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2024/05/14_医療DXは効率化が主目的ではなく、データ分析してそれを活して行動することが主目的

こんにちは!、今日はstand.fmを聞いて考えたことを書きます。

stand.fmでは、医療DXを取り入れた美容医療の病院が効率化・合理化の極みに至っていたとの内容でした。

その放送を聞いて、自分の考えた意見としては、次のとおりです。

医療DXは効率化が主目的ではなく、データ分析してそれを活して行動することが主目的である


厚生労働省から医療DX推進が叫ばれています。


その中で、医療DXの目的には5つ定義されています。
①国民の更なる健康増進
②切れ目なくより質の高い医療等の効率的な提供
③医療機関等の業務効率化
④システム人材等の有効活用
⑤医療情報の二次利用の環境整備

②切れ目なくより質の高い医療等の効率的な提供と③医療機関等の業務効率化は効率化の目的であるし、

④システム人材等の有効活用は、人材の効率化の目的であるし、

⑤医療情報の二次利用の環境整備は、整備するだけだし、

これらをみると、データ分析、それを活用して行動の目的がないと感じられます。

これでは、システムを導入して終わりになってしまう気がします。

自分として考えたこととしては、前提条件としてマイナ保険証で、受診歴・病歴・薬剤服用歴など医療にかかわることの情報を集約します。
また、医薬品の対してもトレーサビリティをして、どこにどれだけどんなものがあるのかを把握し数値化します。

それらの情報から、国内である疾患の罹患人数・罹患率についてリアルな譲歩を入手し、それらを元に、国で医療資源の投入先を選定します。

フリーアドレス化をやめて、都道府県単位?というかもう少し大きな単位(関東圏など)で、医療圏を作成して、その中で疾患数・罹患率に応じて、病院の機能を割り振っていくことを考えました。

疾患数を把握できれば、どれくらいの病院があればその患者数をカバーできるか予想できます。

さらに、その数に応じて、必要な医薬品の種類を厳選することができます。

現在、医薬品の供給に問題を抱えているので、トレーサビリティと患者数の把握により、解決ができると考えています。

医療にかかわることをすべてデータ化し、投与した薬剤について、効果が発揮できているのかどうかを確認し、効果が出ていないようであれば、止めることができると感じています。

医療データの2次的な使用については、オプトアウト方式で、参加したくないヒトは、表明するような仕組みにして、データを収集しやすくしたほうがいいと感じています。

するべき行動を明確にしてから、取得したいデータを明らかにし、データを収集できるような統一したフォーマットを作る流れが効率がいいと感じています。

今の流れだと、紙媒体から電子媒体にし、それらからデータを集める、集めたデータで何かできないかを考えることになっている気がします。

そうするとデータ自体の統一化が図れていないので、バラバラのデータが存在し、それを紐づけるために多大なコストが発生し、結局利活用できるデータとはならないことに最終的になってしまいそうな気がしてこわいです。

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