【詩】「Nothing Here」
どしゃ降りの雨にずぶ濡れになりながら街を歩く
部屋にたどり着いても熱いシャワーを浴びられるわけじゃない
言うことを聞かないボイラーは安い家賃の代償
そんなの分かってる始めから分かってる
でも気分が収まらない
突然のアクシデントにオロオロしながら電話をかける
ベストを尽くしても彼は僕の答に肯きはしないだろう
切り口が見えないエンドレスが僕の人生の象徴
そんなの分かってる多分分かってたはず
でも気分は収まらない
きっとどれだけ僕が「ここ」にいて
何もかも知っちゃったとしてもこ