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「継続成長の決め手は内発的エネルギー」

還暦近くになって確信した「人として生きるうえで最も大事なことは成長し続けること」。つまり、そのための成長力を発揮するために、外発的なものではその外にあるものがなくなった瞬間にエネルギー供給が絶たれてしまい、成長継続不能になります。

さらに、痛い、痒い、痺れなどの病的な肉体の状態を解消したい。というものでは、どこまで行ってもマイナス状態からZERO状態になるだけでしかなく、再発防止はもとより、より良い状態、いわばプラス状態への成長のエネルギーにはなりません。

やはり、何か内発的な動機が必要です。家族や良い仲間(ギバー同士の相互貢献)との信愛に基づく良好な関係の維持・向上もあるでしょうが、従来の価値に加え、新しい価値の発揮、従来価値が磨かれていかないことには長期にわたって積極的関係を続けるには至らないでしょう。

では、内発的エネルギーの源泉は何なのでしょう?

私はそれを、「自己の内面と外面、思想と発言と行動、肉体と精神などあらゆる要素におけるより高次元での統合性への拘り」いわば「自己へ向けた美意識」にあると考えます。

それは、本来、人間がもっている、歪な状態やアンバランスな状態への違和感、バランスしている状態や全体として調和している状態を美しいと感じる本能的なものが、その美意識の根幹にあるということです。

そして、「自己へ向けた美意識」の満足、つまり「自己満足」こそが継続して成長力を発揮するエネルギーとなるのだと思います。

例えば、現在、腹筋ローラーで膝を床につけず、立ったまま転がすこと(通称:足コロ/立ちコロ?)ができるようチャレンジしており、つい3週間前までは全然できなかったのに、今では完全伸身まで残り5cmから7cmにまで迫っています。しかし、それができたからと言って何の意味があるのでしょう?
やっている私自身がそこまで腹筋を強化する意味をわかっていません。誰かがそれを褒めてくれることもないでしょうし、誰かに自慢するためでもありません。

ただ、それをできる人が実際にいる(近所の体育館にあるジムで明らかに70過ぎの方が何度も足コロ/立ちコロをやっているのを見て驚きました)。そして、自分にはできなかったことができるようになる。それだけです。

あきらかにただの「自己満足」です。それで、いや、それが、いいのです。もちろん、還暦近くなった、アスリートでもなんでもない普通のおじさんでも進化できることをアウトプットしようとは思いますよ。家族や仲間に貢献できる可能性がありますから。

#ご機嫌に暮らす
#誇りを持って生きる
#成長力
#メタ認知

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