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ベストフレグランス2023を語らせて!〜去年以前に買った香りたち〜

前回の記事で良いお年を!とか挨拶しておいてすみません。

今年のベストフレグランス、今年買った中から選んだよ〜と言ったのですが、そうするとね、去年買ったんだけど今年大活躍って香水が漏れちゃうんですよ。
香水は買ってからが本番なんでね、1年使ってみていつの間にか欠かせなくなってる香水もあるってもんで。
まさに今年のわたしにもそんな香水が2つほどあり…やっぱりそちらも語っておきたいなと思って。

追加で選んだ香りはこちら。

タバックノワール / CARON
vanille44 / le labo

タバックノワール / CARON

キリッとしたタバコと甘いハニー
程よくかっこよくそして華やか

こちら前の記事でも触れてますね。
ベル・ド・ニアッサに重ねるのをおすすめされた香水。なんだけど、重ねられるから大活躍ってわけではなく、こちら単品ですごく好きな香りで。

わたしは元々レザーの香りが苦手なことが多くて、この香りも初めて試した時少しレザーっぽさを感じて(香調見ても入ってないから多分何かをそう捉えて)悩んだんだけど、サンプル使ってる間に好きだなぁ…となり。

ちなみにこちら、タバコ×ハニーの組み合わせで、わたしはこの系統の香りがだいたい好き。
きっかけはペンハリガンのラドクリフっていう香りで、ポートレートシリーズの今は廃盤になってしまった、愛人の息子・享楽的な男をイメージした香りだったんだけど、これがまたたまらなくよく…そして破滅しそうな男のイメージにもあう香りで。
それまでは喫煙者でもないしむしろタバコの香りは苦手なくらいだったのに。何が好きになるかわからないですね…

話は戻って、タバックノワール。
こちらはそんなラドクリフとは違って破滅しそうな雰囲気はなく(笑)、むしろ自信と華やかさに溢れたような香り。
というと使いづらそうにも聞こえるけど、これが案外レザー調のタバコの香りが程よくキリッと香り気も引き締まって、一方で甘さと華やかさもあって、このバランスというか、こういう両面を出したい!という願望も込めてたくさん使った。

重ねるっていう選択肢もできたのでこれからもますますたくさん使いそう!

vanille44 / le labo

乾いた風に乗ってほのかに届いてくるような都会的なバニラ

ルラボで毎年9月の間だけ日本でも買える海外の都市限定の香り。その中のパリの香り、vanille44。

この香りを初めて知ったのがたしか2020年の10月か11月、ちょうどその年の販売期間が終わった頃だった。
それから2年くらい焦がれて去年購入。

バニラではあるけど乾いたウッディな要素が強くて、お菓子みたいに甘い香りを想像すると少し違うかも。

オンでもオフでも使いやすい…というかどんな気分の時でも寄り添ってくれる。
香り方も穏やかというか強く香らないから、その意味でも使いやすい。

バニラの香りは昔から好きで、初めて買った香水がANNA SUIのスイドリームスなくらいなんだけど、この頃はグルマン全開なバニラだと甘すぎるって感じることも多くて。わたしの肌が甘さが出やすいこともあるかもしれないんだけど…
そんな中でこの香りがもしかしたら今一番好きなバニラかもしれないと、1年使ってみて気づいたのでした。


この2つが買ってから時間経つけど今年大活躍した香り!
本当に香水は買ってからが本番だから…季節天気によって変わるのはもちろん、つける場所によっても違うし、気分によっても違う。
やっぱり買ってから、時に減っていく量に怯えながらも使い倒したいな〜飾っておくだけじゃもったいない!って思うタイプだからこういう香りに出会えたのはよかったな、と思う。
(それでもこの香りだけじゃ足りない!ってなるのは業が深いけども)

これからもっと手持ちにこういう香りが増えるといいな。

それでは改めて、良いお年を。