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いまや、一般的になった食べ物になった「讃岐うどん」について、解説いたいと思います



〈目次〉
1.讃岐うどんの歴史
2.讃岐うどんの定義
3.讃岐うどんの特徴  
4. (参考)現在、人気の讃岐うどんチェーン店
ベスト5

1.讃岐うどんの歴史
香川県(讃岐※)には、弘法大師空海が唐の国からうどん作りに適した小麦の栽培方法と製麺技術を伝えたという伝説があります。

※讃岐とは、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つです。現在の香川県にあたります。

ただ、その頃の麺は、団子をつぶしたような形であったと推察され、現在のような長いうどんになったのは、江戸時代の元禄(元号の一つ。およそ300年前)の頃と伝えられています。

讃岐は温暖で雨が少なく、良質な土壌などが小麦作りに適しており、讃岐で収穫される小麦は全国的に高い評価を受けていました。

加えて、当時瀬戸内海地方では塩田による塩づくりが盛んで、兵庫の赤穂と並ぶ良質な塩の産地でもありました。

その他にも、うどんつゆの素材となる小豆島の醤油等、品質の高い原料の確保が容易であったため、香川県(讃岐)ではうどん作りが盛んになり、広まっていったとされています。


2.讃岐うどんの定義
基準:香川県内で製造されたもの
製造方法:手打ち、または手打ち式のもの
加水量:小麦粉重量に対し40%以上
食塩:小麦粉重量に対し3%以上
熟成時間:2時間以上

3.讃岐うどんの特徴 
讃岐では昔から各家庭でうどんを打つ風習があり、日常的に食べられてきました。


讃岐うどんの特長は、なんと言っても麺にあります。見た目はつややかで、庖丁で切った角がすっと通っています。

食感は、もちもちと弾力に富みながら、しこしこと確かな歯ごたえがあり、他のうどんでは味わえないコシの強さが特長です。つるつると舌触りがよく、噛むごとにほのかな小麦の香りを感じることができます。

かけ、ざる、釜あげ、ぶっかけ、生醤油など、食べ方のバリエーションが豊かなことも、讃岐うどんならではの魅力です。


4. (参考)現在、人気の讃岐うどんチェーン店
ベスト5

1位 丸亀製麺
2位 はなまるうどん
3位 杵屋(きねや)
4位 なか卯(なかう)
5位 やまだうどん食堂

(出典; 「みんなのランキング」
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以上


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