マガジンのカバー画像

(犬も一緒だったりする)海外生活

92
海外生活のあれこれです。犬も一緒だったりすることもあります。9カ国目の国に滞在中のヨーキーのシアラです。インドネシア生まれです。2キロです。Coton de Tulearの弟トフ… もっと読む
運営しているクリエイター

#コトンドチュレアール

日曜日の午後

日曜日の午後 ランチに焼き魚が食べたくなったので、お魚の美味しそうなレストランをネットで数軒探して目星をつけ12時ちょっと前にふらっと出かけた。 閑散としている日曜日の午後を歩く。静けさと乾いた空気の土ぼこり感とくっきりした空と建物の土色とちょっと貧しげな感じのせいか、アディスアババで住んでいた家の近所を思いだした。日曜日の午後になると強い日差しのなか土埃のまう道を息子とぶらぶら歩いて、近くの路上で売ってるスイカを買いにいったんだった。(エチオピアのスイカはなぜか巨大でお

子犬のトフ

かけんさんに子犬のトフの写真を使っていただきました。久しぶりに子犬の頃のトフがみられて嬉しいです。ありがとうございます。 タイトル写真はまだ小さいころ(といっても1歳ぐらいかな)自分のベッドの綿を出してしまったトフです。帰宅して綿に囲まれたトフをみたときは、コトンドチュレアール(チュレアールの綿)という犬種だけあってトフが増殖したのかと息を飲みました。

動物病院にいってきました

数日前からトフが頻繁にくしゃみをするようになり、そのうちに気持ちの悪い感じの咳をするようになったので、おそらく深刻ではないとは思ったが念のため動物病院にいってきた。 予約なしでいったので待ち時間が長い。病院の待合室で同様に待っていた犬(スパイクという名前)も退屈そうだ。(タイトル写真) やっと順番がきて若い女性の獣医さんと一緒に診察室にはいる。まず全ての予防接種記録を確認。狂犬病、6種混合、犬の咳(犬の気管支炎の感染病)、犬のリーシュマニア(leishmaniase)予防

メリーポピンズ

メリーポピンズが大好きだった。毎日とおり過ぎているビルの隙間のなんの変哲もない小さな路地が実は魔法の国への入り口だったような、いつも目にしている普通の光景の裏には本当は違う世界が存在してるような、ハリポタのワクワク感を最初にくれたのはメリーポピンズだったと思う。 公園にいつもいる煙突掃除のおじさんはそのまま絵の中に連れて行ってくれるし、いつも街角で鳩の餌をうってるおばさんはメリーポピンズと知り合いで、いつも見かけて挨拶する近所の人がさりげなく不思議、、、みたいなメリーポピン

Menino, mas カットカット

トフ(犬)は人も犬も大好きなので、犬や(どうやって判断してるのかわからないが)犬好きそうな人を見かけるとまるで「自分を引きずるようにして散歩する虐待飼い主」から助けを求めるかのように大騒ぎして近づいていく。 トフのような毛質の白い犬は意外と少ないのだが、相手の犬の飼い主は犬種よりも性別を聞いてくる人の方が圧倒的に多い。もしかして妊娠とかしちゃったら困るからかなとかホルモンの臭いで(?)興奮してアグレッシブになったりするのかなと思っているのだが、ある時気がついたら私が返事で

飼い主の心(たぶん)犬知らずかも

タイトル写真は初めて会った私の友人になでられて嬉しいトフです。 私は嫌われてるかなあ。毎日嫌なことする人だもんね。 毎日無理やり何かを口に突っ込んでゴシゴシする。(歯磨き) 毎日毛を引っ張る、痛い事もある(ブラッシング) 好きな(うんちやゴミやおしっこの)臭いを嗅ぎたいのに無理やり引っ張ってやめさせる、時には強く引っ張る(散歩) 毎日2回は無理やり足を洗う(散歩の後) たまに知らない所に連れて行って嫌なことをする(注射とかシャンプーとか) 美味しそうなものがある

図書館にいってキンドルで本を読む日常

仕事で引越す場合はすぐに仕事が始まるのでそれがすぐ日常になるのだけど、そうでない今回は非日常を日常にすることばかりしてる。私は旅行が嫌いで、特に海外旅行が嫌いなのは、非日常的な事やドキドキする体験や予期せぬ出来事が苦手だからなのだとおもう。だから大急ぎで日常を作り上げる作業をしている。 何十年と繰り返してきたようにいつも通り7時に寝て、そして2時に起きて珈琲を飲む。明け方にトフと散歩する。散歩コースとスケジュールは決めた、定期的に行く動物病院やグルーミングサロンも決めた、

ジョギングしたいよ

この街に着いたばかりで、街のことなんてほとんど知らないし、観光スポットにも行ってないし、美味しい地元の料理も食べてない旅行者以下で、スマホ見ながら迷いながら歩いてるのに、なぜか何年も住んでるような地元民に見られる(小)物はなんでしょうか。 答え:犬 トフのおかげで毎朝あるかないといけないので、いろいろなルートを1時間ぐらい散歩している。(本当はジョギングしたいのだが石畳で転びそうなので我慢する。トレッドミルでもいいから思いっきり走りたい。)犬連れだとなんだかローカルの人み

住めば都とUber pet

ホテルからアパートに移動して生活が始まった。 家賃が高いのでむちゃ小さなStudioだけれど、いままで住んだどんなところも時間が経つにつれて「住めば都」となった自分なので大丈夫だろう。初めての国で生活を始める時は、入居してすぐネットが使えて家具付きで光熱費を別々にはらわなくてよい(家賃込み)の場所がいい。すぐにいつもの生活が始められる。初めてで言葉がわからない国で生活を始める時にUtilities関係の手配は大変、というかとても自分ではできない。 昔旅行で来た時に、ギリギ

犬と一緒にビジネスクラス

今まで仕事以外でビジネスクラスにのったのはたぶん一度しかない。しかもバックパッカーをしていた20歳の学生の時という勿体無いことをした。イスタンブール →(ヨーロッパ)→ モスクワ → イルクーツク → ウランバートル → 北京 → 香港と親泣かせな貧乏旅をだらだらしていた旅の終わりの”GW中”に大学にもどらねばならない事になり、安い航空券が見つからず香港ー東京間をビジネスにのった。 当時はビジネスクラスというものを知らず、単にむちゃ高い航空券だとおもっていたので、ラウンジで

犬と一緒に到着しました

到着しました。住むと決心して準備を始めてから9カ月弱。早いのか遅いのかわからないが、とりあえず来ることができました。 結局息子は手伝いにこれなかったし、超小柄なシニアおばさん一人で大量の荷物(32キロ、25キロ、16キロ、8キロ、7キロ(犬))をもって空港から市内へ移動できるか不安だったけどDoor to Doorシャトルを使って余裕でホテルに到着しました。ほんと人生案ずるより産むが易しだな。 空港の動物検疫では前もって連絡しているので検査官のお兄さんが暇そうにトフをまっ

ハリーとトントの旅は続く

ハリーとトントは、数ヶ月中どころじゃなくて1ヶ月半のうちに3カ国間の引越しをしなければいけなくなった。 飛行機は手配した。 トフの日本入国の手配もほぼ終わったので、次はトフがこの国を出国する手配が必要です。コトンドチュレアールは、先祖はレユニオン島から海賊と一緒にやってきて住み着いたという(作られた伝説の)国犬(ロイヤルドッグ)なので、外国に持ち出しますよという許可が必要になるということは前回の出国で知った。作られた伝説なんだけど、海賊の犬の末裔と思うと楽しくなっちゃうな

いよいよポルトガル

いよいよポルトガルに行く事になった。したい事があって、ゆっくりでもそっちの方に向かって進んでいくといつかは出来るようになるもんだな。 いろいろする事があるが、まず日本に戻らないといけないとかやることが山積みなのはいいが、決心しなければいけない事がおおいのが大変。決められた山積みの仕事を片つけるよりも、決めるほうがエネルギーを使う。なにかを決めるのには精神のエネルギー(気力)がものすごく必要だから、まだエネルギーがあるうちでよかった。 (老人になると気力がなくなって、何かを

家族に威嚇されました

家族(両親と兄姉)に会いに行ったトフは、熱烈な歓迎をうけるわけでもなく、かといって喧嘩になるわけでもなく、でもときどき威嚇されたりしながら淡々と実家でのクオリティタイム(?)を過ごしました。 上の写真はトフと(たぶん)お母さんです。お母さんはトフを産んだあとに去勢したので、トフは最後の子供です。トフがお母さんに会うのもおそらくこれが最後です。 お母さんはルアニタ、お父さんはロータス、兄ちゃんのスコット、姉ちゃんのミスュ、ともう1匹(忘れた)と、元の飼い主さんに会いました。