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唯一感じた地方と都会の違い

こんばんは。梅雨はとっくに終わったと思ったら、今日から梅雨入りの知らせ。6月後半はずっと雨みたいです。読書と筋トレがはかどりますね。

初めてnoteを書いてみますが、就活なんかを通して日々感じていること、思っていることを言語化すること、言葉に残しておくことは大事だなと気付かされたので、99%自分のためにnoteを書いていこうかなと思います。そして1%誰かに気づきや学びがあれば嬉しいです。

今日はふと自分が最近思っていることをだらだら書こうと思います。テーマは地方と都会の違い。

僕は新潟の妙高市という地方のいわゆる田舎出身。ただ周りに何もないかと言われたらそうでもない。周りにはスーパーもコンビニもゲームセンターも温泉も、生活に必要なものは基本的に揃っている。

そんな僕も大学進学を機に都会へ上京してきた。上京して早3年。

都会は地方と違い、人が多いとか、交通網が発達しているとか、娯楽施設、飲食店、ショッピング施設が充実しているとか「ベタな違い」を挙げたらキリがない。ただそれらの違いは不便でこそあれ、インターネットが普及した現代においてそれほど大した違いではないし、問題ではない。なぜなら地方に住んでいる人でもそこに違いがあることを自覚できるから。

そんな僕が今最もモヤモヤを感じている地方と都会の違いは「大人の働くことに対する価値観」にある。

大学生活が始まってからこの3年間、学生団体や、長期インターンなどの活動を通して働く大人をたくさん見た。そんな中で一番驚いたことは、大人が前向きに仕事をしていること。仕事から学ぼうとしていること。部活のように熱く仕事をしていること。もちろん人によるだろうし、例外はたくさんあるだろうけど、働くことに対する熱量が高い人が地方よりも多いというのは事実だと思う。僕が上京してきて一番の衝撃、違いはここだった。

僕が上京する前の仕事の価値観は「仕事=我慢してお金を稼ぐもの」だった。そして都会の働く大人のイメージは、満員電車に揺られて死にそうな顔で行きたくない会社に行くみたいな感じ。そんな働く大人に対するイメージが色んな経験、人物を見ていくことでどんどん崩れていった。

僕は地方で育ち、小さいころから周りの大人たちには「安定しなさい、公務員は良いよ」とずっと言われてきた。安定したいという欲求は存在していたので、なんとなく高校卒業時までの将来なりたい職業は公務員。親からずっと言い聞かされていて、そこに疑いはなく、公務員になりたいと思っていた。公務員として働き、結婚に出産、家を建て、育児。やがて老後となり死。それが地方独特の人生で王道の最強プラン。完全にコースが1種類の人生すごろく。仕事はプライベートを充実させるために、自分の時間とお金を交換する作業としている人がほとんど。

このような生き方を否定するわけではないけれど、他にコースがあるということを知れたら、他の複数の選択肢を知ったうえでコースを選択出来たら幸せの度合いは変わってくるのではないかと思ったりする。

この働くことに対する価値観の違い、ライフコースの解像度の違いは個人的に問題だなと思う。

自分なりにこの問題の原因を考えてみたところ、単に情報格差によるものではなく、前向きに働く大人というロールモデルが存在しない(少ない)ことにあるのではと思う。

小さいころから周りで働く大人と言えば、公務員やインフラ、地場の産業などで安定して落ち着いていく人が多く、なかなか働くことに前向きな姿勢を持っている人が少ないという状況だった。そのような環境で育てば、必然と仕事に対するネガティブな価値観が醸成されるのも仕方ないと思っていて、今はここをどうにか変えれないかと思っている。

しかし根本的なライフコースの解像度みたいなもの、そこに関しては今のところどうしようもないとも思う。なぜなら僕が上京して衝撃を受けたように、地方に住んでいるとそこに差があることすら自覚できないから。

日々生きている環境から、人は「自分の選択肢の可能性」を受け取っていく。周りの大人たちが歩んでいるライフコースやライフスタイル、耳に入ってくる周りの人の雑談。友人の進学先だって選択肢を示唆するものになる。日常に転がる情報の集まりが、僕らの意識や解像度を構成していく。ここで最も重要なこととして、「自分がどんな日常から作られているか」について、客観的に省みることは難しいということ。それは意識するよりも前にすでに自分になってしまっているから。根本的な意識や解像度については、そこにギャップがあると発見することが難しい。

僕が熱量高い大人を見て、実際に話すことで価値観が徐々に変わっていったように、実際に目で見て感じる事でしか人の考えは変わらないと思う。そんなロールモデルとなる人に小中高の学生時代に話す機会、目で見て感じる機会があったら…。なんてことを最近よく考えたりする。

この問題に対して、直近では自分がまずロールモデルとなりたいと思っているし、他の角度からこの問題に対してアプローチしたいなんてことを思っている。

まあまだよく分からないけれど、そんなことを22歳の僕は思っているってことだけ書き留めておきたかったので書きました。以上、まとまりのない文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!!!


僕にキャラメルフラペチーノをご馳走してください。めっちゃ喜びます。