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(犬も一緒だったりする)海外生活

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海外生活のあれこれです。犬も一緒だったりすることもあります。9カ国目の国に滞在中のヨーキーのシアラです。インドネシア生まれです。2キロです。Coton de Tulearの弟トフ… もっと読む
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#ペットロス

犬を食べる事の意味

シアラ(愛犬)の灰と毛をどうしようかとずっと考えていた。(焼く温度を調節して骨を残すなどということはしないので全て灰になった。) アマゾンにはペットの遺骨や遺灰を入れておく瓶やキーホルダーが溢れているけど、そんな金儲けの為の1980円(より高くてもいいけど)の"物"に大事な大事な犬を入れておくことはしたくなかった。物(ゴミ)で溢れかえる両親の家を吐きそうになりながら片つけてから”物”が大嫌いだ。物はいつかはゴミになるんです。 散灰も考えたけど、散灰してしまったら一緒にいら

灰と毛を食べる

物が嫌い。特に両親の家をかたつけてから、形として残る”物”を買うのに抵抗がある。なにを買おうがいつかはゴミになる。どんなに愛着があったものでも結局はゴミになるのを見てきた。断捨離しようとすると「なんでこんなん買ったの?」という物もとても多い。そして、25回(以上)引越しをしてみると、もって動けるものはほんのわずかで、ほとんどの”物”が、実は不必要とわかってる。ほんとうに多くの物を買って、そして捨てて生きてきた。                * だから、今は適当なガラス瓶

一年前の今日

一年前の今日です。シアラがいなくなった辛さは全く癒えない。だんだん癒えるとか、そんなことないのがわかった。同じ辛さと後悔と自責の念と強烈な寂しさを抱えて、そのまま1年が過ぎた。 でもやっぱりトフがいてくれてよかった。トフがいる癒しがシアラのいない辛さを相殺してくれるみたいなかんじ。 −100+80=−20みたいな、、、、 −100はずっと残った。そしてこれからも残るんだろうな。

甘やかしてるつもりはないのに、わがままになってるような気がする犬

あれもしてあげればよかった、これもすればよかった、どうしてあんな事したんだろう、どうして気がつかなかったんだろう、どうして無視したんだろう、どうして、どうして、、、シアラへの後悔が止まらない。 だからトフにはあれもこれもしてあげようと頑張る。ボーンブロスも作ったし、恐ろしくて写真も載せられない鶏もみじのスナックもつくったし、毎朝一緒にジョギングして、毎晩ブラッシングして歯磨きして、後悔しないように頑張ってる。 だからトフには自由に穴掘りもさせてる。もしダニなんかついたりし

とふ

6ヶ月たって、やっとここに戻って何かを書くことができた。いつもいつも一緒だったシアラが急にいなくなるなんて思っても見なかった。12歳の誕生日を迎えたばかりだった。 たぶん心不全で肺水腫をおこして、そして突然旅立った。呼吸が早くなってから15-20時間ぐらいで、苦しんだ時間も長くなかったと思う。最後は私が腕に抱っこしてお散歩しながら私の顔を見て旅立った。 たとえ助かりそうもなくても、日本にいたらきっと延命治療をお願いした気がするし、そうしたら病院で寂しく亡くなったかもしれな