家族を含む支援とは 怒鳴られちゃった新人です
「介護で話そうよ NO9」
障害のある方のサービスの続きです。
私は、この経験を踏まえて、新人に教える時や気難しい方のサービスは重要ポイントを重視し伝えるようにしています。
・カスハラ事例2
🤱MOTHER/身体障害のある娘さんのお母さん
20代の娘さん
お迎えとお風呂介助に入っていました。
娘さんは穏やかでいつもニコニコ、とっても人に気を使ってくれます。
MOTHERはいつもと違うやり方をしたり、手間取ったりすると嫌味を言って不機嫌になります。
何回も質問されると嫌らしく、
🤱「だから、前も言ってんでしょ!直ぐ忘れんだから!」
🤱「服はそうやって畳むんだね、〇〇さんも丸めてたわね」
と文句や嫌味を言いながら教えてくれます。
娘さんとは同年代もあり、親近感を感じていました。
指さして教えてくれたり、表情て、「あぁあ」や「おぉう」と一生懸命に教えてくれます。
とっても優しい方でした。
お風呂介助は、ご自宅に機械を設置し、吊り上げて入浴をしていました。
玄関からそのまま脱衣所に抱えて→更衣
機械を装着してフロアへ→洗身
機械で浴槽へ→入浴
機会の使い方は手順をきちんとやらないと動作しなくなるので使う時は毎回ヒヤヒヤです。
(自動でロックがかかるのか、急に動かなくなる😅)
お母さんは基本がイライラしており、服の畳み方や訪問の仕方にちくいち文句を言います。
初日に玄関に入った瞬間
🤱「だから言ってんのに、あー!、もー違うのよ!そこじゃないんのよ!!もー!?」
と意味のわからず怒鳴られたことを覚えています😨
娘さんも起きた出来事を理解できず2人で顔を見合わせて困惑💦
(入った瞬間怒鳴られるからビビるよね😅)
どうやら、同行した時に
「機械の使い方が分からない時はお母さんに聞いても大丈夫ですか?」
と何回も聞いていたことが癪だったようで、私が来る前に事業所に電話で文句が入ったそうです。
「あの人は大丈夫なのか?聞けば良いと思っている態度に腹が立つ」
と言っていたそうです。
サービスから戻ると、サ責に心配されたのを覚えています。
マザーは気持ちのアップダウンがあので、嫌味も本気のクレームではないようです(私が勝手に思ってる)
不安や心配性が出るのかな…
こんなことがありながらも、訪問NGにはなりませんでした。
そりゃそうです、大きな失敗をして危ない目に合わせたり、何かを壊したりしたわけではないのですから。
しかし、
私がサービスに入れなくなり、他に入る人がいないからと他の事業者に移られました。
・私の対応と見解
兎に角、手順を間違えないこと。
マザーには極力質問しないこと。
(初めの数回ぐらい質問しても良いだろう😢と思うが、利用されている方にとってはサービスが重要)
MOTHERにとっては、いつもの当たり前のことだから「もたついてんじゃねぇよ!」と怒り爆発になるのでしょう(気持ちが切迫してる)
だから、新人だとしても、質問されることは
「援助者として何しに来てんだ!?」
と思うのでしょう。
MOTHERと同じ気持ちになるなら…🤔🤔🤔
飲食店で店員が配膳出来ず、客に質問してばかりだと「配膳もできねえのか??!」ってなるのかな…?でも、怒鳴りません、怒鳴れません😓
MOTHERにしてみると毎日やってることだから、娘さんのお風呂介助は簡単なのだろう。
兎に角!、
新人としては、厳しいぜぃ💧
・反省点と私が出来た解決策
そう!
新人として厳しいのであれば自信を持って介助出来るまで同行を増やしてもらえば良かったのです。(3回の同行でOKしちゃったんだよな…)
私が考えていたほど、利用されている方には、それ相当の人生背景があります。
一人ひとり性格か違うと言うように、私が想像できないほどの生活環境や価値観があります。
生活に寄り添う仕事だからこそ、客観的に配慮してサービスに入ることを学びました。
そして、それ相当の生活があることを覚悟しました。
初日に何もしていないのに怒鳴られたのは、コレが生まれて初めてでした。
そして、怒鳴る方は感情でしか伝える手段を持ち合わせていないことを知りました。
生活や価値観が違うという事は、コミュニケーションの取り方が違うんです。
怒鳴られちゃった新人です🥲
manoの『介護で話そうよ』
これからもよろしくお願い致します。
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