりますし、刺激にもなります。 毎月、グローバル会議があり各国から進捗報告をする機会があり、他のリージョンの情報で自分のリージョンの施策に反映させたり、また自分の発表した
日系企業と大きく違うのが、HR イベントです。毎月何かしらのイベントがあり、ランチもしくはディナーなどが会社費用で頂けることがある。 もちろん、ご飯を共にするだけではなくテーマを決めてその話題にちなんだ内容の話しや議論をしたりしながらご飯を食べる。 例えば、障害者の雇用を考える アフリカの難民支援について、 リーダーシップ研修 など様々 とにかく在籍社員の底上げ、教育には徹底しており、研修終了後の確認試験は20問ほどの5択複数選択式で全問正解しないと完了とみなされない仕
外資系企業のトレーニングについて、話せる範囲でお伝えします。 まず、日系企業と異なるのは、トレーニングの豊富さと量が多いです。 また、部署からも関連部署などへの最新ツールや機能アップデートについての勉強会が毎週のように開催されております。 もちろん生成AIの業務への導入度合いもスピードがあり、キャッチアップをサボると本当に置いてきぼり感が半端ない。 これ、みんないつ勉強しているのか不思議なくらい。 海外本社はMasterやDr.保持者が多く、知識習得には貪欲な人が多い。ま
40歳過ぎて学歴は、業務遂行において殆んど影響ないとは思いますが、皆さん気になるので、私の周りの学歴を簡単に紹介します。 ●海外 海外大4 ●国立 東京大2、京都大1、東北大1 岡山大1 横浜国大1 栃木大学1 山梨大1 ●早慶上理 慶応1、早稲田2、上智大2 ●マーチ 法政大1、明治大2、 ●その他 東京電機大1、芝浦工大学1 福岡工大1 、大阪商業大1 分かっている範囲ではこんな感じです。 コンサルや金融系ではないので国立から私立と多岐に渡っていますがビジネス