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アカウントの専門性はどのくらい必要?

SNSでも、ブログでも、専門性が大切とよく言われます。
note ではどうなのでしょうか?
考察してみました。

SNS アカウントの専門性はアイデンティティを強くする

Twitter、Instagram などのSNSアカウントの専門性が高いと、その専門性を期待してフォローが集まります。
なお、専門性とは、特別難しい内容である必要はないですが、オリジナリティが高いことは重要です。
フォロワーが増えると、そのアカウントは価値があると判断されて、さらにフォローを呼ぶことになります。
そのようにして、アイデンティティが強くなる。つまり「このアカウントはこういうアカウントだ」と、はっきりと認識されます。

ブログの専門性はドメインを強くする

WordPressなど、独自ドメインで運用するブログでは、ブログの専門性が高く、大量のページが存在する場合、そのブログのドメインが強くなります。

競合する AB 2つのブログがあって、Aの方が専門性が高い場合、両者のドメインに同じ内容レベルのページがあれば、Aのドメインにあるページの方が検索エンジンに高く評価され、検索結果のより上位にランクされるということです。

現在の有名ブログサービスのユーザーは「サブドメイン」で運用できる場合が多く、その場合は独自ドメインを持っていることに近いユーザーパワー(※)を持ち得ると考えられます。
それに加えて、ブログサービスのドメインからプラスの影響を受けていると思います。

なお、ブログはフォローが出来ないため、固定のユーザーを獲得したい場合、購読(RSS)してもらうか「はてなブックマーク」のようなサイトでブックマークしてもらうか、パソコンのブックマークに保存してもらう必要があります。
しかし、実際にはブックマークをしてくれるユーザーは一部に限られます。
常連ユーザーでも、常に検索から来訪する場合もあります。

したがって、アイデンティティは、SNSほど重要ではありません。

note アカウントの専門性はブログサービスのユーザーレベルのパワー

note もSNSのため、アイデンティティに関しては SNS と同じことがいえるでしょう。専門性が高ければ、専門性を期待するフォロワーが増えます。

一方、note はブログでもあって、検索エンジンにアピールすることができます。
ただし、無料版 note ユーザーのアカウントは、独自のドメインを持っているわけではないため、自身のドメインパワーを持つことができません。
「note」のドメインパワーに助けられて「強い記事サイトのユーザー」だと検索エンジンに認識されているはずです。

ブログでも、通常のアメブロのようにサブドメイン形式でない場合は、サブドメインのブログよりユーザーパワー(※)が劣ると考えられます。
そのレベルと、noteのアカウントは、ほぼ同じレベルのパワーだと考えてもいいと思います。

ブログとして比較した場合のユーザーパワーの大小関係

独自ドメインのブログ > ブログサービスのサブドメイン使用ブログ > ブログサービスのドメイン下ユーザーブログ ≒ < note ユーザーページ

note は記事サイトとして強いため、そのユーザーの記事としての評価は高めに評価されるのでは?と想像できます。

アカウントの専門性が低い場合の工夫

上記のとおり、noteアカウントの専門性が高ければ、SNSとしてはアイデンティティが強くなり、ブログとしてはある程度ユーザーパワー(※)を持つことになります。

単なる日記など、専門性が低いユーザーの場合にビュー数やフォロワー数を増やすには、

  1. 適切なハッシュタグを複数設置する

  2. 記事単体の専門性を高くする

などが効果が期待できる方法です。

P.S. ユーザーパワーという専門用語はありません。この記事で概念を表現するために作った言葉です。

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