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(犬も一緒だったりする)海外生活

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海外生活のあれこれです。犬も一緒だったりすることもあります。9カ国目の国に滞在中のヨーキーのシアラです。インドネシア生まれです。2キロです。Coton de Tulearの弟トフ… もっと読む
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#フランス語

ジョアキンおじいさんと鍵

新居の鍵を取り替えるのは一般的だといわれた。 玄関の鍵を一つしか貰っていないのでスペアキーを作らなければいけないとは思っていたが、ドアの鍵を取り替えようとは思わなかった。私が一つしか鍵を持っていないということは、今のドアの鍵を持っている人や持っていた人がどこかにはいるということだが、その人がわざわざやってきてアパートで何かする確率はほぼゼロだとはおもったのでスペアキーをつくればいいとおもっていた。で、一昨日スペアキーを作ろうと鍵屋に行ったら、なぜか魔が差したかのように鍵を取

ポルトガル語ブートキャンプの後はどうする?ー 湖の上を歩いてるみたい

3月末にポルトガル語ブートキャンプが終わりました。 どうなるかと思った集中講習だったが、6回のテストをなんとかこなしてブートキャンプが終了しました。自由に会話ができるというわけではないけれど、普通に聞き取れるわけではないけれど、でもポルトガル語の構造の骨組みがわかったのでここから語彙を増やしたり(無理やり)会話したりしてゆっくり肉付けすればいいんだな、という出発点には立てたと思う。スペイン語ほどではないだろうが、フランス語が出来ることが明らかにとても役にたちました。 (こ

ポルトガル語ブートキャンプ

ポルトガル語集中レッスンとかクラッシュコースとかいうカワイイものではなくブートキャンプというほうが正しかった、、、 毎日レッスンがあるのはいいのだが、恐ろしく早い速度で授業が進んでいく。レベルゼロから(ゼロから!)8週間後にはレベルA2まで行く(行かせる)のだという。6UnitsありまだUnit1も終わっていないのに脱落しそうな人もいるけど、この人のおかげで”自分はまだまし”とかろうじて変なプライドを保ってがんばっている。ごめんなさい。 ポルトガル語講習と同時に始めた無償

芋づる式に学ぶ外国語ーポルトガル語の巻

なんだかどんよりと曇って小雨の降る蒸し暑い日だった。 明日からポルトガル語短期集中クラスが始まるので、リスボンの馬喰町(問屋街の意)みたいなところに文房具を買いにいってきた。文房具屋でノートを買い、ついでに洋品店でプール用のビーチサンダルを買い、そのついでに隣の肉八百屋(野菜を売ってる肉屋)でオクラを買い、途中の有機食品店で豆腐を買い帰宅しました。どこにどんな店があるかわかってくると生活が楽になる。 ちなみにこちらの家族経営的小売店はコンビニ+果物屋とかコンビニ+肉屋とか

成田空港での楽しみ

というわけで数日前に帰国しました。 20時間近いフライト、乗り継ぎもいれると丸1日以上かかる移動の末に、夜遅くに成田に着くのでさすがに疲労しており、その日は成田空港近くのホテルにトフと泊まる。 翌朝、ミシガンから来たという初老のご夫婦と話した。トフを連れているとだいたい犬から会話が始まります。 トフの出身地である、働いてたアフリカの国はどこの植民地だったのかと聞かれたので、フランス領だったと答えると、 Do you speak French? Yes, I speak

出国ぎりぎりでご褒美をもらいました

DALF C1に合格しました。すごくうれしい。 フランス語圏での仕事とはいえ、使う言語は4割英語、3割フランス語、3割日本語という感じなので、なかなか上達しなくてちょっと諦めたりしてたけど、あと1週間で出国という最後の最後にご褒美をもらった。 2020年の11月の試験で合格点ギリギリの53点でB1に合格し、翌年の7月にここにやってきて、そしてそこから2年半近くかかってるが「この年齢で」働いてて独学で合格したんだから自分えらいよ。(結果発表では全ての受験者の生年月日までさら

沢木耕太郎

フランス語圏でフランス語で働いたし、昔から住みたかった場所に住めることになったし、2年前に作ったバケットリストをアップデートしようかなと思っていて見つけた。 「1人で旅するように1人で生きる力量があれば、すごく生きていくのが楽になる」 と沢木耕太郎が言ったらしい。 当たってる。

悲しいフランス語

友人と宿泊した山の中のホテルでの出来事。 受付で一生懸命フランス語で話してるのに、 Do you speak English? と聞かれる。 Non, je ne parle pas anglais.  (英語話せないです) と答える。 それでも私のフランス語があんまりにもわからなかったらしく、英語話せないっていってるのに「英語はなせますか?」と英語で繰り返す。 もおおおおお〜〜〜〜 と(ちょっと)叫ぶ。これでもう聞かれなかった、、、               

レイシャルプロファイリングの悲しみ

数日前に南アで友人に会った。彼とはもう10年以上の付き合いだ。 彼は博士で大学教授で研究者でものすごく優秀で英語もフランス語もペラペラで、京都の有名な大学で客員もしていた、”典型的なアフリカの容姿”と認識されるだろう人だ。私が彼の研究分野でわからない事がある時は、最初にまず彼に連絡をとる。                 * その彼と食事をしている時に、彼が『航空券にSSSという印字をされる事がよくあって、特にアメリカに入国の際には非常に屈辱的な扱いをうける』と言い出した

初めて新幹線に乗る犬と謙虚じゃない飼い主

トフは大変だった長旅を終えて、やっと日本にやってきました。狭いペットキャリーの中で頑張った。おしっこも乗り換えの空港で一回しただけでした。 マルチーズだのビションだのいろいろ言われたトフだけど、一人だけ「コトンドチュレアールでしょ?」といって近づいてきた米系航空会社のCAの人がいました。 飼い主も大変だったけど、楽しみにしていたインジェラが久しぶりに食べられてworth itという感じです。4ー5年ぶりぐらいかも。嬉しかった。帰りも食べる。               

肉食うおばさん- la queue de boeuf

もともと肉が好きというわけでもないので、肉好きの息子が一人暮らしをはじめてからは、一人で肉を食べる機会はほとんどなかったのだが、最近急に肉を食べるようになった。気候変動のことなど意識高い系の自分ではあるものの、ま、年寄りは肉を食べろっていうから、とかいうわけでもない。 理由はトフだ。 トフのために骨ブロスをつくったり、乾燥肉のおやつを作ってるうちに「ちょっと味付けして食べたら美味しいかも」と思って試してみたら意外と美味しくて、トフ用のつもりで肉を買って来ても、トフ用のスー

犬と一緒に自主隔離ー6日目と7日目

今日(7日目)で隔離が終わって明日から仕事だ。いつも眠い。6日目は昼寝のつもりで午後1時に寝たら、午前2時に起きてしまった。この街は、私が日本で住んでいた街よりも1200m高い場所にあるので、高度のせいだと思うことにする。 犬は元気でだんだん大胆になってきて、飼い主が眠くて横になると「ベッドにのせろ、のせろ」とやってくる。 で、結局こうなる。 ランチはパスタとサンドイッチでかわり映えがしないので写真はのせない。朝食はバゲット+パンケーキorクロワッサン、フルーツサラダ、

犬との自主隔離ー3日目と4日目

犬とのストレスフルな自主隔離も3日目を迎えた。PCRが陰性だったのでホテルを出てもいいような話だったがそうではなかった。入国した時に「7日間は住居から出ない」という書類に署名させられているので、まだ自由には動けない。が、ホテルは変わってもいいということだったので比較的安価なホテルに移って引き続き自主隔離を続けることになった。流石に部屋代が半分になって、ホテルの質は落ちたけれど、私はネットさえ十分ならそういうことはあまり気にならないし、犬なんかもっと気にしない。ネットは高いホテ

犬と一緒に自主隔離-1日目と2日目

フランス語で働きたいとやってきた国で、案の定Covid−19自主隔離が適応されて7日間の隔離に入った。金銭的にきつい事になったが、それよりも閉所恐怖症の傾向がある人間が犬と一緒に小さなホテルの部屋に閉じ込められる事の精神的苦痛が怖かった。が、どうしようもない。犬の面倒を任せる人もいないし、いたとしても大事な犬を任せることはできないので、結局ホテルの1室で犬と7日間の自主隔離にはいった。犬と一緒に自主隔離を体験した人は多くはないに違いない。幸い犬のサイズが小さいので助かった。