バルトリン腺嚢胞との決別②

自壊のプロとなった私は
押したら自壊する、これを繰り返して生きることに何の違和感も覚えなくなっていた

ある日「死ぬかと思った」という書籍を読んでいて
(大昔に流行ったよね〜)
なんだか似たような体験談が載っていた

はてそういえばこれは一体なんなんだろう
ここにきて初めて生まれる自分の(おそらく)病気への興味
初めて発症時は、インターネット黎明期だったが
世はサイバーワールドに突入していた
Google先生こそまだメジャーではなかったが
ある日突然バルトリン腺嚢胞という文字がヒットした
なるほど私はおそらくこれなんだと
その時初めて納得した。

その頃には、もう成人しており、初体験も済ませていたが
不都合なく、急なお泊まり等でも上手に自壊させることができていたため
もはや病院に行く気をなくしていた。
なんなら性行為の回数が多いほど詰まらないことに気づいた。これは私だけかもしれない。

もういいや、押せば出るし
そう思って発症から14年、うまく付き合ってきた
(たまに腫れてるときに、することになって全く濡れないとか笑える事件もあったが)
潤滑剤が出てるのだなと痛感させられた。

さてここまで14年我とバルトリン氏は共存関係にあり
上手にお付き合いしてきたのだが
ここで妊娠という転機が訪れる…
妊娠中もたまに腫れてたが問題なく自壊させられていた。
尚、妊婦健診で産科医さんに「バルトリン腺腫れてるね、嚢胞かな」と言われ
分かってはいたものの14年越しにやっと診断がおりた(笑)

さて、診断がついてスッキリ!大団円…ではなく、
第一子を出産した際にトラブルが発生した
会陰切開をし、縫合してもらったのだが
おそらくそれが原因で、
自壊しなくなってしまったのだ
(調べてみると結構あるあるらしい)


  1. バルトリン腺開口部の炎症が治まれば嚢胞は縮小しますが、繰り返し炎症を起こした場合や、そのほかの要因(出産時に会陰切開や会陰裂傷の縫合を行った際やその創部治癒の過程など)により排泄管が閉鎖された場合には、バルトリン腺嚢胞が持続する場合があります。

出典:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/18-%E5%A9%A6%E4%BA%BA%E7%A7%91%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E7%94%A3%E7%A7%91/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E5%A9%A6%E4%BA%BA%E7%A7%91%E7%96%BE%E6%82%A3/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E8%85%BA%E5%9A%A2%E8%83%9E#:~:text=%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E8%85%BA%E5%9A%A2%E8%83%9E%E3%81%AF%E7%B4%84,%E5%BD%A2%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

会陰は痛え
バルトリン腺もパンパン
押したら会陰は痛え
でもバルトリン腺も腫れてて痛え

地獄とはこのことか?
赤子はなく、バルトリン腺は痛え
押すと会陰も痛え、赤子は泣く…(エンドレス

先生が病室に往診にきてくれて泣いた
こりゃ痛いねーと言いながら注射器で中身を抜かれる
刺した瞬間の痛みはあるものの、一気にスッキリとする

ていうか14年経って初めてバルトリン腺の治療の
初期段階である穿刺を受けたよ…

ただ、穿刺は意味がないってよくネットに載ってるけど
本当に意味がなかった、次の日にはまたパンパンに腫れていて
なんなら前日穿刺したときより腫れて、悶絶
実は穿刺の日が退院日だったのだけど、速攻病院へ
タダイマー…


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