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アンチエイジング×ビタミンE=アーモンド

アーモンドはその栄養価の高さから、別名がたくさんあります。
「エイジングケアの王様」
「天然のサプリメント」
「世界三大ナッツ・ナッツの王様」
など、古くからたくさんの人々に、体を若々しくする効能があると伝えられてきました。

ここでは、アーモンドの栄養価と効能についてご紹介します。


「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンE

アーモンドに含まれるビタミンEは、全食品の中でもトップクラスです。
ビタミンEは “ 若返りのビタミン ” と呼ばれ、強力な抗酸化作用を持ち、酸化のストレスから体を守ってくれます。

アーモンドはビタミンEが豊富な食品で、30gあたり8.6㎎ものビタミンEを含んでいます。

1日に食べる量の目安として、1日約20~24粒のアーモンドを食べれば大丈夫という計算になります。

(厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、ビタミンEの1日あたりの摂取量は男性6.5㎎、女性6.0㎎となっております)

アーモンドに含まれるビタミンEは天然型の「α‐トコフェロール」という成分で、サプリメントに使われる合成型α‐トコフェロールと比べると、吸収力が2倍も違ってきます。

(他のビタミンと違い、ビタミンEだけは例外で天然物のほうが2倍程度体への作用が高くなります)

ビタミンEはサプリメントで摂るよりも、アーモンドを食べて良質なビタミンEを吸収させる方が効果的です。

※酸化⇒簡単に言うと「老化」の事です。
酸化とは一般的に、人体に取り込んだ酸素が「活性酸素」に変化し、細胞を酸化させる事を言います。
鉄が錆びたり、リンゴが茶色くなってしまうのと同じように、
この「酸化」は体内を錆びつかせ、老化や病気などを促進させてしまうのです。

※抗酸化作用⇒「酸化」を防ぐ働きの事で、20代をピークに抗酸化作用は衰えていきます。
体の衰えや、お肌の紫外線などに抗い、酸化(老化)を抑えてキレイな自分を保ってくれる効果が期待できます。

ぜひ、毎日のおやつにアーモンドを取り入れてみてはいかがでしょうか?
毎日のちょっとずつが、いつまでも若々しい自分を保ってくれる事に繋がります。

アーモンドに含まれる良質な脂質

アーモンドに含まれる脂質は、不飽和脂肪酸と呼ばれる種類になります。

脂質は、体に不可欠な栄養素ですが、量や種類に気をつけないと高脂血症や肥満を招きます。
アンチエイジング&ダイエットには“良質”な脂質がとても重要です。

良質な脂質と一般的な脂質との違いは、太りやすさにあります。
一般的な脂質は、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、肥満の元となります。
良質な脂質は、エネルギーとして消費されやすく、中性脂肪を減らす働きをします。

アーモンドに含まれる脂質は、良質な脂質の分類になりますので、
アンチエイジング&ダイエットで積極的に摂りたい脂質なのです。

アーモンドに含まれる不飽和脂肪酸は約99%が「オレイン酸」であり、
オレイン酸には悪玉コレステロールを低減させる作用があります。

【アーモンドに含まれる良質な脂質の効果】
・美肌効果がある
・血液サラサラ効果で血流を改善する
・ビタミンの吸収率を高める
・脂肪燃焼効果がある
・悪玉コレステロールを低減させる
・血圧を下げる効果
・ビタミンEが不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ、シミやしわの増加を防ぐ
などです。

アーモンドから良質な脂質を摂取し、アンチエイジング&ダイエットに役立てていただければ幸いです。

食物繊維が効率的に摂取できる

手軽に食物繊維を摂取するために便利な食材が、アーモンドです。
アーモンドには1粒あたり、約0.1gの食物繊維が含まれています。
アーモンドに含まれる食物繊維は、レタスの約9倍の含有量、ごぼうの約1.8倍の量が含まれています。
100g中に10.1gも含んでいるので、食物繊維を摂取するときはアーモンドもオススメです。

食物繊維について厚生労働省がまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、18歳〜69歳の男性は1日あたり20g以上、女性は18g以上の食物繊維の摂取が基準値として設定されています。

Wアンチエイジング!抗糖化の作用も期待できる

体が老化する原因の1つとして、糖化現象(老化する)があります。

糖化とは、体内で糖とたんぱく質が結びつくことによって糖化最終生成物(AGEs)が作られることを言います。

AGEsは一度作られると体内に蓄積され、その結果、糖尿病や腎機能の低下、動脈硬化といった病気のリスクを高めると考えられています。

アーモンドにはこのAGEsの吸収を抑え、体外に排出させる働きがあることが研究で明らかになりました。

1日25g(約25粒)のアーモンドを6か月食べ続けた結果、糖化(老化)の原因であるAGEsが約20%も減少したという結果が得られています。

AGEsは血糖値が上がってしまった状態で生成されます。

アーモンドに含まれるオレイン酸には、血糖値の急激な上昇をゆるやかにする働きがあります。
(血糖値が高い状態が続くと、体内の糖化が進みやすくなり、AGEsがたくさんできてしまいます。)

アーモンドが血糖値の上昇を緩やかにした為、抗糖化に繋がったと考えられます。

アーモンドは、ビタミンEとオレイン酸、その他の成分によって、抗糖化作用と抗酸化作用を兼ね備えたWアンチエイジングフードなのです。


【食べたもので体は作られる】 老化予防・肥満予防・病気予防は食事からが基本です♪ 一緒に美ボディ仲間として、老いと肥満に程よく抗いましょう!