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アンチエイジング×コラーゲン=豚足

アンチエイジングにおいて肌の老化は避けたい要因の1つです。
本日はお肌の対策として、シワに効果的なコラーゲンの食材をご紹介させていただきます。


コラーゲンの塊!豚足の魅力


じっくりと煮込んだ豚足は、コラーゲンたっぷりのプルプル感と、とろけるような食感が魅力的です。

豚足に豊富に含まれるタンパク質の多くが、コラーゲン、エラスチンです。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は、ともに肌を内側から支え、肌のハリや弾力、潤いを保ち、シミやしわなどを防ぐ効果が見込まれます。
また、血管の弾力を保って動脈硬化を防いだり、関節痛の予防にも効果があります。

そしてコラーゲン摂取を続けやすい材料の安さも魅力!
豚バラブロックが100gあたり200円前後のところ、豚足はなんと1kgで500円前後という驚きの安さです。

豚足には糖質がほとんど含まれないため、ダイエットにも適しているのが特徴。
プルプルとしたコラーゲンがたっぷりなので、効果的に良質なたんぱく質を摂取できるのもうれしいところです。

その他、豚足には免疫機能を調整するビタミンDや、血液や神経などを健康に保つビタミンB12、血液や粘膜・皮膚を作る鉄などが豊富です。
これらは健康だけでなく美容にも深く関わる栄養素なので、ぜひとも積極的に摂取していただきたいです。

コラーゲンとは?お肌との関係


コラーゲンとはタンパク質の一種です。
人間の体は主にタンパク質で出来ているのですが、その中で皮膚、血管、じん帯、腱、骨、軟骨などを構成しているタンパク質をコラーゲンと言います。

アンチエイジングの為にコラーゲンを摂取するのですが、コラーゲン自体には世間で言われているような美肌効果や関節を修復するような効果は期待できません。

その理由ですが、コラーゲンはタンパク質の一部ということにあります。
タンパク質は食事で胃に入ると、胃酸により分解されアミノ酸に変換されてしまいます。

コラーゲンは他のタンパク質と同様に、
体内でアミノ酸にまで分解されて吸収される

「コラーゲン」を摂取

「ゼラチン」に分解される

「コラーゲンペプチド」に分解される

「アミノ酸」として体内で使われる

アミノ酸にまで分解されたあと、体内で使われる栄養素になる

この事から、コラーゲンをたくさん摂取しても、体内に入れば他のタンパク質と同じように「血や肉の元」または「エネルギー」などとして最優先で使われてしまうのです。

 以下、タンパク質が使われる優先順位です
1.内臓と血液を作る
2.細胞を修復する
3.ホルモンを作る
4.骨を作る
5.筋肉を作る
6.お肌や粘膜を作る
1~6の順番でタンパク質は使用される

上記のタンパク質の優先順位を見てもわかるとおり、コラーゲンを多く含む食品を食べたとしても、人体的にはタンパク質と同じ役割として、内臓や血液に優先的に使用されてしまいます。
この事から、コラーゲン食品を積極的に食べる事はあまり合理的ではありません。

そしてコラーゲンはアミノ酸を元に体内で合成されます。
ですがコラーゲンを合成するときに人体はビタミンCを必要とするのでアミノ酸が足りていてもビタミンCが足りていないと正常なコラーゲン合成ができなくなります。

コラーゲンはアミノ酸にまで分解されたあと、再合成される

分解された「アミノ酸」が

体内にあるビタミンC+鉄分と結びつき

「コラーゲン」として再合成される

再合成されたコラーゲンが、まず最初に骨や血液に届けられ、
残った分がお肌に届けられる。

コラーゲンはアミノ酸とビタミンCを材料に、鉄分とくっついて合成されます。
ですのでコラーゲンを合成するときに人体はビタミンCと鉄分を必要とするので、タンパク質がいくら足りていてもビタミンCと鉄分が足りないと、正常なコラーゲン合成ができなくなります。

【コラーゲンの原理まとめ】
「コラーゲン」を摂取

「ゼラチン」に分解

「コラーゲンペプチド」に分解

「アミノ酸」にまで分解

腸から吸収

体内でタンパク質を再合成

タンパク質の一部がコラーゲンとして再合成されて

骨や肌に使われる

(※摂取⇒分解⇒再合成して利用という、
非常にまどろっこしい手順になります)

まとめると、コラーゲンだけ捕ってもタンパク質の補給にしかならないので効果はあまり望めません。
お肌のためにはビタミンCと鉄分も一緒に摂取するのがおすすめです。

コラーゲンの摂取に意味はないのか?


コラーゲンはお肌に効果があるとして、世間的に認識されていました。
実際に効果を実感しているとの声も検証結果も出ております。

ですが、食事で体内に入ったコラーゲンは、すべてがアミノ酸に分解されてしまうために、コラーゲンが肌に与える効果は期待できないという意見も存在しております。

しかし、最近の研究によると、コラーゲンが分解されて生じた「コラーゲンペプチド」が、「アミノ酸」にまで分解される前に、血液や皮膚にまで到達しているとの研究結果がでております。

このことから、コラーゲンの摂取が全く意味のない行為であるとは言えなくなり、コラーゲンを摂取することで、お肌への期待値が高まると言えるでしょう。

1日5g〜10gのコラーゲンを食べると、皮膚の水分量や肌状態の改善、爪の改善、関節痛の緩和などの効果があることが明らかになってきております。

コラーゲンは24時間で体内における効果が切れてしまいます。
効果を維持するなら毎日5gの摂取が必要。
豚足なら100gほど食べるのが良いでしょう。

コラーゲンの選び方


動物性由来と魚由来はどっちがいいの?と悩む方も多いと思います。

コラーゲンは材料によって構造が異なっているので、一長一短のメリットデメリットが存在します。

一般的に用いられているコラーゲンは、豚由来と魚由来の2つに別れます。

豚コラーゲンは人間のコラーゲンに近い構造を持っており、魚コラーゲンはアミノ酸に分解されやすく吸収率が良いのが特徴となっております。

ただ、魚からコラーゲンを摂取しようとした場合、“フカヒレ”や“うなぎ”などはコラーゲン含有量が高いのですが、日頃から摂取という意味では現実的でないので、肉類でコラーゲン含有量の高い豚足をおすすめいたします。

コラーゲンの過剰摂取によるデメリット


コラーゲンが含まれる食べ物は高脂質なものが多く、ニキビができたり、体重増加に繋がってしまいます。
腎臓が弱い人は、排尿が上手くいかなくなり、むくみや頭痛が出やすくなります。

コラーゲンを含む食材は脂質が多い食材がたくさんありますので、食べ合わせが重要になってきます。

高脂肪食が続くと、コラーゲンの合成力不足になってしまうほか、肥満の元にもなりますので、注意が必要です。

さらに、糖質のとりすぎで血中に高血糖の状態が続くと、コラーゲンが糖化して肌たるみの一因にもなってしまうので注意が必要です。

コラーゲンは豚足が続けやすい

豚足はコスパが良く、手に入りやすいのが特徴です。
自分で調理が面倒なときは、ボイル済みな豚足も販売しているので、気軽に食べる事ができるのも嬉しいポイントです。
(辛子酢味噌のたれが付属でついているので、手軽に食べられます♪)

おすすめの食べ方はお昼に食べる方法です。
豚足のデメリットである脂質が高い点ですが、カロリーオーバーを防ぐために、1日の中でお昼に豚足を食べ、その日の朝と夜は脂っこい食事を避けるやり方が効果的です。
一日の脂質適正量を超える心配は少なく、お昼に豚足を食べることで、カロリーを消費しやすくなるのがポイントです。

気軽にコラーゲン生活を始めるならば、休日のお昼にスーパーに向かい、ボイル済み豚足を買って食べるのがおすすめです。
食べ合わせもお忘れなく、ビタミンC&鉄分を含む食材も一緒に食べてあげてくださいね。

この記事が皆さまのアンチエイジングの一助になれば幸いです。

下記に、一緒に摂りたいビタミンCのおすすめ食材も貼っておきます。
組み合わせのご参考になさってみてください♪


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