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みんなで作るパトの共同マガジン

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【ルール】 ・自分のことだけでなく、他の参加者にも配慮すること。 ・連続投稿は1回5本まで ・過剰に自分の記事を投稿しないこと(過剰の範囲は常識の範囲内) ・管理者の指示に従うこ… もっと読む
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2023年10月の記事一覧

量子もつれ:宇宙の糸で結ばれた恋人たち

 量子もつれは、現代物理学において非常に興味深く、神秘的な現象です。これは、2つの粒子(電子と電子、光子と光子、など)がある特定の方法で結びついた時に起こり、その後2つの粒子がどれだけ離れても、一方の粒子の状態がもう一方の粒子へ即座に影響を与えるというものです。  それは、簡単に言うと、2つの粒子が一緒にダンスを踊っているようなものです。これらの粒子は、あるときにペアとなり、それ以降はお互いに特別な関係を持ち続けます。たとえば、一方の粒子がスピンの向きを変えると、もう一方の

小説やエッセイを紙の本で出版するメリット

 私たちが情報や物語、考えや想いを伝える手段は、現代の技術の進化とともに多様化しています。特に、電子出版が普及し、誰もが簡単に作品を公開できるようになった現在、その選択は非常に魅力的であることは確かです。しかし、ここで一度、紙の本という伝統的な形式の価値について考えてみましょう。  先ず、紙の本の最も大きな魅力は、その「体験」にあります。物理的な「紙」で存在している書籍は、手に取る感触やページをめくる動作を通じて、読者に特有の読書体験を与えます。この独特の感覚は、電子デバイ

年金1級からの社会復帰⑬これからの野望

前章の続きです。 抱えた問題クローズド就職後に明るみに出た問題を解決するため、現状(2023/10)立てている自身の脳機能改善プランについて解説します。 現在(2023/10)僕の抱えている困りごとを再整理しました。 「11.働きながらも治療再開」では、プライベートの人間関係が弱い理由として、「記憶力・想像力の不足により、強い好みやこだわりを持てないから」ともと書きました。 それを突き詰めて考えると、上記の③にたどり着きます。 今後の計画基本的に自分で解説した下図

「健常者になろう!」《目次》

発達障害/精神疾患の根本治療に関するノウハウを集約しています。記事総数:149本。 (有料エリアは空欄。ただの投げ銭です。) X(Twitter)やってます。 0.執筆者について(※クリックで中の目次に飛べます。) 著者の自己紹介とマガジン「健常者になろう!」の目的についてまとめました。 1.今つらい思いをしている人へ✉か弱い存在でいたくない人へ ✉目の前に希望があると伝えたい ✉「障害は治らない」という当事者の声がイヤだ ✉他人の言葉を鵜呑みにしないで ✉なにもかも

病名を問わない治療計画テンプレート(1)

健常者になる方法主治医につく 長引く前発達障害/精神疾患の原因は、 と書きましたが、 具体的には以下です。 根本原因①~⑭の有無を調べ、潰していくことが完治への道のりです。 「こんなたくさんあるの?」 と絶望しそうですが、 自分の知る限り、最初に検査・治療を行うべき臓器疾患に対し有効な医療ジャンルは、統合医療(オーソモレキュラー)とバイオレゾナンスです。 標榜科はたいてい内科で、日本の医療業界の弱点である「機能性疾患」を扱うことができます。 …とはいえ、独学でチ

ハロウィンとワルプルギスの夜

 ケルト人は、1年を寒期と暖期に分けてその境の日を祝いました。ケルト人とは、ゲール語を話し、紀元前はヨーロッパ大陸の北西部(現在のフランス・ドイツ・スペインなどの地域)に居住し、その後ローマ帝国との戦いに敗れてアイルランドに移住した民族を指します。  ケルトの祝祭のひとつは、春の訪れを祝うワルプルギスの夜祭 (4月30日)で、もうひとつが、秋の収穫を祝うハロウィン祭 (10月31日)です。これらは、対を成している行事で、そこには根源的な共通点があります。  その二つの祭日

無気力・極貧でもできる「マインドフルネス」

発達障害/精神疾患を、無気力・極貧の状態から治療するノウハウをお伝えします。 マインドフルネスとは、 気持ちの安定と集中力を高めるトレーニングです。 訓練とはいえ、うつや希死念慮に悩む人には楽しみの時間になります。 僕自身がそうでした。 コストもかからず、準備もいりません。 根本治療の話を難解に感じる人は、まず思考力を取り戻しましょう。 記事一覧※目的にあった読み方をしたい人は ↑ の目次の1~3を選んでください。 理屈と実践 コラム マインドフルネスをすると

発達障害/精神疾患の正体について(1)

医師から病気/障害を告げられた人、診断書をもらった人、自分で病気を疑っている人。 言われたことをまんま信じるべきか? も含め、診断や疾患名の意味を誤解してる人が多いです。 完治を目指す人はまず正しく認識して下さい。 (治療以外には役に立ちませんが。) 病名がコロコロ変わる理由初めに精神医学のスタンスを理解しましょう。 以下は僕自身の経験です。 ① 20歳ごろ大学病院の精神科にかかった際に「うつ病」と言われた。 ② そこで紹介されたクリニックでは「統合失調症(陰性症

アレクサンドロスがイスカンダルと呼ばれるに至った理由

 古代のマケドニア国に「アレクサンドロス」 (英語表記 Alexandros;英語読み・アレクサンダー) という名の大王が居ました。彼は良き統治者でもあったため周辺諸国の多くの訪問地にその名を残しました。エジプトの「アレクサンドリア」(英語表記 Alexandria) は、そのひとつですが、「アレクサンドロス」が拓いた地、という意味を持ちます。  同様にしてアレクサンドロスが名を残した多数の地に「イスカンダル」(英語表記 Iskandar )又はそれに類した名前が付けられて

※執筆内容ご意見募集中

いつもご愛読ありがとうございます。 治療情報の記事をまとめ始めたら思ったより項目が多く、完成に時間がかかりそうなのですが、 どんな情報から知りたいでしょうか? 目次の項目、および目次にない項目でも構いませんので、この記事にコメントをお願いいたします。

根本原因①リーキーガット症候群(検査・治療編)

治療分類:内科的治療・腸と炎症 担当医療ジャンル: 統合医療(オーソモレキュラー) バイオレゾナンス 病態の解説は下記を参照してください。 【検査法】前章にも書いたように、発達障害/精神疾患を年単位で患っていて、かつお金がない人は「なっている前提」で治療をしたほうがいいと思います。 僕もクローズド就労をするまでは、陽性前提で治療していました。 特に、分かりやすいアレルギー(花粉症やアトピー)を持っている人はかなり高確率でリーキーガットでしょう。 が、いちおう以下に

マインドフルネスとは何か?

「マインドフルネス」という言葉は、昨今、精神疾患界隈で知られてきました。 ストレス耐性と集中力を高めるためのトレーニングです。 発達障害/精神疾患、脳に問題を抱えたすべての人に効果があります。 また、健康な人でも集中力を高める訓練として利用できます。 近年、脳科学的エビデンスも出てきて、Googleの社員が研修として行っていたぐらいです。 理解すれば「何だこんな事か」というシンプルさですが、理屈から入りたい人もいるでしょう。 が、やらないと意味ないので、後の章で

さんざん試したけどダメだったよ!という人へ

精神科の薬以外で発達障害/精神疾患を治療しようとする人は、SNSでもリアルでもよく見かけます。 標準医療の精神科・心療内科は対処療法なので、人生を変えたいと思って様々な試みをしてきた人は多いと思います。 ただ、そういう人ほど挫折の経験が多いので、この記事は治療への再挑戦をしてほしくて書いています。 たとえば「グルテン(小麦)を食べるな」「砂糖を食べるな」と言われ、それを厳格に守ったが改善はみられなかった、そんな経験をしてきた人。 正解は、 「治療完了まで食事制限は必

雪に覆われた街のピアニスト

 冬の帳が下ろされ、かつて生き生きとしていた街は、白銀の雪に覆われてしまいました。街の中央には、小さな少女がいました。彼女の名前は美咲、天真爛漫な心を持つ若きピアニストでした。  美咲の住む街は、かつて音楽で溢れていました。しかし、冷酷な冬の支配により、音楽の調べも雪に打ち消されてしまったのです。美咲は、失われた音楽を取り戻すことが自分の使命であると信じていました。彼女は毎日、冷たい風と戦いながら、古びたピアノの前に座りました。彼女の指がキーに触れるたび、心温まる旋律が空に