[05/11~05/17] 生成AI Weekly News
今回も社内で話題になった生成AIに関するニュースをご紹介します。
今週はなんといっても、OpenAI と Google 各社からの発表に注目が集まりました。
それぞれのイベントのサマリー解説を下記にて行っておりますので、ご興味のある方はご一読ください!
それ以外にも大変興味深いニュースがございましたので、ピックアップしてご紹介します。
それでは今週のニュースです!
プロダクト・サービス
ChatGPT、Google Drive や OneDrive から直接ファイル追加が可能に
Google Drive や Microsoft OneDrive から ChatGPT に直接ファイルを追加する機能とともに、インタラクティブな表やグラフを展開する機能を実装する模様。
今後数週間で、ChatGPT Plus、Team、Enterprise のユーザー利用可能になるとのこと。
Anthropic Console で本番環境対応のプロンプトを生成できるように
何を達成したいかを記述すると、Claude が思考連鎖推論(CoT)のようなプロンプトエンジニアリングのテクニックを使って、より効果的で、正確で、信頼性の高いプロンプトを作成します。
サッカー選手の位置トラッキングと、平面マップへの反映「ByteTrack」
ニュース
デジタル庁・行政における生成AIの適切な利活用に向けた技術検証の結果
デジタル庁から、生成AIの利活用に関して、技術検証結果の資料が公開されました。
AIの発明 特許を認めない判決「発明者は人に限られる」
アメリカ在住の原告が、AIが自律的に発明した装置の特許を出願しましたが、特許庁は「発明者は人間に限られる」として却下しました。原告が決定の取り消しを求めて提訴しましたが、東京地裁は原告の訴えを退けました。
一方で、現行法はAIの発明を想定しておらず、立法による検討と速やかな結論が必要だと指摘しました。
論文・技術系
Stockmark から、ハルシネーションを抑制した 1,000億パラメータの LLM がリリース
Stockmark から、1,000億パラメータの日本語LLMモデル「Stockmark-100b」が公開されました。
ビジネス系の話題に強い、というのが非常に興味深いですね。
「LLM に表データを読み解かせたかったので、ちょっと試してみた」
「表形式データの読み解き」に関する取り組みがまとめられており、とても参考になります。
ハルシネーションリーダーボード
ルシネーションリーダーボードによると、GPT-4 Turbo が一番ハル氏ネーションが少ないようです。
AIラジオ『zenncast』の技術構成(プロンプトつき)
先週ご紹介した「zenncast」という、Zenn でトレンドになっている記事を、AIがラジオにして紹介するサービスの、技術構成に関する記事です。
その中でも、記事の取得に Jira Reader API を使っている、というのがとても興味深い内容でした。
クエリをURL末尾にいれて、検索結果を返す
認知症の早期介入にLLMチャットボットが役に立つ ハーバードなどが検証
その他ニュース
スーパーコンピュータ「富岳」で学習した大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を公開
東京工業大学、東北大学、富士通、理化学研究所、名古屋大学、サイバーエージェント、Kotoba Technologiesは共同で、スーパーコンピュータ「富岳」を用いて学習した日本語能力に優れた大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を開発・公開しました。
「富岳」の性能を最大限活用した分散並列学習により、現実的な時間内での学習を実現。130億パラメータのモデルで、日本語を中心とした学習データを用いることで高い日本語能力を獲得しています。
技術的な内容・新規性:
「富岳」に最適化した分散並列学習の実現
日本語を中心とした独自の学習データ
国産モデルで最高のベンチマーク性能
StableDiffusionのプロンプトはどのLLMどれが強い
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今週もニュースが盛りだくさんの1週間でした。来週もどんなニュースがあるのか楽しみです!
今週もお疲れ様でした!
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