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【仕事】新しいことを始めるときは、アンチテーゼの存在を想定しておくべし。

これ、最近上司に言われたこと。
いや、分かってはいたのだけど、改めて言われると、ね。

私はアイディアが割と湧きやすいタイプで、頭に浮かんだら何とかして実現できないかと考えまくるタイプ。
アイディアを10思いついて、そのうち1つ形になれば御の字、みたいな話をよく聞く。
でも私は、思いついたアイディアはもれなくやってみる派。
軌道修正しながら、とにかく形にはつなげたい思いが強い。

でも、やはり新しいことへのチャレンジには苦難がつきもの。
異物を排除しようとする勢力の強さよ。
それに屈する兆候もあったのだけど、なんとか乗り越えてきた。

読み返してみた過去の記事↓

この記事で引用している、野村克也監督の名言。

35歳を超えて敵がいないということは、 人間的に見込みがないことである。
何かを成し遂げようとすれば、敵は当然できる。

野村克也「野村の流儀 人生の教えとなる257の言葉」

基本的に人は楽な方を好む。
だから、現状維持が好き。
エネルギーを使わずに、省エネ体質を大事にする。

それでも良いときもあるけどね。
でも、「それじゃあかん」と分かりきっている状況に敢えて現状維持を望むのは怠慢だと思うのよ。

出る杭は打たれる。
でも出過ぎた杭は打たれない。
じゃあ出過ぎればいいじゃん。

と、安易には選択できないのが人の常。

世間でいう「すごい人」は達観しているだけの人並みならぬ努力をしてきたのだから、出過ぎた杭になるだけのスペックがあるのであって。
それなりに努力は認められていても、非凡な能力を持っていない私のように、中途半端感が拭えないキャリアかつミドル世代突入直後の年齢だと、努力対効果がまだまだ現れにくいのだと思っちゃう。
言い訳かもしれないけれど。

だから、杭を出し過ぎちゃうことができない立場の私からすれば、野村監督の言葉に大変励まされた。
そうそう、他人が頑張ろうとしていることを良く思わない人って絶対存在するし、それすりゃ周りにいない35歳以上は、逆にやばいって話。
他人に関心すら持たれなければ、その人の考えや言動を評価するに値するレベルではないってこと。
寂しい。

これまで、自分のチャレンジングな精神に「待った」をかける人の存在を疎ましく思っていたのだけど、逆にそういう人がいないとダメ、そういう人がいて当然、というスタンスをデフォルトにしておきたい。

プランBやプランCを用意しておく理由も分かった。
集団の3割分の仲間を準備すれば、取り組みをスタートできる理由も分かった。
アンチテーゼは折り込み済み。

私自身、今月末に1つチャレンジをするので、石を投げてくる奴がいても、華麗に避けようと決意した土曜の夜。

では、また!

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